水瀬さんちのお米屋さん

　ぴんぽーん。
「こんにちは、米屋でーす」
　玄関の扉を開けると、そこにいたのは米袋を持った祐一さんでした。
「お帰りなさい、祐一さん」
「違います。俺は祐一ではありません。ケンちゃんです」
　お米屋のケンちゃんですか？　若いのに良くそんなこと知ってますね。祐一さんも男の子という事でしょうか。本当は、ケンちゃんはお米屋さんではなく、洗濯屋さんなのですが。
　祐一さんが私に向かってじゃれついてくるのは珍しいので、ここは、祐一さんの遊びにつきあってあげることにします。
「どうしたんですか？　お米屋さん」
「奥さん。俺、前から奥さんのことが……」
　そう言って、祐一さん…じゃなかった、お米屋さんは、家の中にあがりました。
　突然立ちこめるピンク色の雰囲気に、少しどきどきしつつ、私は頬に手をあて微笑みながら言いました。
「じつは、私もなんです。お米屋さん」
「え？」
　こんな展開は予想していなかったのか、祐一さん――お米屋さんの動きが止まりました。
　そんなことお構いなしに、私はお米屋さんの手を引いて、私の部屋につれていきました。

　こうして、私はおいしくお米屋さんをいただきました。
　それ以来、祐一さんは私がお米を頼むたびに、玄関先でお米屋のケンちゃんになっています。



　ぴんぽーん。
「こんにちは、米屋でーす」
　玄関の扉を開けると、そこにいたのは北川君と米袋を持った祐一さんでした。
「お帰りなさい、祐一さん。北川君」
「違います。俺は祐一ではありません。ケンちゃんです」
「おいおい。ケンちゃん名乗るなら、洗濯物持ってないと駄目だろう？　米屋ならケンちゃん名乗る必要ないだろう？　まったく、漢のロマンを解さない奴め」
　お米屋のケンちゃんですか？　若いのに良くそんなこと知ってますね。祐一さんも北川君も男の子という事でしょうか。しかも、北川君は駄目だしまでしています。祐一さんにその手のものを教えているのは、北川君に間違いないようです。
　まあ、それはそれとして、祐一さんが私に向かってじゃれついてくるのは珍しいので、ここは、北川君がびっくりするかもしれませんが、祐一さんの遊びにつきあってあげることにします。
「どうしたんですか？　お米屋さん」
「奥さん。俺、前から奥さんのことが……」
　そう言って、祐一さん…じゃなかった、お米屋さんは、家の中にあがろうとしましたが、
「カット！　駄目だ駄目だ相沢。迫るなら、もっとエロを全面に押し出さないと」
　突然、映画監督のように演技指導を始める北川君。
　やらなきゃよかったなーと、ちょっと後悔した顔をしながら、話を聞いてる祐一さん。
「いいか、オレのを見てろよ？」
　そういうと、北川君は私の方を向きました。
「奥さん。オレ、前から、オレ、奥さんのことが……」
　確かに、祐一さんに比べると、やりたいというオーラがひしひしと伝わってきます。
　突然立ちこめるピンク色の雰囲気に、祐一さんはぴくりとも動かず、北川君――お米屋さんのことを見ています。
　そんな中、私は頬に手をあて微笑みながら言いました。
「じつは、私もなんです。お米屋さん」
「「え？」」
　こんな展開は予想していなかったのか、北川君――お米屋さんの動きが止まりました。
　祐一さんもびっくりしたように、私の方を見ています。
　そんなことお構いなしに、私はお米屋さんの手を引いて、ついでに祐一さんも一緒に、私の部屋につれていきました。

　こうして、私は若いツバメを美味しくいただきました。
　それ以来、２羽の若いツバメは、しばしば、私に食べられにきます。



　ぴんぽーん。
「こんにちは、米屋でーす」
　玄関の扉を開けると、そこにいたのは名雪と米袋を持った祐一さんでした。
「お帰りなさい、祐一さん。名雪」
「違います。俺は祐一ではありません。ケンちゃんです」
「なにいってるんだよ。祐一」
「俺は祐一ではない。ケンちゃんだ」
　お米屋のケンちゃんですか？　若いのに良くそんなこと知ってますね。祐一さんも男の子という事でしょうか。本当は、ケンちゃんはお米屋さんではなく、洗濯屋さんなのですが。
　祐一さんが私に向かってじゃれついてくるのは珍しいので、ここは、名雪がびっくりするかもしれませんが、祐一さんの遊びにつきあってあげることにします。
「どうしたんですか？　お米屋さん」
「奥さん。俺、前から奥さんのことが……」
　そう言って、祐一さん…じゃなかった、お米屋さんは、家の中にあがりました。
　突然立ちこめるピンク色の雰囲気に、名雪はあきれた顔で、祐一さん――お米屋さんのことを見ています。
　そんな中、私は頬に手をあて微笑みながら言いました。
「じつは、私もなんです。お米屋さん」
「「え？」」
　こんな展開は予想していなかったのか、祐一さん――お米屋さんの動きが止まりました。
　名雪もびっくりしたように、私の方を見ています。
　そんなことお構いなしに、私はお米屋さんの手を引いて、ついでに名雪も一緒に、私の部屋につれていきました。

　こうして、私はおいしい親子どんぶりをお米屋さんに食べてもらいました。
　それ以来、名雪は癖になったようで、水瀬家では毎日のように親子どんぶりが振る舞われています。



　ぴんぽーん。
「こんにちは、米屋でーす」
　玄関の扉を開けると、そこにいたのは栞ちゃんと米袋を持った祐一さんでした。
「お帰りなさい、祐一さん。こんにちは、栞ちゃん」
「違います。俺は祐一ではありません。ケンちゃんです」
「わ、ケンちゃんなんですか？　祐一さんも男の子なんですね」
「おう、俺は祐一ではない。ケンちゃんだ」
　栞ちゃん、若いのに、しかも女の子なのに良くそんなこと知ってますね。
　栞ちゃんの口調だと、本当は、ケンちゃんはお米屋さんではなく、洗濯屋さんだということもわかっている感じです。
　祐一さんが知っているのは、やはり男の子という事でしょうか。
　まあ、それはそれとして、祐一さんが私に向かってじゃれついてくるのは珍しいですし、栞ちゃんの期待に応えるためにも、祐一さんの遊びにつきあってあげることにします。
「どうしたんですか？　お米屋さん」
「奥さん。俺、前から奥さんのことが……」
　そう言って、祐一さん…じゃなかった、お米屋さんは、家の中にあがりました。
「この後は、奥さんとめくるめく官能の嵐ですね。楽しみです」
　栞ちゃんはきらきらとした目で、私たちのことを見つめています。
　そんな栞ちゃんの様子に、祐一さんはやらなければ良かったと、ばつが悪そうな顔をしてこちらを見つめています。
　そんな祐一さんが妙にかわいくて、祐一さんを思いきりかわいがりたくなってしまいます。
　私は頬に手をあて微笑みながら言いました。
「じつは、私もなんです。お米屋さん」
「「え？」」
　こんな展開は予想していなかったのか、祐一さん――お米屋さんの動きが止まりました。
　栞ちゃんもびっくりしたように、私の方を見ています。
　そんなことお構いなしに、私はお米屋さんの手を引いて、ついでに栞ちゃんも一緒に、私の部屋につれていきました。

　こうして、私は洗濯屋ケンちゃんの実演をし、栞ちゃんにじっくり鑑賞してもらいました。
　それ以来、栞ちゃんはよく、私の元にお米屋ケンちゃんの再放送のお願いをしに来ます。



ぴんぽーん。
「こんにちは、米屋でーす」
　玄関の扉を開けると、そこにいたのは香里ちゃんと米袋を持った祐一さんでした。
「お帰りなさい、祐一さん。こんにちは、香里ちゃん」
「違います。俺は祐一ではありません。ケンちゃんです」
「相沢君、違ってるわよ。お米屋の場合は団地妻。ケンちゃんは洗濯屋よ」
「うぐぅ。何で香里はそんなこと知ってるんだよ？」
「情報というのは、どんな些細でくだらないことでも集めておくことが重要なのよ」
　さすが香里ちゃん、良いことを言います。
　もっと重要なのは、その集めた情報の取捨選択なのですが。
　香里ちゃんならそんなこと充分にわかっていると思いますけど。
そんなことを考えていると、
「この耳年増め」
　ぼそりと祐一さんがつぶやきました。
　その声が聞こえなかったのか、私に向かってにっこりと微笑む香里ちゃん。
　でも、その目は笑っていませんでした。　思い切り聞こえているようです。
　まあ、それはそれとして、祐一さんが私に向かってじゃれついてくるのは珍しいので、ここは、香里ちゃんがびっくりするかもしれませんが、祐一さんの遊びにつきあってあげることにします。
「それで、どうしたんですか？　お米屋さん」
「奥さん。俺、前から奥さんのことが……」
　そう言って、祐一さん…じゃなかった、お米屋さんは、家の中にあがりました。
「ぐわぁ…」
　一瞬立ちこめたピンク色の雰囲気が、祐一さんの悲鳴と共に霧散します。
　原因はもちろん香里ちゃん。
　手に何かがいっぱい詰まった白いニーソックスを持っています。
「あら、メリケンサックじゃないのね？」
　香里ちゃんの持つ武器はとげ付きメリケンサック。
　お話を書く作家さんの中では暗黙の了解になっているはずです。
　「私は、か弱い女の子ですよ。メリケンサックなんか持ってないじゃないですか」
　すごく不本意そうな顔で、香里ちゃんは私に言いました。
「じゃあ、それは？」
「雪の詰まった靴下です。前に読んだ本で、コインのいっぱい詰まった靴下が武器になるのを知ったので。
一度試してみたかったんです。百聞は一見にしかずって言いますし」
　香里ちゃんは気絶した祐一さんを見ながら、本当に嬉しそうな顔で私に微笑みました。



　ぴんぽーん。
「こんにちは、米屋でーす」
　玄関の扉を開けると、そこにいたのは真琴と米袋を持った祐一さんでした。
「お帰りなさい、祐一さん。真琴」
「違います。俺は祐一ではありません。ケンちゃんです」
「なにいってるのよ。祐一」
「俺は祐一ではない。ケンちゃんだ」
　お米屋のケンちゃんですか？　若いのに良くそんなこと知ってますね。祐一さんも男の子という事でしょうか。本当は、ケンちゃんはお米屋さんではなく、洗濯屋さんなのですが。
　祐一さんが私に向かってじゃれついてくるのは珍しいので、ここは、真琴がびっくりするかもしれませんが、祐一さんの遊びにつきあってあげることにします。
「どうしたんですか？　お米屋さん」
「奥さん。俺、前から奥さんのことが……」
　そう言って、祐一さん…じゃなかった、お米屋さんは、家の中にあがりました。
　突然立ちこめるピンク色の雰囲気に、真琴がぽつりと呟きました。
「祐一って、熟女が好みだったのね」
　言ってくれますね、真琴。確かに、真琴や名雪の若さには負けますが、熟女と言われるのは、何か負けた気がします。
　その言葉のお返しは、後でたっぷりとするとして、とりあえず、私は頬に手をあて微笑みながら言いました。多分こめかみに青筋が浮かんでいたでしょうが……。
「じつは、私もなんです。お米屋さん」
「「え？」」
　こんな展開は予想していなかったのか、祐一さん――お米屋さんの動きが止まりました。
　真琴もびっくりしたように、私の方を見ています。
　そんなことお構いなしに、私はお米屋さんの手を引いて、当然のごとく真琴も一緒に、私の部屋につれていきました。

　こうして、私は初めて異種族との交歓を体験しました。
　それ以来、真琴はバター狐として水瀬家みんなにかわいがられています。



　ぴんぽーん。
「こんにちは、米屋でーす」
　玄関の扉を開けると、そこにいたのはあゆちゃんと米袋を持った祐一さんでした。
「お帰りなさい、祐一さん。こんにちは、あゆちゃん」
「違います。俺は祐一ではありません。ケンちゃんです」
「え？　祐一君、お米屋さんだったの？」
「俺は祐一ではない。ケンちゃんだ」
　お米屋のケンちゃんですか？　若いのに良くそんなこと知ってますね。祐一さんも男の子という事でしょうか。本当は、ケンちゃんはお米屋さんではなく、洗濯屋さんなのですが。
　祐一さんが私に向かってじゃれついてくるのは珍しいので、ここは、あゆちゃんがびっくりするかもしれませんが、祐一さんの遊びにつきあってあげることにします。
「どうしたんですか？　お米屋さん」
「奥さん。俺、前から奥さんのことが……」
　そう言って、祐一さん…じゃなかった、お米屋さんは、家の中にあがりました。
「…うぐぅ」
　突然立ちこめるピンク色の雰囲気に、あゆちゃんは顔を真っ赤にして、うめきました。
　その様子はほんとにかわいくて、あゆちゃんを思いきりかわいがりたくなってしまいます。
　私は頬に手をあて微笑みながら言いました。
「じつは、私もなんです。お米屋さん」
「「え？」」
　こんな展開は予想していなかったのか、祐一さん――お米屋さんの動きが止まりました。
　あゆちゃんもびっくりしたように、私の方を見ています。
　そんなことお構いなしに、私はお米屋さんの手を引いて、当然のごとくあゆちゃんも一緒に、私の部屋につれていきました。

　こうして、私は先生となり、あゆちゃんに手取り足取り腰取りお勉強を教えてあげました。
　それ以来、あゆちゃんは本当によく私の元にお勉強をしに来ます。



ぴんぽーん。
「こんにちは、米屋でーす」
　玄関の扉を開けると、そこにいたのは倉田さんと米袋を持った祐一さんでした。
「お帰りなさい、祐一さん。こんにちは、倉田さん」
「違います。俺は祐一ではありません。ケンちゃんです」
「違います。秋子さん、私はカレー屋のチャコちゃんです」
「え？」
　突然の倉田さんの言葉に祐一さんはびっくりして、倉田さん――チャコちゃんを見つめました。
　祐一さんは洗濯屋は知っていても、カレー屋は知らないようです。
　やっぱり男の子という事でしょうか。
　しかし、洗濯屋をカレー屋で返すとは、さすが倉田さん、物事を無難な方向に返すところなんかは、お父様そっくりです。
「じゃあ、お台所借りますねー」
　そう言って、倉田さん――チャコちゃんは中に入っていきました。
　お米屋さんを出すことで、ピンク色の何かを期待したであろう祐一さんの背中は、本当に本当に寂しそうでした。



　ぴんぽーん。
「こんにちは、米屋でーす」
　玄関の扉を開けると、そこにいたのは天野さんと米袋を持った祐一さんでした。
「お帰りなさい、祐一さん。こんにちは、天野さん」
「違います。俺は祐一ではありません。ケンちゃんです」
「違います。私は、天野ではありません。私の名前は、相沢です。先ほど籍を入れてきました。」
「あらら、それはお祝いしないといけないですね」
「ありがとうございます。これで、名実ともに、祐一さんの奥さんです」
「ちょっとまて！　誰と誰の婚姻届を出したって？」
「今の話を聞いていなかったんですか？　しょうがないですね。でもそう言う、人の話をあまり聞かないところも、祐一さんの魅力の一つですし。私は気にしませんよ」
「俺の呼称がさりげなく変わってるのは良いとして、やっぱり、俺と天野の婚姻届か？」
「他に誰と誰が？　祐一さんと秋子さんが籍を入れるとでも言うのですか？」
「了承」
「「え？」」
　こんな展開は予想していなかったのか、祐一さんの動きが止まります。
　天野さんもびっくりしたように、私の方を見ています。
　そんなことお構いなしに、私は祐一さんの手を引いて、当然、天野さんを置き去りにして、役所へと向かいました。

　こうして、私は祐一さんの妻となり、あつあつの日々を送っています。



　ぴんぽーん。
「こんにちは、米屋でーす」
　玄関の扉を開けると、そこにいたのは米袋を持った祐一さんでした。
「お帰りなさい、祐一さん」
「違います。俺は祐一ではありません。ケンちゃんです」
　お米屋のケンちゃんですか？　若いのに良くそんなこと知ってますね。祐一さんも男の子という事でしょうか。本当は、ケンちゃんはお米屋さんではなく、洗濯屋さんなのですが。
　祐一さんが私に向かってじゃれついてくるのは珍しいので、ここは、祐一さんの遊びにつきあってあげることにします。
「どうしたんですか？　お米屋さん」
「奥さん。俺、前から奥さんのことが……」
　そう言って、祐一さん…じゃなかった、お米屋さんは、家の中にあがりました。
　突然立ちこめるピンク色の雰囲気に、少しどきどきしつつ、私は頬に手をあて微笑みながら言いました。
「じつは、私もなんです。お米屋さん」
「え？」
　こんな展開は予想していなかったのか、祐一さん――お米屋さんの動きが止まりました。
　そんなことお構いなしに、私はお米屋さんの手を引いて、私の部屋につれていこうとしました。
　次の瞬間、突然玄関のドアが開き、木刀を持った舞ちゃんがお米屋さんを殴り倒しました。
　不意をつかれたお米屋さんは、白目を剥いて倒れています。
　せっかくお米屋さんをたべられると思っていたのにと、少し非難がましい目で舞ちゃんをみると、舞ちゃんはぽつりと言いました。
「……私は間男を討つ者だから」

fin

あとがき

どうも、初めての人は初めまして、２回目以降の人はお久しぶりです。琴吹です。
今回、お題が出る前に、こちらで決めていたことは、
今回お題発表前に、考えていたのは、佐祐理、名雪、秋子をメインとしない。
極力、あゆをメインとして、話を考えるの２つでした。で、お題が「玄関」
それで浮かんだのが、舞の部分です。それだけでは、寂しいので、他のメインヒロインも考えて……というわけで、こんな話になりました。
今回書いてるときに目指したのは定型繰り返しと、勢い。
文章は極力同じにし、繰り返す事によって、笑いの破壊力をためていこう。という感じでした。うまく行ったかわかりませんが。
５人の中で、難しかったのは、栞とあゆでした。
名雪と真琴はすぐにネタが思いついたのですが。

本当はフルキャストでできればよかったのですが、佐祐理さんとか久瀬とネタが思いつきませんでした、そのうち書きたいなとは思っています。
今回は一つでもにやりとしてもらえれば、作品としては成功かなと思っています。


ということで、がんばって、メインキャストVerを作りました。さすがに、久瀬とか斉藤は無理でした。まあ、上記二人は本当におまけなので、いいかあと思いつつも、水瀬さんちだと、久瀬はメインキャストなので、どうしようかなあと。
でも、久瀬で書くことはないでしょうね。
ちょっと長すぎてだれるかなと思いましたが、全員出す方がいいだろうと言うことで、この形になりました。一つでも、笑ってもらえたら、幸いです。

2004/12/26　Ver.1.00　完成
2005/05/06　Ver.2.00　完成