ブルーフォレストストーリーＤＥ リプレイ
「スイカの名産地」
ＧＭ：えっと、今日は８月？
プレイヤーＡ：９日。
プレイヤーＢ：９日でござーい。
プレイヤーＣ：１５月３６日。
プレイヤーＤ：１５月か。
ＧＭ：８月９日土曜日です。それじゃ、キャラクターの紹介から。左隣から。
プレイヤーＡ：俺？ はいはい。フリーチ・エランソデュオと言う名前。出身、貴人の剣士やってます。１６歳。特技は礼儀作法、踊り、騎乗（以降、フリーチ）。
プレイヤーＤ：そこまで言うの。
フリーチ：いや、何となく。基本的には慇懃無礼で中身が、性格が変。
ＧＭ：次どうぞ。
プレイヤーＥ：はい。担当キャラはサシャっす。１９の女性で、元は小回りだけど、何故か侍女をやっているというちょっと変わり者の奴です。特技は海賊出身だけあって（以降、サシャ）。
プレイヤーＤ：海賊？
サシャ：義賊っぽいけど、操船とか遠視、たまには暇つぶしの彫刻なんかもできます。
プレイヤーＢ：。キャラクター名はギーニ・グリニーダ。女性、１８歳。えっと、何だっけな。これまで遊牧の次。今は武僧です。特技、強さ評価に歌唱（以降、ギーニ）。
フリーチ：武僧の女って、武尼僧って言うんだって。かっこ嘘。そんなわけはない。
ギーニ：まあよろしく。
プレイヤーＤ：担当キャラクターはリスティルと言う女性キャラクター。クラスは法師。これから魔法をばんばん覚えるので、法師なのに何故か天精招来を持っているのは前の物で取っていたからである。以上（以降、リスティル）。
プレイヤーＣ：カイエン、剣士、終わり（以降、カイエン）。
ＧＭ：カイエンって、ＦＦ６の武士キャラの名前と同じじゃん。
フリーチ：めちゃくちゃな名前言われたらどうするつもりだったんだ。
ＧＭ：名前確認します。もう一度。じゃあ、今度は反射順に並んで貰いましょうか。
カイエン＆サシャ：１５。
ギーニ：１７。
リスティル：１６。
フリーチ：にやり、１８。やったー、一番だ。
カイエン：超バランスタイプ。
サシャ：こっちも。
ＧＭ：ハイ、じゃあ反射一番は。
フリーチ：１８。
ＧＭ：フリーチ。
ギーニ：えっと、反射１７ね。
ＧＭ：名前は。
ギーニ：ギーニ。
ＧＭ：はい。
サシャ：サシャ。
ＧＭ：反射は。
サシャ：１６。
リスティル：はい、リスティル、法師。反射１６。
カイエン：カイエン、剣士、１５。
ＧＭ：えっと、僕のＮＰＣはフアルと言いまして、術士です。地呪を扱えますが、攻撃魔法はまだ持っていません。
カイエン：今回は魔法系統が多い。
フリーチ：２人だ。
ＧＭ：癒しの炎で味方を守ります。本当は攻撃呪文が持ちたかったんだけど。
カイエン：癒しの炎か。
フリーチ：患部に生温かい炎を当てて癒すらしい。
カイエン：え、傷口に焼けた鉄串を。いや、何でもない。
ギーニ：それは切り傷とかにきくのかな。
フリーチ：きくのかな、痛いとは思うけど。
ＧＭ：それじゃ始めますよ。
フリーチ：いいよ。
カイエン：おりゃ。
ギーニ：よっしゃ。
リスティル：はーい。
ギーニ：Ｙｅｓ，Ｉ ｄｏ。
ＧＭ：それじゃ、君達は何らかの冒険によってもう仲間になっている物とします。
リスティル：はい。
フリーチ：と言う事は、私の貴人としての性格は皆に伝わっていると。
ＧＭ：まあ、それなりの信頼関係があると思っていて下さい。
カイエン：それなりってところがいいな。
フリーチ：それなり。
ＧＭ：まあ、それ以上の物を構築するかどうかは各プレイヤーと相談して下さい。で、とりあえずカイエンとフアルの所ではとりあえず、幼なじみ？
カイエン：って言うか、同郷って言うか。
ＧＭ：同郷でいいのかな。旅仲間って感じになっています。昔っからって事らしい。
フリーチ：素直に幼なじみと言いなさい。
カイエン：いいじゃないか。
ギーニ：いいな、お金いっぱい持ってる。
フリーチ：見るな。これは隠して持っているんだ。
ギーニ：後でぼとぼと落ちるんだ。どこかで。
ＧＭ：今回の反射は最高が１８、最低が８だね。
サシャ：でも、隠してても丸見えだよ。そんな重い物を。
フリーチ：宝石と言う物は、小さくても価値があるのだ。
カイエン：いいか、何も落とす物がない。アイテムなし。
サシャ：こっちもなし。
フリーチ：出身は何。巡礼か。５銀貨はもらえるはずだ。
カイエン：防具買わずに戦盾買ったから。
フリーチ：俺、知恵と自制の分の銀貨足してなかった。後２７銀貨増える。
リスティル：おい。
サシャ：うわ。
ＧＭ：えっとですね。場所はとりあえず、海の方とします。
サシャ：やっぱり海はいいな。
カイエン：すーはーすーはー。海王様ーー。
サシャ：はーーい。
ＧＭ：えっと、今、君達は道を歩いているんだけど辺り一面スイカ畑が広がっている。
フリーチ：私は馬に乗っている。
リスティル：のどかだな。
サシャ：スイカか。
カイエン：………。（舌なめずりをしている）
フリーチ：スイカと聞いたとたんに舌なめずりをされても困るのだが。
カイエン：ジョークです。
サシャ：林檎とか梨とか。
フリーチ：それよりはましかな。
ＧＭ：ここで靴紐を結ぶと怒られる。きっと。
サシャ：なるほど。
フリーチ：私は馬の上だからその様な事はしない。皆も遅れないようについてくるように。
ＧＭ：えっと、時刻は夕暮れ時だね。
カイエン：どこなんだ。
フリーチ：街は近いのか。
ＧＭ：もう、すぐ前方には村が見えます。
フリーチ：なるほど。
カイエン：今夜はあそこか。
リスティル：今夜はあそこか。
フリーチ：野宿じゃなくて良かった。私は野宿はまだ苦手で。
サシャ：ふあぁぁ。そろそろ眠くなってきました。
カイエン：ちょうど良かった。
フリーチ：宿を取りましょう。
ＧＭ：えっとですね、君達が宿に入りますとね。一般的な宿屋兼酒場みたいな感じ。ちっちゃな村だけど、娯楽施設と言う事で、まあ、宿はどっちかって言うと。
フリーチ：酒場はあると。
ＧＭ：おまけみたいになっているという感じ。宿泊施設と言うよりは、酒場がメインになっている。
フリーチ：では、丁重に頼まねば。我々は、旅人なのだが、宿にも使えると聞いた。
カイエン：一番安い部屋。
フリーチ：こいつがな。
ギーニ：やっすいっへやっですー♪。
リスティル：個室でお願いします。
カイエン：安い部屋。
フリーチ：婦女子は仕方があるまい。と言うわけだ。頼む。
サシャ：私は構わないけどねって言います。
ＧＭ：ハイ。それでですね。そうだね。基本的にここの料理は海辺ならではの。
カイエン：シーフード。
ＧＭ：そう言った物が出てくるし。後、スイカの名産地と言う事で、スイカのフルコースみたいなのもある。
フリーチ：スイカの名産地。それを言おうと思っていたのだ。
カイエン：スイカの名産地か。
ギーニ＆カイエン：スイカの名産地―♪。
フリーチ：フルコース………。珍しいな。主人。
カイエン：スイカの中身くりぬいて。で、皮に細工して。
ギーニ：ほう。
サシャ：スイカの名産地だ。
ギーニ＆カイエン：なーかーよーしーこーよーし、スイカの名産地―♪。
リスティル：やめんか。
カイエン：スーイーカーのー名産地ー♪。
ギーニ：いや、歌唱取っているから………。
カイエン：おお、歌唱。さすがだ。
フリーチ：と言う事は、この酒場で歌っているのか。
サシャ：歌唱は知らないよ。
カイエン：おう。
ギーニ：スイカの名産地―♪。
フリーチ：ノリのいい酒場だ。
リスティル：お金は………。
フリーチ：お前は金のことばかり。卑しいぞ。
カイエン：じゃあ、ここは一つ。
サシャ：自分のために金を稼ぐのやめよう。
ギーニ：スイカの名産地―♪。
ＧＭ：武僧がお金を稼いでもいいんですか。
サシャ：普通は商売してる人に聞かなきゃ。
フリーチ：武僧は………まあ………。私は良くはわからない。
ギーニ：ははは。
リスティル：まあ、騒ぎが大きくならないように。
カイエン：しかし………。宿代は足りるのだろうか。
フリーチ：一応１００銀貨貰ったんでしょう。一応。
リスティル：報酬ね。
カイエン：それで、１００銀貨そのまま戦盾に使った。後は何も使ってないから、７５銀貨はそのまま残っている。
フリーチ：あうー。
サシャ：２３銀貨。
ギーニ：２７銀貨。
カイエン：手袋も足あても何もしてない。
フリーチ：剣士だからいいよ。
ＧＭ：３銀貨ぐらいで泊まれるんかい。
フリーチ：えっと、２０銀貨。
カイエン：雑魚寝だ。
ＧＭ：結構高いね。
カイエン：カウンターでも椅子でもいいや。
フリーチ：馬小屋？
ギーニ：えっと、じゃあ、宿代代わりに歌います。スイカの名産地―♪。
カイエン：おーー。
ＧＭ：それは………。
フリーチ：まあ、盛り上がれば多分許してくれると思う。
ＧＭ：それは一応ロールを振って貰おう。
フリーチ：あ、だが、これは特技だ。
ギーニ：特技だよーん。
ＧＭ：それでも一応。
ギーニ：特技だよーん。
ＧＭ：うまいからと言って、お金がもらえるとは限らないんだからロールを振って貰うんだよ。
ギーニ：ちょっと待った。それなら、私の踊りもあわせよう。と言うわけで、私の踊りも併せて。
カイエン：じゃあ、ここは一つ私の水泳で。
フリーチ：この卑しい者達のために。
リスティル：じゃあ、私も一つ………。
サシャ：何か彫るから勘弁してよ。
ＧＭ：じゃあ、ここで稼ぐんだったら。
リスティル：上がりを？
ＧＭ：５０銀貨先に払ってもらえますか。
フリーチ：なるほど。
リスティル：ギャンブルだ。
ギーニ：保証金ですか。
ＧＭ：所場代だ。
ギーニ：ショバ代？
フリーチ：だが、農民だろう。それほど金が儲かるとは限らないよ。
ギーニ：払えません。
一同：………。
フリーチ：単に宿代に換えてもらいたいだけなのだが。宿は副業と聞いている。
ＧＭ：まあ、そうですね。娯楽もない村ですから。
ギーニ：スイカの名産地―♪。
リスティル：その歌で………。
フリーチ：その歌で宿を取ろうというのか。何となくな………。
リスティル：無理があると思います。
ＧＭ：えっと、そうですね。じゃあ、別の曲を一曲歌ってもらえますかね。
リスティル：さあ、ここでカラオケを。
フリーチ：なるほどな。じゃあ、誰か後ろで。
ＧＭ：さあ、実際歌って貰おうか。何でもいいから。
カイエン：こういう雰囲気にそぐう物を。
フリーチ：なるほど。じゃあ、シーンと静まり返って。
カイエン：ドナドナとか。
フリーチ：ドナドナ………。嫌な歌だ。
ギーニ：やだ。ダメだこりゃ。
カイエン：大岡越前のオープニングとか。
ギーニ：あれはルルルとしか言ってないじゃないか。
ＧＭ：ほら、歌わないの。歌わないとあれだよ。
カイエン：海辺と言えばいろいろあるじゃないか。
ギーニ：海辺？
フリーチ：海辺か。
リスティル：我は海の子とか。
フリーチ：なるほど。
カイエン：ｓｕｒｆ ｉｎ ｔｈｅ Ｕ．Ｓ．Ａとか。
フリーチ：ブルフォレっぽくない。
リスティル：加山雄三系とか。
カイエン：うん。きーみーをみつーけたーー♪ って。
ＧＭ：そうそう。
カイエン：こーのーーなぎーさーにーー♪。
ＧＭ：フルコーラスとは言わないからちゃんと歌って欲しい。
カイエン＆ギーニ：ひーとーーりたたーずみーー、おーもーーいーだーすーー♪。
フリーチ：だめだな。
リスティル：これはダメね。
フリーチ：あきらめる事はない。フルコーラスじゃない。
ギーニ：１番終わった？
カイエン：うん。
ＧＭ：じゃあ、評価はお客さんに決めて貰いましょうって言って。
カイエン＆フリーチ：わー。
リスティル：ぶー。
ＧＭ：いいと思った人は拍手をして下さい。
カイエン＆ギーニ：（拍手）。
フリーチ：歌った奴らばっかり。うーむ。
ＧＭ：まあ、過半数いたと言う事で。
フリーチ：ああ、なるほどね。
ギーニ：スイカの名産地ー♪。
リスティル：それはやめろ。
フリーチ：やめろー。
カイエン：それはやめろ。
ＧＭ：じゃあ、宿代に換えてもらえる。
フリーチ：俺は金を払おう。
リスティル：そうですね。
サシャ：私は置物を置いていきます。
ＧＭ：置物、木彫りのちゃんとした置物？
サシャ：そうです。
ＧＭ：もう作ってるの。
サシャ：今から作ります。
ＧＭ：それは、普通………。木彫りって時間がかかるぞ。
カイエン：一刀彫じゃないんだから。
サシャ：一刀彫か。
ＧＭ：まあいいや。じゃあ、何とか君達は何とか。
カイエン：やったー、ただだ、ただだ。
ＧＭ：宿屋に泊めて貰うことになりました。
カイエン：やったー。
フリーチ：歌った奴ら以外は別に金を払う。
ＧＭ：ただし、素泊まりだぞ。
カイエン：うっ。
フリーチ：１食付くんじゃなかったか。
カイエン：仕方がない。食事は自炊だ。
ＧＭ：でも、あの歌で食事をつけるほど甘くないと思う。
リスティル：そうだね。
フリーチ：俺は金を払ったから。
カイエン：あれで？ いい歌じゃないか。
フリーチ：いい歌なのは認めるが。歌った連中が。
ＧＭ：だって、途中で笑い入ったし。歌うんだったらまじめに歌わないと。
フリーチ：ほほう。なかなか。
カイエン：こっちは笑わずにバックコーラスしたけどね。
ＧＭ：バックコーラス、主役じゃないもん。
カイエン：まあね。
フリーチ：まあ、そう言う事らしいよ。
カイエン：仕方ない。
フリーチ：とにかく、うまい飯でも食わせて貰おう。
ＧＭ：ハイ。
カイエン：自炊するか。
ＧＭ：食事は、お刺身とか、主に日本の海鮮料理を思い出して下さい。後、スイカ料理として、スイカの天ぷらとかスイカの刺身とか、スイカのお造りとか。そう言うのがあります。
フリーチ：主人、それはまずそうだ。私はいらない。
カイエン：やはり男としては、冒険してみるしか。
ＧＭ：まずいとは失礼な。
フリーチ：だったら、私に試食させてくれるとでも言うのか。
ＧＭ：試食したいんですか。いいですよ。
フリーチ：ほほう、大した自信だ。作ってみろ。
ＧＭ：作りました。結構いけます。
フリーチ：主人、貴様なかなかやるな。
ＧＭ：うちはこう見えても酒場をやっているんだから、旦那。
フリーチ：奇をてらっただけの物もあるからな。
ＧＭ：うちは酒場もやっているんですから。まずい物なんて出しませんよ。
カイエン：何だかんだ言っても、あれも手かもしれないな。
リスティル：そうですね。まあ、私は普通のを頼みましょう。
カイエン：普通の魚料理を頼もう。おい、親父。
ギーニ：おっさっかっなくっわっえったっどっらっねっこっ♪。
フリーチ：ま、みんな食え。これはうまいぞ。
カイエン：もう普通の物を。
フリーチ：これは私のおごりだというわけで一品頼みます。
ＧＭ：３ＳＰぐらいかな。
フリーチ：わかった。じゃあ、一皿ずつ頼む。
ギーニ：みんなが笑ってるー♪ おひさまも笑ってるー♪。
カイエン：歌はもういいんだ。飯を食え。
フリーチ：いつまで歌ってる………。相変わらず歌が好きだな。
カイエン：これは刺身だ、これは刺身だ、これは刺身だ………。
リスティル：だって、気持ち悪いんですもの。
ＧＭ：そうやって君達がくつろいでいるとですね。お店がちょっとすいてくるかな。
フリーチ：そろそろ寝る時間かな。
ＧＭ：机にちょっと空きが入っているという感じです。まあ、食べ終わって、疲れたからちょっと家でのんびりしたいという人は休もうって言う感じかな。でも、騒ぎたいという人いっぱいいるからまだ結構あるんだけど。
フリーチ：ああ、忘れていた。馬の世話を頼みたい。
ＧＭ：ハイ、わかりました。馬の世話ですね。君達がそうやってしばらくくつろいでいるとですね。５０ぐらいの男の人がやってきますね。
カイエン：そこの酒場の方で？
フリーチ：うちらのほうに？ こっちに近づいてきたらしい。
ＧＭ：えっとね。
リスティル：先に休んでいる。
カイエン：まだ食ってる。
フリーチ：じゃあ、今このテーブルには４名いる。
ＧＭ：えっと、旅の方ですね。雇われてはくれませんかという風に言うよ。
フリーチ：ほう、このような時間に。いったい何のようだ。
カイエン：きらーん。
ＧＭ：最近、うちの畑に２．３日前から泥棒が入るようになりましてね。
カイエン：泥棒？
ギーニ：あら、それは大変です。
フリーチ：スイカ泥棒と言う訳か。
ＧＭ：そうなんです。で、もしよければ捕まえて欲しいのですが。
フリーチ：村の者では手に負えないと言う訳か。
ＧＭ：まだ２．３日前って言うことなので、よくわからないんですけど。
カイエン：泥棒ね。
ＧＭ：ちょっと不審な点があるので、あなた方のような旅人に任せた方がいいかと思いまして。
カイエン＆ギーニ：不審な点。
ギーニ：と言うのは何なのですか。
フリーチ：のせられているぞ。報酬の話はどうなっているんだ。
ギーニ：一応、話を途中まで聞いてから。
フリーチ：それで断れた試しはないのだがな。まあいいや。
ギーニ：わかりました。
フリーチ：じゃあ、話を聞こう。
ギーニ：話を一通り聞いた後に、わかりました。では断らせていただきますと。
フリーチ：鬼だな。それでも武僧か。
ＧＭ：狙われるのは海に面した畑で、夜中のうちにスイカが多いときには１０個以上取られているんですよね。
フリーチ：すごい個数だな。
ＧＭ：そして、その周りの地面にはぬるぬるとした感触が残っているんです。
カイエン：ぬるぬる………。
フリーチ：いろいろいやな事があるけど。
ギーニ：しかし、ぬるぬるというのはやはり、物の怪の仕業ですかね。
フリーチ：怪物と言えばいいだろう。まあいい。そうだな。怪物めいてはいるな。そう言うことなら引き受けても構わないか。村の人には手に余るかもしれないし。
サシャ：奇抜な事をする奴は許せないな。
フリーチ：いや、奇抜というか………自生してるんなら………。まあ、教養の高さが邪魔をするだけだ。気にしないでくれ。
カイエン：盗みを働いている身で。
ＧＭ：じゃあ、引き受けてもらえますか。
ギーニ：報酬はいかほどに。
ＧＭ：えっと、そうですね。皆さんで３金貨でどうですか。
カイエン：お引き受けします。
フリーチ：早いな。
ギーニ：３金貨ですか。
フリーチ：それに成功報酬という物をつけてくれないか。
ＧＭ：わかりました。じゃあ、成功報酬は後で、できる限りの物を用意します。
ギーニ：必要経費はいかほど。
ＧＭ：何か必要ですか。
ギーニ：もし、それが物の怪の類だとすると、倒すのにも時間とか。現物で支給だろう。………それでよろしいでしょうか。
ＧＭ：そうですね、網とかの類だったらこちらにもありますから。
ギーニ：わかりました。それではお引き受けします。
フリーチ：そうだな。
ギーニ：じゃあ、あなたのお名前を。
ＧＭ：私はオーエンと申します。
ギーニ：おーえん？
フリーチ：オーエンか。幽霊みたいな名前だな。
リスティル：君の親戚か。
カイエン：親戚かな。私はカイエンと申します。
フリーチ：全然違うじゃん。エンしか同じじゃない。
カイエン：よもや縁があるという事だ。
フリーチ：………貴様。
ＧＭ：その報酬は、一応１日につきと言う事で。
フリーチ：良く考えたら、そんなに長く滞在している訳にもいかないな。それはありがたい申し出だ。３日間の間だけ護衛をすればいいのか。
カイエン：１日３金貨と言う事は、１年で………。
リスティル：バキッ。でもここにはいない。
フリーチ：上の方で、何だか物音がするな。
カイエン：寝相悪いな。
ギーニ：それでは、今晩はどうしましょうか。
ＧＭ：今晩から早速お願いします。
ギーニ：そうですか。じゃあ、一人起こしてこなくてはいけませんね。
カイエン：起こしてくれ。
ギーニ：おーい。
リスティル：誰が来たの。
サシャ：リスティル、起きてるの？
ギーニ：こんこん。
リスティル：何、うるさいわね。
サシャ：お仕事、お仕事。
リスティル：仕事？ 明日にならないの。
サシャ：引きうけちゃったんだからだめ。
ギーニ：だめ。
リスティル：もしかして、あたし抜きで勝手に話を進めちゃったわけ。
サシャ：お金欲しくないんだったらいいけど。
リスティル：うーん。どうしようかな。まあいいか。
ＧＭ：いなかったの。じゃあごめん。報酬がちょっと減る。
フリーチ：何で。
ＧＭ：一人頭で計算していたから。
フリーチ：一人頭で３金貨。
ＧＭ：２金貨と５０銀貨だ。
フリーチ：よく考えたなら、それは宿代にも足りないのではないだろうか。１日２０銀貨は使うとして。全部で１８０………。３日だとすれば。
カイエン：我々が村のために役立つという評価が広がれば、宿代割り引いてくれると思うんだけど。
フリーチ：と言うか、宿代はいらないと思うからな。まあ、死活問題だからな。
ＧＭ：宿代はオーエンさんが払ってくれると言ってくれる。
フリーチ：オーエン殿の家に泊まり込むとかそう言うことではないのか。
ＧＭ：そうだね。そう言うことも申し出てくれるよ。うちでもいいし、ここが良ければそれでもいいよ。でも、あんまり出費したくないから家に来てほしいという風に言っている。
ギーニ：私は家でもかまいせんよ。
サシャ：私も構わないけど。
カイエン：じゃあ、そうしますか。
ギーニ：その方が見やすいですからね。
カイエン：そうしますか。
フリーチ：磯の家と言うのも趣がある。じゃあ、報酬はそれでいい。………いや、思い出したのだが、我々にはもう一人仲間がいるのだ。
ＧＭ：ああ、そうなんですか。
カイエン：今、上の方で寝ている。
フリーチ：その者もいるが故に、報酬の方、もう一度考えてくれないか。
ＧＭ：わかりました。じゃあ、一人２．５金貨と危険報酬として何か用意できる物があるなら用意すると言う風に話します。
フリーチ：それは、賊を捕らえたり、結果を出したときでかまわない。
カイエン：それでは畑の方に。
ギーニ：行ってみましょう。
フリーチ：真っ暗だな。
カイエン：松明とか貰ってくれば。
サシャ：暗いのはあまり得意ではないな。
フリーチ：馬は朝になったら取りにくるので、それまで預かってくれと宿屋の主人に言います。
ＧＭ：ハイ、わかりました。
フリーチ：でも、宿代は無駄になってしまったな。払わなければ良かった。
カイエン：私はバックコーラスだから。
ギーニ：スイカの名産地ー♪。
リスティル：それしかないの。
フリーチ：その歌は飽きた。
カイエン：いいコンビになるかも。
リスティル：持ち歌少ないわね。
ギーニ：スイカの名産地ー♪。
フリーチ：めげないやつだな。
サシャ：ギーニ、吟遊詩人としてもう少し覚えた方がいいよ。
フリーチ：ギーニは武僧だってば。
サシャ：ぼけてみた。
カイエン：確かに武僧にしては芸がないな。
ＧＭ：武僧にしては芸があるの間違いじゃないの。
フリーチ：まあ、ありなのか。では、早速主人の案内に従って行ってみよう。
カイエン：そこまで案内してくれるんでしょう。
ＧＭ：もちろんそれは案内するよ。
フリーチ：すたすたと歩いていく。
カイエン：現場まで。
ＧＭ：もう晩ご飯終わってるはずだから、時間はですね、そうですね。１０時くらいになりそうなところです。もう、眠いな。
カイエン：ほーほー。
ＧＭ：いや、海辺だからフクロウの鳴き声はしないと思う。潮騒なら聞こえる。
カイエン：ざざー。
ギーニ：どこなんだろう。
フリーチ：私のいた所には海はなかったからな。故郷には聞き慣れない音だな。
ＧＭ：海が見たことない人は感動して下さい。
フリーチ：いや、海沿いに歩いてきたからな。もうだいぶ慣れたが。
カイエン：海王の加護があるくらいだから、多分海は慣れているな。
フリーチ：加護あるの。
カイエン：うん。
フリーチ：すごい。
カイエン：でもあんまりわからない。
フリーチ：悟りきった時に、変な効果があったら無視できるんだって。
カイエン：嫌だな、でも。
ギーニ：気持ちいい。眠くなる。眠い。はっ。寝ちゃダメだ。
カイエン：寝るな。
ギーニ：寝ちゃダメだ。
フリーチ：で、オーエン殿。
ＧＭ：ここです、よろしくお願いします。
フリーチ：ここで一晩見張ってろと言う事なんだな。
ＧＭ：ハイ。
カイエン：賊は海から来ると。
ＧＭ：いや、それはわかりません。説明しますね。おおざっぱに書くと右側が海で左側が畑だと思って下さい。で、オーエンさんの話によると、海に一番近い列のやつが。
カイエン：根こそぎやられると。
ＧＭ：やられている。
フリーチ：いくつかだよ。
ＧＭ：いくつかやられている。
ギーニ：ぼつぼつとやられる訳ね。
カイエン：海沿いか。
ギーニ：被害自体はどれくらい。
カイエン：一日１０個とか言ってたよね。
ＧＭ：被害自体は８～１６個くらいだね。
フリーチ：毎日のようになんだね。
ＧＭ：２．３日前からですね。だから、まだそんなに被害は深刻じゃないけどこれから毎日続くとちょっと問題ありだからという事で君達に依頼が行ったわけ。
ギーニ：でも、その一列だけって言うのはちょっと問題がありますね。
カイエン：一列だけとは。海沿いの？
フリーチ：例えば？
ギーニ：もし、泥棒だとしたら、一角を根こそぎとか、もっとランダムに取っていくと思うんですよ。
フリーチ：まあ、泥棒なら、無差別と言うよりは、大きい物だけを持って行くであろう。
リスティル：何となく、手当たり次第という感じがしますか。
フリーチ：その列であればいいと言う感じだな。
リスティル：近くから取っているとか。まあ、そう言った類かな。
フリーチ：おそらくはな。わかるだろう。
カイエン：じゃあ、そこら辺に潜むとするか。
フリーチ：とりあえず、交代制にしないか。
カイエン：うん。
フリーチ：我々だけではいつボロが出るとも限らない。
カイエン：じゃあ、ちょうど６人いるからグッパで決めようか。
ギーニ：グッパって何ですか。
リスティル：グッパ………。
サシャ：グッパを知らないのか。
ギーニ：え、グッパ？
ギーニ：知りません。
フリーチ：私が聞いたところには。
カイエン：私のところに伝わる伝統行事でな。
フリーチ：そうだったか。首を傾げる。
ギーニ：って事は、手遊びの一つですか。
カイエン：昔書物で読んだことがある。グッパと言うのは、昔のインドネシアの高僧でな。
フリーチ：インドネシアと言うのはどこの言葉。
カイエン：ここからまた遙かに東方に行ったところ。
フリーチ：お前はこの世界の外の事を知っているのか、すごいな。
カイエン：いや、書物で。
サシャ：もう少し外かと思った。
ギーニ：あなた、誰ですか。
カイエン：私はカイエンだ。
フリーチ：疑うような目で見る。
ギーニ：強さ評価。
カイエン：何？
リスティル：ほう。
フリーチ：戦闘力評価。
カイエン：３０。元値はね。
フリーチ：ああ、で、今は。
カイエン：防御時は４５。
フリーチ：ああ、防御なら堅いな。
ギーニ：さすがに盾持っていますからね。
カイエン：さすがに防具つけずに盾持ってるからね。
サシャ：防具つけてないんだよね。
フリーチ：あはは。
リスティル：盾なんか持てません。
サシャ：うわー。
ギーニ：さすがに財力のほとんどをつぎ込んで盾を買っただけのことはある。
リスティル：ほとんどってまあ………。
サシャ：とりあえず、１／３をつぎ込んでいる。
リスティル：さて、どうしようか。
ギーニ：ただし、その盾も壊れれば。
カイエン：いや、ともかく、グッパで決めようじゃないか。２交代制にするか。
ギーニ：とにかく、グッパって何ですか。
リスティル：２と４になったらどうするの。
カイエン：せーの、グッパ。あ………。
ギーニ：あ。
リスティル：え、私一人。
ギーニ：じゃ、そう言うことで。
フリーチ：それは無理かな。
ＧＭ：少ない方に入るから。
フリーチ：いや、術者２人というだけではやはり。
ＧＭ：だから、後は４人でやればいいんだよ。
カイエン：バランス取った方がいいんじゃないの。
フリーチ：つまり？
ＧＭ：だから、術者はばらけた方がいいと。
カイエン：術者と戦闘系を取り混ぜた方がいいだろう。
フリーチ：じゃあ、ＡＢと分けてな。あ、ＡＢとは、私の地方に伝わる言葉でな。
ギーニ：もういいですよ、わかりますよ。
カイエン：術者系の人。
リスティル：はい。
フリーチ：あと、フアル。
カイエン：戦闘系の人。
フリーチ：まあ、残りだね。
カイエン：では、こっちから。
ＧＭ：好きな方を選んで下さい。
ギーニ：グッパ。
リスティル：じゃあ、パー。
フリーチ：パーだね。チョキ出してる………。
カイエン：はっ。
フリーチ：じゃあ、我々は。と言うことで。
ギーニ：後は任せました、デューワー。
カイエン：あ、寝てる。
フリーチ：先か。
カイエン：先に寝てる………。
フリーチ：いや、その方が朝まで寝れると言うことだ。
カイエン：仕方がない。じゃあ、そこら辺で。
ＧＭ：じゃあ、そう言うことで。
カイエン：スイカ畑の茂みの中にでも潜もう。
フリーチ：では、私は目立つようにスイカ畑の端の方に立っていよう。
ＧＭ：じゃあ、自分の位置を書き込んで下さい。あと、キャンプの位置も書きこんでね。
カイエン：キャンプは隅っこの方がいいでしょう。
フリーチ：と言うか、結構遠くにいてもいいだろう。でも、いざというときに困るのか。やはり少し近づくか。
ギーニ：移動距離を考えてね。
カイエン：ここがキャンプ。
フリーチ：では、私は海に向かってここら辺にこのように立っていよう。
リスティル：じゃあ、ここら辺に。
カイエン：同じく真ん中だ。
リスティル：じゃあ、普通に待っていましょう。
みんなおもいおもいの位置に着く
フリーチ：じゃあ、我々はその状態で待機。眠いな。
カイエン：リがこっち。頭文字はエか。
カイエン：さて、ツタか何かを身体に絡めて。
ギーニ：では、私達は先に休んでいます。
ＧＭ：フアルはどうするの。
カイエン：どうするかな。
カイエン：目立つからキャンプの方に行っていて貰うか。
ギーニ：ふーちゃんだ。ふーちゃん、先に休もう。
ＧＭ：ハイ、ではお先に休ませていただきます。お休みなさい。
フリーチ：忘れていたので、オーエンさんの元に走ってたいまつを貰ってこよう。
ＧＭ：ハイ。じゃあ、たいまつを貰ってきました。
サシャ：もう少しもらってこよう。
カイエン：それは、キャンプの方に預けておいた方が。
フリーチ：何が。
カイエン：たいまつは遠くから目立ってしまうから。
ＧＭ：じゃあ、たいまつの位置も書いておいてね。何本貰ってくるかわからないけど。
フリーチ：たいまつは持ってこれるだけ。まあ、２本か３本かな。しかし、私はここにわざと目立つように立っているので、たいまつをつけて見張っているつもりだったんだが。おびき寄せた方がいいか。
カイエン：そうだな。
フリーチ：２日目以降でも良いかと思ったんだがな。
カイエン：じゃあ、１日目はそれでやってみよう。
フリーチ：それでこないのであれば見張りを建てるように言えばよいのだし。では、私がたいまつを。
カイエン：持って。
フリーチ：いや、持っていると熱いので立てておく。いざというときには持つが。後、キャンプに予備を。
カイエン：それで。
フリーチ：まあ、そのくらいでは。
カイエン：それでまあ、暗い中、潜んでいると。あ、蚊がいるな。
カイエン：うっとおしい。水流防護。
フリーチ：そんなの取ったの。
ギーニ：そりゃ、後ろに海があるからって。
フリーチ：いいな。
カイエン：虫がうっとおしい。
リスティル：天精招来。
フリーチ：やめろ、蚊にかけるな。
リスティル：ドカーン。
フリーチ：ドカーンじゃない。
フリーチ：危険すぎる。仲間に当たるとか。
ＧＭ：えっと、じゃあ、ここの縁が書いてあるのがたいまつの有効範囲になります。えっと、もし何か荒事が起こった場合、このたいまつの有効範囲外から出ている場合には１／２ロールとなりますので。気をつけて下さい。
ギーニ：たいまつって、そこ、縁ね。
フリーチ：元々暗いところに潜んでいる連中は目が慣れているとかできないかな。
ＧＭ：うーん。
ギーニ：あ、暗視取っておけば良かった。
サシャ：遠目ならきくんだけど。
ギーニ：まあ、仕方ないか。
カイエン：でも、１／２はつらいな。
ＧＭ：まあ、それは、暗いところにいた人は。でも、光の方を見ていたら、あれはないのかな。
フリーチ：じゃあ、そう言う風に指示して。
カイエン：海の方は見ている。
ＧＭ：でも、たいまつの方を見ていたら、視界にはいると思うけど。たいまつが光っていたら。
フリーチ：まあ、完全に他に明かりがないから、それほど影響はないと思うな。それに、たいまつの明かりなんて大して明るい物でもないだろう。
ギーニ：明るいと思うけどね。まあいいや。
フリーチ：ほら、海辺で花火やっててもね。周りはよく見えるじゃん。
ＧＭ：まあいいや。それはあれにしよう。天候に聞いてみよう。
カイエン＆フリーチ：なるほど。
リスティル：なるほどな。晴れたらＯＫ。曇っていたら嫌だな。雨降っていたらすごく嫌だな。
フリーチ：いや、悪い天候なら１／２って感じなの。
カイエン：グッ………。
リスティル：雪？
カイエン：嵐。
フリーチ：快晴か。
ギーニ：イエーイ。
サシャ：どうぞ。
ＧＭ：………。
フリーチ：同じのが出ていますよ、旦那。どうなっているんでしょうか。
リスティル：雪だろう、きっと。
カイエン：うん。
ＧＭ：いや、災害で襲撃が起こると出ている。
フリーチ：災害って何だ。
カイエン：津波か。
リスティル：津波だ。
ギーニ：津波だー。イエーイ。
リスティル：クラーケンだ。
フリーチ：いやだ、そんなのがあったらやだな。
ＧＭ：地震が来たって。
フリーチ：ばかやろう。
カイエン：うわー、リヴァイアサンだ。
ＧＭ：変だな。
カイエン：クラーケンだ。
フリーチ：他にないのか、そう言うチャートは。
カイエン：白熊食われる。
ＧＭ：雪が降っている。海辺で雪………まあいいけど、スイカが死んでしまう。
カイエン：マリンスノーだ。
フリーチ：ブルフォレで雪降らすな。
リスティル：って言うか、ここはちょっとね。
フリーチ：雪は降らないよ。
ギーニ：温帯地方だっけ。
フリーチ：ブルフォレは亜熱帯。
ギーニ：だよね。
カイエン：亜熱帯って、雹降るっけ。
リスティル：スイカができる季節でさ。雪なんか降るのかよ。
ギーニ：攻撃的な雹。
フリーチ：ブルフォレで雪が降ると凍死者が出る可能性がある。だから、全然慣れてないんだ。
ＧＭ：層雲だから。層雲って、そんなに厚くないよね。じゃあ、月の光が見えることにしましょう。と言うことで１／２はなしにしましょう。そう、良かった。地震こなくて。
フリーチ：災害で襲撃って言うのもいやなんだけど。２回出てたぞ。
カイエン：２回も出たってのがすごいんだけど。
フリーチ：我々の運命はどうなってしまうのだ。ああ。
ＧＭ：ダイスの神様が雪を降らせろって言っていた。雹ってのもあったんだけど。
フリーチ：雹は痛い。
カイエン：ぶしゅ。
リスティル：ああ、スイカに穴があく。
フリーチ：ああ、困った物だ。
カイエン：防具がないから。
フリーチ：手をかざせば良かろう。
カイエン：まあ、確かに。
ＧＭ：一巡目の人は特に何も起こらなかったですね。
カイエン：何もないな。
フリーチ：よかった。では、早速キャンプの奴らを起こそう。
ギーニ：交代か。
カイエン：おい、起きろ。
フリーチ：何もなかった。えっと、フアルも起きろ。
リスティル：ギーニ。
ＧＭ：ハイ。
カイエン：起きろ、ゲシゲシ。
フリーチ：女か。びっくりした。
カイエン：起きろ、ゲシゲシ。起きろお前ら。ギャラクディカハンド。
フリーチ：うわ。
サシャ：起きてるって。
カイエン：どっかーん。
フリーチ：起き抜けに捕まえてがしがしと。
ＧＭ：ハイ。二順目の人、位置を書いて下さい。
カイエン：と言う事で、そんなこんなで彼女たちを起こし。
リスティル：どういう事なんだ。
ＧＭ：たいまつの位置は変えなくてもいいんですか。
ギーニ：もう朝ですか。
リスティル：起きた起きた。
ＧＭ：フアルの位置はそっちで指示して。
フリーチ：フアル、術者だったな。しかも闇の属性。反体制のために生まれてきた。
カイエン＆リスティル：おう。
ギーニ：何て奴だ。
フリーチ：別に、闇の属性は彼女のせいじゃないか。
ＧＭ：だから、指示してってば。誰でもいいから。
サシャ：どこら辺に置こうかな。
カイエン：配置をするんだ。
ギーニ：えっと、ここだ。
ＧＭ：今、寝てる人は。
フリーチ＆カイエン、リスティル：はい。
フリーチ：俺はここにはいない。今。
カイエン：カイエン寝てる。くーかーくーかー。
ＧＭ：君達が見張りについて３時間ぐらいたちますとですね。皆さん知覚ロール振って下さい。
リスティル：どの皆さん。
ＧＭ：起きている人達です。
サシャ：１００。
ギーニ：成功。ぎりぎり。
ＧＭ：０８。
サシャ：遠視持ってるけど。
ＧＭ：じゃあ、見えてるかも。何かね。この辺の方で大きめの物がもぞもぞと出てきた。
ギーニ：何ですか、あの、ミョーってやつ。
ＧＭ：で、こっちの方に近づいていきます。
ギーニ：何か、ミョーって近づいてきてる。
サシャ：じゃあ、影の方からスタッフを持って出ちゃおうかな。
ギーニ：何かいや。
サシャ：でてっていい。
ギーニ：いいけど、何か嫌。
ＧＭ：えっと、２ラウンドかかるから。
サシャ：じゃあ、小太刀をシュタッと抜いて。何してるの。
フリーチ：声をかけた。
ＧＭ：えっとね。一瞬動きを止めるけど、それは畑にたどり着いて、畑で何かごそごそとしている。
カイエン：奴を止めろ。
サシャ：やめなさい。
ＧＭ：遠いんだってば。２ラウンドかかるって。
サシャ：走ります。
ＧＭ：ハイ。
ギーニ：状況を見極めます。
フリーチ：見極めてももう言った通りだろう。
ギーニ：ああ、スイカをわしゃわしゃと。
フリーチ：遠目で暗くてよくわからないが、海岸から何か大きめな物が入り込んできて、スイカ畑に入り込んでいるんだよ。
ＧＭ：フアルは。
フリーチ：どうする。
ギーニ：起こしに行く。
フリーチ：ああ、そうだな。確かに。
ＧＭ：それはフアルが起こしに行く。
ギーニ：じゃあ、フアルに起こしてきて下さいって言って、私はたいまつを持って、その、もさもさ動いている物に向かう。
ＧＭ：えっと、たいまつを持ってちょっと移動だね。
カイエン：できるかどうか。チェックだね。
ＧＭ：ハイ。次のラウンドです。
サシャ：まだごそごそやってる。
ＧＭ：ハイ、やってる。
サシャ：戦闘距離には。
ＧＭ：後１ターンかかる。ただ、後１ターン入ると、向こうの遠距離射撃になるね。最初に。
フリーチ：何かしてくるのか。
ＧＭ：何かしてくるとしたら。
フリーチ：したらって。して来るって言ってるような物じゃん。
サシャ：接近します。
ＧＭ：接近するのね。
サシャ：いちおう、攻撃みたいなのをします。
ＧＭ：次のターンから。
サシャ：変な事をすると切るわよとか言いながら。
リスティル：攻撃する。ざっくりと。
フリーチ：さもないととか言いながら。
サシャ：向こうが攻撃する前に行きますよ。
ＧＭ：えっとね。
カイエン：一撃殴っておいてから、いい加減にしないとぶつわよって言うのと同じ。
フリーチ：そうそう、パーンってやっておいてね。
ＧＭ：ギーニとサシャが合流しました。で、フアルがキャンプに辿り着きます。起きて下さいという風に大声を出します。
カイエン：もう食えない。
リスティル：はいはい。
ギーニ：起きんかー。
カイエン：………もう食えない。
ＧＭ：これで起きるかどうかは。
リスティル：知覚判定。
ＧＭ：なんだ？ 自制か？
フリーチ：えっと、まあ祈念判定。もしくは体位判定かな。
ＧＭ：じゃあ、祈念でいいや。
リスティル：ああ、起きない。
フリーチ：えっと。
カイエン：クカー。
ギーニ：もしや、８８。
フリーチ：がーん。禁呪ですよ。
カイエン：もう食えないよ。
ＧＭ：ハイ。
ギーニ：怖い。
ＧＭ：じゃあ、向こうの奴は、えっと、君達の方が接敵してきたと言うことで、攻撃態勢に入ったようです。そいつはですね。何か物を投げつけてきたようです。
フリーチ：まさかすいか。
サシャ：ずきゅーん。
リスティル：スイカの種。
サシャ：ぐしゃ。
一同：やだー（爆笑）。
サシャ：やだな。クリティカルしたらすごい事になるな。
フリーチ：ベトベトだ。
ギーニ：何か気分的に嫌だ。
ＧＭ：とりあえず、飛んでくるのはスイカであることには間違いない。
フリーチ：あー、やっぱりスイカだ。
ギーニ：ちかづくのいや。
カイエン：ボグシャ。で、こっちが駆けつけて、あ、血が。
フリーチ：血がー。
カイエン：スイカの血がー。
フリーチ：すごいケガだ。
カイエン：何て流血だ。
ＧＭ：戦闘力いくつだっけ。
サシャ：防御時４１。
ＧＭ：ギーニは。
ギーニ：えっと、３８。
ＧＭ：サシャは普通の攻撃の時はいくつ。
サシャ：３１。
ＧＭ：３１の４１。どうなの。
サシャ：３１の４１でいいです。
ＧＭ：わかった。行きます。
ギーニ：で、対象はどんなのだって言ったっけ。
ＧＭ：知覚チェック。
ギーニ：知覚チェック？
フリーチ：良く見えるかどうかって事か。
ギーニ：失敗です。
サシャ：失敗。
ＧＭ：じゃあまだよくわからない。
フリーチ：何物？
ギーニ：Ｗｈａｔ？
フリーチ：正体不明の生き物。
リスティル：不確定名、変な物。
サシャ：ベトベトした。
フリーチ：かみついてきたとか。かみついてきたのが海賊だったりして、正体不明なんだよね。嫌だな。
カイエン：それはわかるだろう。
リスティル：あと、引っ掻いた。手に持っている剣は何だ。
ＧＭ：射撃武器の時、相打ちが出たら、一方的に当たるんだ。じゃあ、相打ち。
ギーニ：グシャ。
ギーニ：どっち。
フリーチ：ギーニかサシャ。
ＧＭ：そうだね。じゃあ、こっちの方に。
カイエン：ボグシャ…。当たったぞ。
サシャ：どうしようかな。部位によっては全く無効だから。
ＧＭ：クリティカル。
サシャ：それは当たるわ。
カイエン：ボグシャ。
ＧＭ：４点。
サシャ：１点しかこないや。
ＧＭ：で、それからスイカが崩れます。
カイエン：バシャ。
サシャ：ああ、もったいない。拾っておかなきゃ。
フリーチ：拾うと言う問題ではない。
カイエン：右足が血塗れに。
ギーニ：違う。
サシャ：スイカだ。
フリーチ：スイカを思い切り投げてくるとは大した腕力。侮れぬ。
ギーニ：直接殴った方が痛いと思う。
フリーチ：まあ、それもある。
カイエン：スイカで。
フリーチ：違う。そう言う意味ではない。ただ、それも痛そうだな。水分が多いからな。打撲武器としては結構いいかも。
リスティル：嫌だ、でも。すぐに割れちゃうから。
フリーチ：一撃必殺だけど。そう言う問題じゃない。
ギーニ：必殺技、スイカ殴り。
フリーチ：スイカ割りだ。
ＧＭ：えっと、３点のダメージ。
サシャ：どこに。頭以外なら大丈夫。
ＧＭ：頭。
サシャ：うそー。
カイエン：ゴツン。
フリーチ：何個も飛んでくるのか。
サシャ：こっちに集中攻撃されているような気がする。ひゅーん。スイカが飛んでくる。ぼこぼこ。もったいない。
カイエン：良く考えたら、たいまつ持って走ってるギーニの方に飛んでくるのが普通じゃないのか。まだ遠いのか。
ＧＭ：同じ位置にいるよ。
フリーチ：ほう。ってことは、奴らは夜行性？
ギーニ：火を怖がっている。
フリーチ：いや、持ってないのを狙っているんだよ。ってことは、奴を怖がっている。奴らの弱点は彼女か。がびーん。最終決戦兵器として投入しよう。
ＧＭ：ハイ、２点。
サシャ：どこに。
ＧＭ：右足。
サシャ：また１点。
カイエン：もったいないからやめろ。
フリーチ：ゴシッ。
サシャ：だから、もったいないって。
フリーチ：って、もうスイカ３つ命中している。どっかーん、ぐしゃぐしゃ。
ＧＭ：１個後ろにそらしているから。
フリーチ：４つ飛んできているのか。ひゅー、どかどか。
カイエン：ダメだよ、その、ぶつかったスイカ持って、シャクシャクシャクってやって、………おいしい攻撃じゃないかって。
フリーチ：えっと………。
ギーニ：いやー。
ＧＭ：ハイ、左足に４点。
サシャ：なかなかにおいしい。
カイエン：でも、スイカ守ってない。
ギーニ：直で４点か。だって、左足でしょう。防護点持ってないもん。
フリーチ：防具つけてない。
ギーニ：ないもん。
カイエン：おう、君もか。
フリーチ：ああ、ダメだ、こいつら。
サシャ：へこむとか。
カイエン：だって、我々貧民だもん。
ギーニ：鉄棍とローブ買うので飛んじゃった。
カイエン：戦盾買って飛んじゃった。
フリーチ：まあ、ローブ買うだけいいだろう。
ＧＭ：左足に１点。
ギーニ：ちょっと手がベトベトになってしまった。文字が書けない。
ＧＭ：おーい、ギーニ。右腕に５点。
カイエン：ガンガンガン。
フリーチ：あ、右腕に５点は痛いな。この子は。
ギーニ：それはかなりきっついの。痛いの。
ＧＭ：じゃあ、どうしようかな。ハプニングかファンブル、どっちがいいかな。ハプニングにします。３。．哀れ、自分の髪の毛を切ってしまう。
リスティル：よくわからないが。
フリーチ：虎刈りになったらしい。
ギーニ：虎刈り？
フリーチ：虎刈りだ。
カイエン：この虎刈りの女め。
フリーチ：女？
サシャ：はうー。
ＧＭ：ハイ、次のターンになります。
ギーニ：いいですか。反射１７。
フリーチ：相手より早いって言いたいの。
ギーニ：いいの。まだ敵を確認してないんだ。
ＧＭ：ハイ。戦闘エリアに入りました。
ギーニ：バトルフィールドに入ったんだけど、敵わかるでしょう。
ＧＭ：わかります。
ギーニ：強さ評価か。
ＧＭ：強さ評価はね。
フリーチ：素晴らしい。
ＧＭ：強さ評価はね。戦闘力２０だ。
カイエン：おう。
フリーチ：弱い。
リスティル：私でも戦えるって訳か。
フリーチ：比較にね。
ＧＭ：ただし、人じゃないぞ。
サシャ：何体います。
ＧＭ：１体。
フリーチ：１体。何者だ。
サシャ：わやわやしてますか。
ＧＭ：手がいっぱいある。
カイエン：もけもけ星人め。
フリーチ：星人って何だ。
ＧＭ：見たことあるぞ。ただ、ちょっとサイズがでっかいけど。
カイエン：でっかい………。
ＧＭ：タコだ。
カイエン：タコ………。
フリーチ：何？
リスティル：何ー？
ギーニ：タコがスイカ食うなんて………。
フリーチ：それは異様だ。ヌー。何て光景だ。
カイエン：タコがスイカ投げてる。
ギーニ：えっと、０２でクリティカル。部位は左腕。
ＧＭ：何点。
ギーニ：１８点。
フリーチ：左腕？
カイエン：何本目か。
ＧＭ：左腕って………番号言って。
ギーニ：６番。
ＧＭ：６番ね。６番で１８点。
サシャ：敏捷度は。そちらさんの。
ＧＭ：反射は１０です。
サシャ：それは遅いわ。あ、命中だ。命中して、部位は５で。
ＧＭ：えっとね。足が２本ダメになったみたい。
カイエン：おう。
フリーチ：自制判定か。振らなきゃ。
ギーニ：８本ある分、不利なんだよ。
ＧＭ：いや、タコは痛みは………。
フリーチ：だったら、それは高い値で自制を持っているんだ。
ギーニ：そんなに自制きくのかな。
フリーチ：苦痛状態に陥るかもしれない。自制状態じゃなくて、墨吐いて終わりじゃないのか。
サシャ：回復するんだよ。
フリーチ：ほう、なるほど。トカゲのしっぽじゃないぞ。
リスティル：とかげのしっぽも………まあいいや。
フリーチ：でも、食って回復はしないだろう。
ＧＭ：ハイ、じゃあ、これは大丈夫だろう。
フリーチ：じゃあ、ちゅうちゅうたこかい………。おい、フアル。あ、向こうの方が早いや。
ギーニ：タコの方が先か。
フリーチ：タコより遅い………。しかも陸上のタコより………。
リスティル：なんて奴だ。
フリーチ：まあ、相手は化け物だからな。
ギーニ：誰。
リスティル：タコはどうするの。
ＧＭ：タコはね。
フリーチ：ベアハッグとか言うせこい手を使ってくるとか。
ＧＭ：しないしない。
リスティル：ベアじゃないし。
ＧＭ：とりあえず、余った足で叩きます。
ギーニ：ばしばし。
カイエン：まさにオクトパスホールドだ。
ギーニ：オクトパスホールドだ。
フリーチ：すごいや。
ＧＭ：じゃあ、処理するね。あ、ファンブル表振ります。５。
カイエン：このタコを倒せば体内から剣が出てくるかもしれない。
フリーチ：なるほど。
サシャ：何でしたっけ。
カイエン：だって、やまたのおろちは。とりあえず、足も八本あるし。
サシャ：あれが入っていたのはしっぽじゃなかったでしたっけ。
カイエン：まあね。でも、しっぽないじゃん
サシャ：胴体に入っているとか。
リスティル：タコ釣りやるかい。
ＧＭ：武器を足下に落とす。問題なし。
リスティル：いや、持っていたスイカを足下に落とすとか。
フリーチ：持っていたスイカを落とすか。それはきついな。
ＧＭ：アタック成功です。
フリーチ：びしっ。おう、どっちに。
ＧＭ：えっとね。ギーニに
フリーチ：おう、ギーニが殴られている。
ＧＭ：胴体に５点。
フリーチ：べしっ。
カイエン：ぱしっ。
サシャ：５点だったら防げる。
フリーチ：なんか、人間のパンチと変わらないくらいの威力なんですけど。
カイエン：まあね。
ＧＭ：ちょっと弱かったかもしれないね。
カイエン：でも、陸上だから。では、起こしてくれ。我々を。
ＧＭ：いや、まだこっちの。
フリーチ：まだタコの攻撃が続くのか。
カイエン：数回攻撃。
ＧＭ：ちょっと弱めにしたんだ。８回殴ったらしんどいだろうなと言う事で。えっと、こっちが２５だっけ。９。ファンブル９は………武器を持った手をくじいてしまう。
フリーチ：やったー。ダメージあるの。
ＧＭ：ダメージは半分。
ギーニ：でも、このタコ、風車投げしたいね。
フリーチ：風車投げ？
サシャ：ぽーん。
カイエン：ぐるぐるー。
サシャ：結構、面白いかも。
フリーチ：タコ、でも投げて海に入ったら。
カイエン：パワーアップしちゃうね。
フリーチ：っていうか、逃げられたら報酬ないって。
ギーニ：捕獲しなきゃ。そうだ。網とかセットしてあるんだよね。
ＧＭ：してないよ、何も。
フリーチ：さすがに今夜来るとは私は考えてなかったから。
サシャ：でも、道具がない。移動はこっちの方が早い。
フリーチ：このまま逃げることはないだろう。
カイエン：相手があいつだけとは限らない。
フリーチ：そうだな。
ギーニ：海の幸がどどーんと。
フリーチ：海の幸………。
ギーニ：海の幸がどどーんと押し寄せて来るんだ。
フリーチ：シャケとか。
ギーニ：みんな横抱きにして取らないと。
フリーチ：生きがいい。
カイエン：うわ、生きがいいとか言ってるんでしょう。
ＧＭ：当たりです。９部位に２点。
サシャ：ききません。
ＧＭ：あ、５点だ。スイカじゃなかった。
フリーチ：パンチか。
サシャ：右腕に２点。
フリーチ：片手鍋よりは重いだろう。
ＧＭ：反射の２倍やって。
サシャ：失敗………。失敗だ。
ＧＭ：墨を吐きかけられました。これからの行動は１／２ロールです。
カイエン：墨、かっこいい。
ギーニ：かっこよくないだろう。
フリーチ：戦闘力はどれくらい下がるの。
サシャ：１０くらいで勘弁して。
ＧＭ：そうだね。１０くらいかな。
フリーチ：もしくはバトルロールを下げるって手もあるね。
ＧＭ：どっちがいい。
サシャ：………バトルロール。
ギーニ：バトルロール１段階ダウンの方が。
ＧＭ：じゃあ、バトルロール１段階ダウンね。と言うわけで。
リスティル：起きるかどうか判定。
カイエン：クカー。
フリーチ：そうか。フアルか。
ＧＭ：起きて下さいと大きな声を出しながら、
カイエン：ランチャーたたき込むのか。
リスティル：あ、１００………。
ギーニ：いけ、ふうちゃん。こいつを叩き起こすのだ。
リスティル：何。
カイエン：泥棒か。
ＧＭ：泥棒です。助けて下さい。今、二人が交戦中です。
カイエン：ああ、急がなくては。
ＧＭ：でも、ここから行くには結構かかるよ。スイカ畑を乗り越えていくと、２ラウンドで行くけど。
フリーチ：運動ロールに失敗すると、スイカのつるに足を取られて転倒、で、顔面をスイカに撃って血だらけになる。
ギーニ：もしくはスイカをぐしゃっとか。
サシャ：ファンブルで踏みまくるとか。
サシャ：何メートルくらいあるの。
ＧＭ：結構あるよ。走って２ラウンドかかるくらいある。
フリーチ：１ラウンド戦闘で１０秒くらいかな。
カイエン：１０秒？ 仕方ない。ダッシュだ。
リスティル：走っていこう。
ＧＭ：何、呪文使いたいの。
フリーチ：視認できれば。大体。
ＧＭ：それはいいよ。呪文は。
カイエン：見えるの。
ＧＭ：見えるんだよね。
カイエン：何だ、あれは。タコ？
ＧＭ：………かどうかまではわからない。知覚。
フリーチ：赤くてでかい物がうごめいている。しかも触手が。
リスティル：何、あれ。嫌だ。
カイエン：あいつら、血塗れじゃないか。
ＧＭ：でね、ギーニの方は、何か、かけらが乗っていたりする。頭に食らった人いるからね。
サシャ：かなり顔が真っ赤だったりする。
フリーチ：ひどいな。
カイエン：なんだ、あの惨劇は。
フリーチ：とりあえず急ぐか。
カイエン：おう。
サシャ：早く来てよ、みんな。
カイエン：スイカ道ルート。
フリーチ：俺もついていきます。
カイエン：ぴゅー。
ＧＭ：じゃあ、２ラウンドね。遠回りすると４ラウンド。
フリーチ：そんなに？ うむ………。いや、被害を大きくするのはばかばかしい。やはり大回りで行かないと。
カイエン：大回りでしょう。
ＧＭ：ハイ。
カイエン：彼らなら４ターンもってくれる。信じている。
リスティル：起きたばかりだから。
カイエン：起き抜けで。
ＧＭ：まあ、今回は起きて走り出したところだろうね。
フリーチ：慌てて走っている。
ギーニ：いきます。クリスタルローズ。普通の当たり。部位は３。
ＧＭ：部位は３。
フリーチ：胴体。
ＧＭ：何点ですか。
ギーニ：えっとね。１４点。
ＧＭ：ハイ。
フリーチ：げしっとね。
ＧＭ：足が１本動かなくなりました。
カイエン：ほう。
ギーニ：足って………。
フリーチ：苦痛判定だ。
ＧＭ：ハイ。
サシャ：クリティカルだ。
ＧＭ：痛そうですね。
フリーチ：痛くなったら動けないぞ。基本的に。
サシャ：クリティカル２１点。６番か。行動不能になっちゃうんだよね。苦痛状態って。
フリーチ：だから、タコは萎縮して縮まってしまうんだ。痛いって。逃走は一応、足が残っているからありだけど。
サシャ：胴体２１点。
ＧＭ：胴体か。
リスティル：天精招来………。あれ、９２ってファンブルだ。
ＧＭ：ファンブってるやん。
フリーチ：え、暴発？
ＧＭ：魔法の効果２倍だ。
リスティル：やった。
フリーチ：部位は。
リスティル：部位はね、４部位だから左足か。
フリーチ：ああ、つまんないところに当たった。
リスティル：絶対飛ぶ。
ＧＭ：もう、ぶっちぎれました。
フリーチ：うわ、眼前で桃色の光が。
ギーニ：あーあ、タコ汁になっちゃった。
ＧＭ：ハイ。反射２倍で振って。
ギーニ：おれね。失敗。
ＧＭ：ハイ、タコは逃走し始めます。
ギーニ：あ、逃げた。
フリーチ：逃げました。
カイエン：逃げてるぞ。
フリーチ：どうしよう、逃がすわけにはいかないな。
カイエン：逃がすなよ。証拠なんだから。
フリーチ：おっかけろ。大声を上げる。
カイエン：早くしろ。
ギーニ：でも、私泳げない。
フリーチ：捕まえてしまえ。
カイエン：水の中入ってないんだから。
ギーニ：ああ、そうか。
サシャ：と言うわけで追撃に入ります。
ＧＭ：ハイ、えっと、海の中に入るまで２ターンあります。
フリーチ：全速力で追いかければ、タコを地上ならのろいから追いつきませんか。うち等は。
ＧＭ：位置が遠いんだよ。全速力とかそう言う問題じゃなくて。
フリーチ：そうか。
サシャ：こうなったら、胴体にクリティカル根性で当てるとか。
フリーチ：じゃあ、立ち止まって、タコが動く方向を予想して、狙いを付けてチャクラムを投げつけるとか。
ＧＭ：ハイ、それはいいです。
フリーチ：じゃあ、さっと抜き出したチャクラムでタコを狙います。
ギーニ：チャクラムなんてすごいな。しかも２個なんて。
カイエン：海の方にこう、向かって走っていく。
フリーチ：戦闘力何だっけ。えっと、うりゃ。あ、普通の命中に変えた方がいいのかな。２９で胴体。
ＧＭ：ハイ、２９で胴ね。
フリーチ：通常命中で胴です。で、ダメージが１２点。あ、１４点だ。動きはまだ止まらないの。
ＧＭ：そうだね。
フリーチ：止まらないんならもう一回。
ＧＭ：２回できるの。
フリーチ：もう一本持ってるんだ。
ＧＭ：１ターンに２回できるの。
フリーチ：それはできない。次のターンだ。
ＧＭ：じゃあ、次のターンに行きます。タコは逃げて。
リスティル：追いかけて。
フリーチ：俺は立ち止まっている。
リスティル：天精招来。
ＧＭ：殴れるよ。
サシャ：殴ろう。
フリーチ：俺が投げたターンに殴れるのね。
サシャ：じゃあ、殴ります。何するの。
ＧＭ：バトルロールが下がっている事を忘れずに。
ギーニ：何で。
ＧＭ：タコの墨食らってるでしょ。
ギーニ：食らってないです。
ＧＭ：言ったじゃん。
ギーニ：言ってないよ。
サシャ：逃走時に吐いたのか。
ＧＭ：だって、反射２倍ロールやってって言ったじゃん。
ギーニ：墨食らったって言ってないよ。ただ逃走し始めましたって言ったじゃん。
ＧＭ：その前に反射２倍ロールやってって言ったら、失敗したって言ったじゃん。
ギーニ：失敗したんだよ。でも、その後すぐに逃走だって。
ＧＭ：それは墨を吐いたって事だから。
フリーチ：そうだったのか。
ギーニ：それを早く言ってくれ。
カイエン：バトルロール１段階ダウンか。
ギーニ：６９、当たり。部位は４部位。
フリーチ：また左足か。同じ場所に当たったら苦痛判定もう一回するだけなんだ。
ギーニ：痛がりなさい。
ＧＭ：痛いです。
ギーニ：１４点です。
カイエン：痛がりなさい。
ＧＭ：足がもうちぎれています。
フリーチ：苦痛ロール振るんだってば。ここで失敗すると動けなくなる。
ＧＭ：ハイ、動けなくなりました。
ギーニ：いえーい。
サシャ：じゃあ、明日のおかずにするためにばっさり。
ＧＭ：結構、人と同じ大きさのタコだから、これを刺身にするのは結構勇気がいるなと思ったんだけど。まあ、あの酒場で料理してもらえれば。それでもいというんだったら………。
サシャ：ばっさりと。９部位で２１点。
フリーチ：２１点。
リスティル：天精招来飛びます。
ＧＭ：飛ぶの。もう、動きとまってるよ。
リスティル：何か、気持ち悪いから。
フリーチ：ひどい。
ＧＭ：あの、手がうにゅーんとなります。
リスティル：悪いわ。あ、０部位だ。頭だ。
フリーチ：おう、頭か。
ＧＭ：ハイ、頭が吹っ飛びます。
フリーチ：どかーん。げっ。
カイエン：どかーん？
ギーニ：ぼぐしゃ。
カイエン：帰りたい。
フリーチ：ぬるぬるした物がぶちぶちと。
カイエン：どうした、タタタタタ。うっ。
ギーニ：助けてくれ。
カイエン：寄るな。
サシャ：後で料亭に売らなきゃ。
フリーチ：まずはチャクラムを抜く。
ＧＭ：頭飛んでるよ。もう。
カイエン：それで元か。
ギーニ：足か。足を落とす。
フリーチ：じゃあ、チャクラムを回収します。
カイエン：やれやれ。こいつが犯人か。でも、これ、何だ。初めて見た。
サシャ：じつは。
フリーチ：原型を留めていない。
カイエン：何なんだ。
サシャ：教えてあげる。タコ。
フリーチ：タコだったのか。
カイエン：確かに足とかは………。
サシャ：みずだこ。
ＧＭ：だった物だ。
カイエン：なるほど。確かにタコだった物だな。
ギーニ：体がくちゃいです。
サシャ：海水で洗ってあげる。ザバー。
フリーチ：今何時くらいなの。
ＧＭ：いやね、３時くらい。
フリーチ：用心深すぎるとは思うけど、とりあえず、今朝までは見張りを続けるか。どうせ、依頼人もたたき起こせる訳じゃないしな。
ＧＭ：もちろんタコの表面はぬるぬるしており、タコが通った後の地面もぬるぬるしていることがわかります。
カイエン：やはりホシはこいつだったんだろうか。
フリーチ：だろうな。でも、タコがスイカをどうするつもりだったんだろうか。
カイエン：食べる。
リスティル：ああ、気持ち悪い。
ＧＭ：で、被害は結構出ているぞ。
フリーチ：スイカ４つか５つは投げつけられていたからな。
サシャ：１０個くらいはいっていたんじゃないのか。
フリーチ：そんなに？
ＧＭ：８個くらい投げたよ。
サシャ：ひょっとしたら食ったかもしれない。
フリーチ：これじゃ変わらない。………え？ あ、タコがね。
ギーニ：あの生物が、あのなまものが。
カイエン：ふむふむ。
フリーチ：それは仕方がないだろう。
カイエン：それはしょうがない。
リスティル：全部の足で持っていたら歩けないじゃないか。
フリーチ：どうやって、どうするつもりだったんだろう。
リスティル：１つずつ食うとか。
フリーチ：なるほど。
カイエン：じゃあ、残りの時間、よろしく。ピシッ。寝よう。
リスティル：お休みなさい。
カイエン：クカー。
リスティル：ぐー。
フリーチ：まあいいか。いいのか、そこで寝て。
フリーチ：さっきのメンバーに任せて。
カイエン：任せて。
フリーチ：じゃあ、フアルにもよろしく言って寝る。
ＧＭ：お休みなさい。あ、怪我した人はいませんか。
フリーチ：我々は大丈夫だ。
カイエン：我々はな。
フリーチ：そっちが軽い怪我をいくつかしているはずだ。
ＧＭ：彼の方が重い怪我なんだよね。防具なかったから。
サシャ：わたしは自分で治しておくよ。
ＧＭ：スイカにこっぴどくやられた。
サシャ：だめー。
リスティル：５点だっけ。
フリーチ：包帯巻くだけで。
サシャ：ぐるぐるー。
フリーチ：応急手当成功するとか。包帯まくと１Ｄじゃなかったっけ。確か。
サシャ：包帯持ってないんだよな。
フリーチ：持ってないの。じゃあ、応急手当作業失敗したから。あ、やっぱり作業ロール失敗するとダメみたいだ。
ＧＭ：見てあげて。どこが一番痛い。
フリーチ：くらってる場所が５点ずつで、右足、胴体、左足。だから比率で言うと、右足と左足が５点だからちょっと大きい。ＨＰが２３だから。
ＧＭ：じゃあ、右足と左足治してあげるか。０３で成功だ。えっとね。足だか手だか、片方９点回復させて。
ギーニ：なんだっけ。
ＧＭ：胴体以外全回復させていい。
ギーニ：はい。
カイエン：とは言った物の………。不完全燃焼だな。
フリーチ：我々は戦ってないからな。わくわくするような冒険が欲しいな。
カイエン：うむ。
サシャ：平和が一番だって。
ＧＭ：じゃあ、君達がそこでキャンプをはると、その日はとくに何もなくて翌日の朝になりました。浜辺はものすごい惨状であります。
リスティル：誰がやったんでしょうか、こんな事。
ＧＭ：スイカの破片が飛び散っています。
フリーチ：海岸にはつぶれたタコの死体。
ＧＭ：うっ。
サシャ：さらに飛んだ足。
カイエン：ヌー。
フリーチ：何か説明しにくいな。
リスティル：やだ、気持ち悪い。
カイエン：この惨状をどう説明するんだろう。まあ、礼儀正しく嘘をつかないことにしようか。
サシャ：じゃあ、ご飯にとかしようと言いながら、解体し始める。
カイエン：あはは。
フリーチ：まあ、その死体の解体は誰もやりたがるやつがいないから彼女にやらせよう。
サシャ：スパスパ。これは切り身にして料亭にでも売ろうと。
フリーチ：そんなオツな物があるのだろうか。とりあえず、我々はオーエンさんにでも。
ギーニ：まだ臭います。
フリーチ：潮臭いのか。
カイエン：寄るな寄るな。
リスティル：寄らないでよ。
ギーニ：もわー。
ＧＭ：海に入ったら落ちるかもしれない。
カイエン：いや、もう昨夜の内に。
フリーチ：潮臭いから。
サシャ：じゃあ、たたき起こす前にタコの頭を良く洗って。
ＧＭ：タコの頭はないんだってば。爆裂している。
フリーチ：焼けちゃったの。
ＧＭ：天精招来で飛ばしちゃったの。
サシャ：飛ばしちゃったのか。
フリーチ：粉々だ。
カイエン：粉みじん。
サシャ：なるほど。
フリーチ：じゃあ、とりあえずオーエンさんのうちに。まあ、それはマスターが言っていたから。オーエンさんの家に。まあ、農家だったら朝は早いだろう。ところで、誰が行くんだろう。私と。
カイエン：私も。
リスティル：私もね。
フリーチ：行きたくないんだったら。
サシャ：と言うわけで証拠の奴とこれを。
ギーニ：潮臭いです。
カイエン：ああ、潮臭い。
フリーチ：いや、確認しに来て貰うから。オーエン殿、いるか。
ＧＭ：ハイ。どうでしたかなという風に言ってくる。
フリーチ：うむ。大ダコが出おってな。
ＧＭ：大ダコですか。
フリーチ：一応退治はしたのだが、まあ、その辺を確認がてら一緒に来てくれないか。
ＧＭ：わかりました。
ギーニ：何か、しゃべり方が１６じゃない。
フリーチ：そう言われてみればそうだ。
カイエン：現場検証だ。で、これは………ってショックを受けると。
リスティル：こんなにスイカが………。
ＧＭ：おー、これはものすごい惨状ですね。
フリーチ：……なかなか大ダコのやつ、てまどわせおってな。手強い相手だった。勝手に………。
サシャ：損害、どのくらいになっちゃいますか。これで。
フリーチ：いやな事聞くよな。
ギーニ：うわーー。
リスティル：きっ。
フリーチ：あとでぶっ飛ばす。
ＧＭ：そうですね。５０銀貨ぐらいでしょうか。
フリーチ：銀貨か。
ギーニ：銀貨ですね。
ＧＭ：銀貨です。
ギーニ：はぁ………。
フリーチ：それは大した損害になってしまったな。
カイエン：しかし、このまま放っておけば。
フリーチ：我々がタコを退治したと言うことで、その銀貨は無駄にならないと言うことだ。
ＧＭ：そうですね。ご苦労様でした。まさか犯人がタコだったとは………。
ギーニ：えっへん。
リスティル：でかいのね。
サシャ：買い取ってくれませんか。
リスティル：買い取ってって………。
フリーチ：はぁ？ いや、タコの死体を引き取って貰いたいのだ。
サシャ：食べやすい様に………。
ＧＭ：いや、引き取って下さるのには構いませんが。
サシャ：ずるずる。
フリーチ：酒場にでも食、料理の食材として売れるかな。
カイエン：大味でしょうね。
ギーニ：持っていけるの。
ＧＭ：そうですね。とりあえず、明後日までは待って下さい。明日一日様子見をしていただいて、そして、その翌日特に何もないようだったら、ささやかな宴会を催したいと思います。
カイエン：宴会なんかして………。
フリーチ：………はぁぁ………。
カイエン：いいのかい？
ＧＭ：いいのかな。
フリーチ：なるほど、それは了解してもいいのかな。
ＧＭ：明日の分は入るけど、明後日の分の仕事代は入りません。
フリーチ：何で。
カイエン：まあ、それは。宴会なんだし。
フリーチ：そうなの。
ギーニ：宴会だから。
リスティル：まあね。
ＧＭ：仕事外と言うことで。
リスティル：明日また何かあるようでしたら。
ＧＭ：明日の分はお金払ってくれる。
リスティル：まあ、明日何かあるようでしたら、また明後日もいなくちゃいけないですけどね。
サシャ：じゃあ、宿屋に真ダコでも売りに行こう。
リスティル：でっかい真ダコいらんかね～って言うの。
サシャ：いや、真ダコは………。
カイエン：少し離れていよう。
ＧＭ：特に何かやりたい事はあるのかな。
フリーチ：寝る。
ギーニ：そう、疲れた。寝る。
フリーチ：チャクラムを掃除しておく。
ギーニ：潮で錆びない様に良くふき取っておく。
フリーチ：ああ、馬の世話もしに帰ろう。
サシャ：売れますか。
ギーニ：えーー。
カイエン：その前に。
ＧＭ：交渉ですか。
サシャ：交渉。
カイエン：その前にどこか、漁師さんの所でも行ってみたいな。
サシャ：完全に失敗だ。
ＧＭ：これはちょっと引き取れないな。もうぼろぼろじゃないか。
サシャ：ああ、こっちも武器は整備しておく。
フリーチ：じゃあ、私は酒場で情報を聞き込むつもりだ。
ＧＭ：特にやることがないようだったら、領主の家に行きますけど。
カイエン：領主じゃなくて猟師。
フリーチ：そうだ、リスティル、酒場で聞き込みでもしないか。
リスティル：そうね。
フリーチ：スイカ泥棒について詳しい話を聞いておいた方がいいと思うんだが。
リスティル：それは良いアイディアです。
ＧＭ：漁師………。
カイエン：漁師の所になるわけだ。
サシャ：ずるずると。
カイエン：おい、そこの漁師の人々。
ＧＭ：うん、何だい、この前、確か昨日見た旅の方達じゃないか。
カイエン：ちょっとつかぬことを聞くが、この辺のタコはスイカを食べるのか。
ＧＭ：スイカ？ いや、聞いたことないな。
カイエン：妙な話だが、自分で言うのも何か変な話なんだが、この辺に何かでかいタコの住処とか、そう言う物はないのか。
ＧＭ：いや、聞かないけどなという風に言って、漁師は海を見合っているけど。
カイエン：そうか。
ギーニ：そうなんですか。
ＧＭ：で、そっちの遠くの視線の方には小さい島が見えるけど。
カイエン：あの島は何なんだ。
ＧＭ：あの島は、とくに何もない無人島だけど。
カイエン：無人島か。
サシャ：状態はスイカですか。
カイエン：なるほど、そう言うことか………。あの島、巨大なタコに違いない。
ギーニ＆フリーチ：（爆笑)
リスティル：おい。
ギーニ：そう来たか………。
カイエン：巨大なタコの頭の部分が、こう、出っ張っていて。そこに草が生えているに違いない。
フリーチ：じゃ、そのタコ、そこで動かずに何してるんだ。
カイエン：寝てるんでしょう。
フリーチ：（苦笑）
リスティル：何？
フリーチ：草なんか生えさせるなよ。さすがＢＦ、神秘の世界だ。
ギーニ：何言ったんだ、今。
カイエン：じゃあ、そんな空想をしつつ戻ろう。
ＧＭ：えっと、他に何かすることあるかい。
フリーチ：酒場に行くぜ。で、馬の手入れをした後だな、酒場の主人に話を聞いてみようと思うのだが。えっと、実は、スイカ泥棒を退治する話を引き受けたのだがな。スイカ泥棒は他にはでていないのか。
ＧＭ：いや、最近は、あそこの、オーエンさんの所だけですね。
フリーチ：なぜ、オーエン殿のうちだけやられているんだろうな。
リスティル：海が近いからって言ってたけど他の所はどうなんですか。
ＧＭ：そうですね。一番近いのがオーエンさんの所だね。他はちょっと浜からは離れている。
リスティル：タコってね、海の物ですからあまり遠くに行くのは辛いんじゃないですか。
フリーチ：そうかもしれないな。
リスティル：だから、近場から狙っていったとか。
ＧＭ：タコって、何ですか。
リスティル：ああ、こちらにも。
フリーチ：実は………話してしまっても問題ないだろう。
リスティル：知ってます？
フリーチ：まあ、オーエン殿から話を聞くのが一番だと思うのだがな、我々は昨日、そのスイカ泥棒を倒したのだよ。
リスティル：それが大きなタコだった。
フリーチ：ああ、正体はなんと、大きなタコでな。
サシャ：そこで偶然。
ＧＭ：そんな物売り付けに来たのか。ブチブチ………。
フリーチ：何の事だ、私には覚えがないな。
カイエン：他人の振り。
ＧＭ：いや、あなた方のお仲間さんが。
フリーチ：そんな奴は知らない。
サシャ：フルフル。
ＧＭ：タコを売りに。
サシャ：そこにちょっと現れる。タコの煮物できたよ。
リスティル：煮上がっている。
ＧＭ：特にやることがなければ。あるかい。
カイエン：特になし。
リスティル：ないかな。
フリーチ：そうかな。特にはないから。
カイエン：後は休む。夜に備えて。
フリーチ：よし、私も寝よう。
ギーニ：キャンプの所に行って、支度します。
カイエン：クカー。
リスティル：ぐーぐー。
ＧＭ：ハイ。それじゃ、夜になりました。
フリーチ：では、オーエン殿の家に行くか。では、オーエン殿。また今夜一晩。
ＧＭ：よろしくお願いします。もう多分大丈夫だとは思いますが。
ギーニ：そろそろ。
カイエン：じゃあ、行きがてら、その事を話そう。実は、オーエン殿はあんな大丈夫な様な事を言っていたが、この海の沖には小さな島があってな。あの島は実は巨大なタコだと言うことだ。
フリーチ：あははははははは。
ギーニ：？
カイエン：いや、本当だと。
ＧＭ：先に言っとくぞ。ＧＭはそんな事は言ってないぞ。
フリーチ：知ってる知ってる。
カイエン：あれは巨大なタコだと言っていた。
フリーチ：今からでは見えないのか。
カイエン：そうだな。
ＧＭ：暗くて影が見える。森みたいなのがあるのがちょっと視認できるけど。
カイエン：どうやら、古代に巨大なタコの魔物があの場所に封印されたようでな。
ギーニ：うるさいぞ、このうつけ。
フリーチ：なるほど。
カイエン：頭の上のところがちょうど島のようになっていて、草木まで生えてきたらしい。
ギーニ：この、嘘こきやがって。阿呆。
フリーチ：では、オーエンさんの家に一度戻ろうかな。オーエン殿。
ＧＭ：ハイ、どうなさいますか。
フリーチ：少し気になったのだが………。漁師などから聞き込んだ所、無人島があるそうだな。
ＧＭ：ああ、結構遠くですけど。ここからでも見えるはずですけど。
フリーチ：無人島とはどのような島なのだ。
ＧＭ：そうですね。小さな森があるくらいで、たいして何もないところですが。
カイエン：知っているのか。
フリーチ：いや、カイエンがタコだなどという物でな。気になった物でな。
ＧＭ：タコですか？
フリーチ：いや、あの島が実はタコの頭だと。
ＧＭ：はぁ………。長年この地にすんでおりますが、そんな話は初めて聞きました。
フリーチ：やはりな。冷たい目。
ギーニ：また嘘つきやがった。
リスティル：この場にいるの？
ギーニ：このうつけめ。
カイエン：漁師が言っていたんだが。
フリーチ：いや、その………。いや、夜分遅く失礼した。
ＧＭ：では、頑張って下さい。
カイエン：きっとそうに違いない。
ギーニ：まだ言っている。
カイエン：どこかに秘密があるんだ。
フリーチ：おまえ、今晩一晩中無人島見ているか。
カイエン：それもいいかもしれない。うむ。でも、仕事は仕事だからな。
ギーニ：一人寝ずの番。
リスティル：そんなところだよね。
ＧＭ：タコなんだろ、あれはと言って攻めるの。
カイエン：いや、あれがタコなのは、もう自明の理だろう。
フリーチ：どうしてそうなるんだ。
リスティル：動き出すかもしれないから、それで見ていてくれ。
サシャ：ほら夜食夜食。
カイエン：確かに見てはいないが。だが、その前に私は仕事をしなくては。うむ。残念だ。
リスティル：仕事がてら見るというのもありましょ。
フリーチ：では、班分けはまた昨日と同じか。それとも少しは変えるか。
リスティル：同じでいいんじゃないの。
カイエン：ちょっと不安かな。
ギーニ：戦力をもうちょっと変えましょうか。
フリーチ：分散してみようか。
リスティル：２対２で。
ギーニ：じゃあ、ダブルふーちゃんお願いね。
フリーチ：ふーちゃん？ ああ、俺もフリーチだからな。
リスティル：まあ、そんな感じか。
ギーニ：ファミリーで呼ぶんなら、えっちゃんかな。
ＧＭ：ハイ、で、海に行って、８時くらい。
フリーチ：じゃあ、今晩は私は後でもいいが。
ギーニ：うーん。後の方がいいかな。
フリーチ：よし、我々が後の方を引き受けよう。
カイエン：じゃあ、我々が先に。
リスティル：まあ、今回も。では待機。
カイエン：潜もう。ガサガサ。海を見つつも、やはり視線は島の方に。
ＧＭ：位置を。隊形また作って下さい。
カイエン：変わらず。
リスティル：真ん中辺り。
カイエン：今日は天候の方は。
リスティル：雪とかまた降るとか。
カイエン：地震とか。
サシャ：こんな所で………。
ＧＭ：すごい目が良くてさ。氷雨。
カイエン＆フリーチ：氷雨？
カイエン：何だ、この天気は。
リスティル：ないって。
フリーチ：ＢＦじゃないよ、それって。
ＧＭ：今日は霧が濃いみたいだね。
サシャ：海岸の方だ。
ＧＭ：夜になって霧が出てきました。
サシャ：じゃあ、海岸の方で泊まり込んでみました。
リスティル：海から来るのはわかっているから。海の方に行ってみてもいいと思います。
ＧＭ：えっとね、霧って言うか、どっちかって言うと、もやって感じかな。
サシャ：ちなみに聞き耳も使えます。
リスティル：何かが来るぞとかわかるのね。
フリーチ：かっこいいな。
リスティル：方向は。
カイエン：鋭敏な聴覚だったらこっちも持っているわ。鋭敏聴覚。
フリーチ：水泳できるの。
カイエン：うん。
サシャ：こっちも泳げる。
カイエン：水中戦は。
サシャ：船乗りだから。
カイエン：でも、戦闘はできない。
ＧＭ：ハイ、では、前半組は何もとくには起こりませんでした。
カイエン：ああ、何も起こらなかったな。
フリーチ：出なかった。また後ろの方で。後組が。おい、起きろ。
サシャ：どかーん。
カイエン：起きろ、お前ら。
リスティル：起きないと天精招来かけるわよ。
ギーニ：うわー。
カイエン：じゃあ、タッチだ。
ギーニ：もう食べられない。
フリーチ：では、我々も見張りに立とう。
ギーニ：みっはりっみっはりっ♪
フリーチ：今度はフアル、お前がたいまつを持って昨日俺が立っていたところに立ってくれ。
ＧＭ：ハイ、わかりました。
フリーチ：では、私はスイカ畑の中に潜もう。
ギーニ：あ、忘れていた。網。
フリーチ：忘れていたな。確かに。
ＧＭ：網がどうかしましたか。
リスティル：借りてくるのを忘れた。
ギーニ：網借りて張っておけばよかった。
フリーチ：飛び道具とか。
カイエン：ホワンホワン。
フリーチ：まあ、いざとなったらスイカでも投げればＯＫだ。
リスティル：こいつら………。
サシャ：損害が。
ＧＭ：スイカの被害は広げない方が。
カイエン：タコ、軟体だから。
フリーチ：まあ、いざとなったらだが。
カイエン：跳ね返るかもしれない。
フリーチ：こっちの持っているスイカで奴の持っているスイカを落とす。………余計被害甚大。
リスティル：ダメだ、こいつ。
カイエン：被害が。
フリーチ：俺は………。
カイエン：とりあえず、寝る。こっちは。
リスティル：お休みなさい。
フリーチ：決定。場所わかったよ。
ＧＭ：はい、えっと、で、今回の夜はとくに何も起こりませんでした。で、夜が明けます。朝６時くらいになります。
フリーチ：眠いぜ。むー。じゃあ、オーエンの所に行くか。
カイエン：眠い。
ギーニ：昨日は何もなかったよ。
ＧＭ：そうですか。では、じゃあ、もう盗人は退治したという風にこちらでは認識いたしますので、まあ、皆さんお疲れでしょうから、これからゆっくりと休んで、夕方頃から宴会を催したいと思いますので。
カイエン：おう、それはいい。
サシャ：そうだね。
カイエン：じゃあ、とりあえずは寝よう。
ギーニ：かー。
カイエン：くあー。
フリーチ：そうだな。
カイエン：くーかー。
ＧＭ：寝る前に何かやることがある人いる。
フリーチ：馬の世話。それから………。
カイエン：そうだな。またあの島を見に。
ＧＭ：見に行くって、浜辺で見ていればいいの。
カイエン：おう。
ギーニ：いざと言う時のために、網の点検。
ＧＭ：君持ってないよ。
カイエン：君達は危険な目に遭わせるわけには行かない。
フリーチ：まだ何か準備をしようと。
ギーニ：もし何かあったら困るから。
カイエン：どうしよう。泳いでいってみようかな。
サシャ：船さえあれば私が。
ＧＭ：網ですか。網を用意するんですか。
ギーニ：そうしていただけませんか。
ＧＭ：わかりました。じゃあ、網を用意いたします。
ギーニ：じゃあ、畑に用意します。
フリーチ：なるほど。船を用意するというのも。しかし何故そこまでこだわる。
カイエン：いや、水泳があるから。泳いでいこうかと。
ＧＭ：そっちは何だって。
フリーチ：泳ぎたいらしいぞ。船が操りたいらしい。
リスティル：そう言う連中。
サシャ：別に、泳いでいくんなら。
フリーチ：海女に海男。
サシャ：送ろうかと。
カイエン：むっすめっさん、よっくきーけよ♪
フリーチ：それは山男。
サシャ：だから、あたしが送っていくってば。
カイエン：まあ、そこまではしない。海岸からその島を見続けていよう。
ＧＭ：特に変化は起こらない。
フリーチ：海岸線を歩いて………。いや、歩いてもしょうがないか。
カイエン：他の物の目はだませても私の目はだませないぞ。さあ、よみがえるがいい。伝説の………。
リスティル：巨大オクトパスよ。
カイエン：ゴー。
ギーニ：アヤしい。
カイエン：アヤしいオーラが。
ＧＭ：いいかな。じゃあ、進めちゃうよ。
フリーチ：じゃあ、私はオーエン殿のうちに行き、家族の人達と話をしていよう。
リスティル：何か隠していないか。
フリーチ：そういう意味ではなく、単にこのスイカ泥棒騒ぎの顛末というか、その始まりの頃からのいきさつを。
ギーニ：実力。
ＧＭ：大したことは聞けなかったよ。２．３日くらい前からスイカが盗まれるようになったから。
フリーチ：夜に誰か姿を見たりはしなかったのか。
ＧＭ：気がついたのがつい最近で、対策を何か練ろうと思ったら君達が都合良く通ったので、じゃあ、せっかくだから頼んじゃおうかと言う事になったみたい。
フリーチ：うむ。なるほどな。ところで今日のお祝いは………スイカ料理か。
ＧＭ：いや。ちゃんとした料理も用意させますが。
フリーチ：あれはなかなかうまかった。
ＧＭ：スイカ料理がご所望ならば用意させますけど。
フリーチ：いや、そのような無理はしなくても良い。あれは酒場の主人の特製らしいから。
ＧＭ：と言う事でいいのか。
カイエン：うん。じーっと見ている。さあ、いつになるのかな。
フリーチ：家から見てる。アヤしい奴だ。
ＧＭ：というわけで夕方になりまして、君達にささやかな酒宴の準備ができました。まあ、ちょっとした飲み会程度の宴会だと思って下さい。
ギーニ：もしものために畑の方に網の用意をしてきました。
サシャ：ネット作戦。
カイエン：おう。エレクトリックネットは嫌かもしれない。
ギーニ：いつでもとっつかまえられます。
ＧＭ：えっとね、お酒と醸造酒とか。
ギーニ：ウィック。
カイエン：ぷはー。
ＧＭ：後はエビとか海産物。スイカもちゃんとでてきます。
カイエン：ぷはー。
ギーニ：ほれ飲めうつけ。
フリーチ：この海辺を旅していて思ったのだが、エビをからっと焼いた物はなかなかうまいのだよな。ぱくぱく。
サシャ：それはやはり。
ギーニ：はい、ふーちゃんお酒。
フリーチ：おう、すまぬ。いや、ここで一杯。
カイエン：ぷはー。
フリーチ：うーん。
ギーニ：ぷはっ。
ＧＭ：で、君達がですね。１時間も宴会をしているとですね、ちょっと外がざわざわとして、で、突然がらっと戸口が開きます。
ギーニ：んあ？
カイエン：何だ何だ。
ＧＭ：そして、そこに立っていたのは。
ギーニ：たこー。
ＧＭ：えっとですね、で、がらがらと誰かが扉を開けました。
フリーチ：いや、私も一応剣士の端くれ。膝立ちになってカタナをぽんと。
ギーニ：海の幸をくわえたまま、ん？ と。
カイエン：ふう………。
ＧＭ：すると、そこにいたのは、何と。
カイエン：たこ。
ギーニ：プリング。
ＧＭ：スイカに手足が生えた奴。
カイエン：なぬ？
サシャ：ん？
フリーチ：刀を抜く。
カイエン：な、何だ。
サシャ：食ってしまおうか。
カイエン：武器武器武器、防具防具防具。何だ。
フリーチ：化け物か。
ギーニ：武器と防具。
リスティル：いや、気持ち悪い。
フリーチ：あ、ハングアップするな。
リスティル：気持ち悪いな。
リスティル：詠唱開始。
カイエン：す………スイカ人間か？
サシャ：いや、スイカダコだよ。スイカダコ。
リスティル：どっちにしても。
フリーチ：普通の手足が生えてるぞ。
サシャ：普通の手足ですか。
ＧＭ：普通にスイカの手足が生えている。
フリーチ：普通に人間の手足が生えていると。
カイエン：おのれ、物の怪め。ぐあ。ばしゃ。
リスティル：気持ち悪い。詠唱開始。
ＧＭ：それが６体ですね。
フリーチ：何？
ギーニ：それはいや、こんなのがいたらいや。
カイエン：頭は出てないでしょう。頭は。
ＧＭ：頭とかじゃなくて、スイカに手足が生えている。
サシャ：と言う事は、スイカに目もあるか。
カイエン：スイカの怪物なのね。
ＧＭ：そうそう。
サシャ：ひぃー。
リスティル：ヒー。気持ち悪い。
カイエン：何だ、こいつは。
リスティル：気持ち悪い。
フリーチ：足払いしたら起きあがれなさそうだ。
ギーニ：何だ、こいつ。
フリーチ：と言うか、スイカの大きさは。
ＧＭ：普通のスイカを。
フリーチ：ちっちゃいじゃないか。
カイエン：ちっちゃいの？
ギーニ：ちっちゃいじゃないか。
サシャ：ちっちゃい。
ギーニ：何だ、こいつ。踏みつけたら割れそうだぞ。
リスティル：気持ち悪い。
カイエン：で、害がなさそうだから見ていようか。
ＧＭ：で、襲ってきます。
ギーニ：え………。
カイエン：襲う？
フリーチ：いい度胸だと言って、スイカ割りをしよう。
カイエン：スイカ割りなら任せろ。
ギーニ：スイカ割りだー。
カイエン：鉄棍だ。ほら、壊れる。
サシャ：一本どうですか。
ＧＭ：ハイ、じゃあ、バトルフィールドになります。
フリーチ：よっしゃ、反射１８。
サシャ：一般人は。
ＧＭ：一般人は自動的に外に追い出されます。
カイエン＆ギーニ：わー。
リスティル：うわー。私は違うけど。
カイエン：みんなは早くちびっ子ハウスの方に。
ギーニ：守れ。
サシャ：いや、違いますよ。あれですよ。
ギーニ：スイカじゃないんだね。
サシャ＆ギーニ：スイカじゃないんだね。うわー。
フリーチ：何なんだよー。
リスティル：何だ。
フリーチ：わからん。
ＧＭ：ハイ、こっちの戦闘力は３０です。
リスティル：でかい。
フリーチ：高い、高いぞスイカ。
ギーニ：目隠ししてスイカ割り。
カイエン：鉄棍。
リスティル：当たらんわん。
カイエン：スイカ割り。
ＧＭ：えっと、反射は１５。
ギーニ：ほう。
サシャ：うわ、高い。
カイエン：ピンだ。
フリーチ：１８。
カイエン：一人一体か。これは。こうなると。
フリーチ：では、先頭のスイカに。
ＧＭ：ハイ。先頭のスイカに。
リスティル：戦闘をかけると。
フリーチ：えい、刀でアタック。
リスティル：魔剣？
フリーチ：魔剣は買わなかった。買えなかった。
ギーニ：スイカ割ったら出てきたのが血液だったら嫌だな。
カイエン：嫌だな。
フリーチ：嫌だ。
カイエン：割って体液でてきたら嫌だな。
ギーニ：スイカの汁だったらこんな物かと思うけど。
カイエン：何か違う物がでてくると。
リスティル：ヒー。
ギーニ：こっちだって鉄棍だよ。
カイエン：銛投げたり。
ギーニ：サクッ。
フリーチ：通常命中で部位が６。
ＧＭ：左腕。何点。
フリーチ：ダメージは２０点。
ギーニ：はい、行きます。強さ評価で３０だっけ。プラス１０か。行きます。食らいなさい。クリティカルです。８部位です。左腕。
ＧＭ：８部位左腕？ 何点。
ギーニ：左腕。
ＧＭ：ハイ、左腕が飛んでます。
フリーチ：おう。
ギーニ：うぎゃーとか言わないの。
ＧＭ：言わない。
ギーニ：自制判定。
フリーチ：それはない。まだ落ちてないから。
ＧＭ：って言うか、ゴーレムが感じるとは思っていない。
ギーニ：ゴーレムなの？
ＧＭ：ハイ、次。少なくともそいつはそう言う風に設定されていない。
ギーニ：Ｗａｔｅｒ Ｍｅｌｏｎ ＭａｎＡね。
フリーチ：ただ、腕が動かなくなることは間違いない。
ＧＭ：腕は動かなくなっている。
サシャ：クリティカル、部位は、左腕に２２点。
カイエン：Ｗａｔｅｒ Ｍｅｌｏｎ ＭａｎＡ，Ｂ，Ｃ，Ｄ，Ｅ。
リスティル：いや、もう来ないで。
ＧＭ：Ａに狙ったんだよね。Ａで左腕だったんだよね。
フリーチ：俺はね。
ギーニ：私も左腕。
ＧＭ：誰を狙ったの。
ギーニ：Ｗａｔｅｒ Ｍｅｌｏｎ ＭａｎＢ。で、左腕が飛んだんだよね。
ＧＭ：ハイ、１８。
サシャ：１８では………。
カイエン：まだまだです。
ＧＭ：ハイ。
サシャ：左手に２２点。
ＧＭ：左、また？
サシャ：そうです。
ＧＭ：何だ、この偏りは。
フリーチ：みんなで左腕を一斉に狙ったんだよ。えいえいって。
ＧＭ：２２、はい。
ギーニ：すーいかーわりー♪
リスティル：天精招来。あ、失敗した。
フリーチ：もったいない。
リスティル：すかっと。
ＧＭ：ハイ。
カイエン：Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｄ………Ｅ。
リスティル：あ、でもこっちに来るの。来ないでー。
フリーチ：前線に出ない方が良かったのでは。
リスティル：出るなんて一言も。
フリーチ：あ、そうか。
リスティル：いつの間にか一緒にいることになっていた。
フリーチ：もう、巻き込まれたんじゃないのか。
フリーチ：４体いるの。
ＧＭ：６体。
フリーチ：げ、たくさんいる。
リスティル：来ないで来ないで。
カイエン：じゃあ、前線って事だから、Ａ，Ｂ，Ｃ……Ｄってことになるのかな。じゃあ。じゃあ、Ｄに。Ｄに「はーっ！」って。戦闘力は３０だっけ。
ＧＭ：３０。
カイエン：じゃあ、＋５か。
カイエン：４４にするか。左腕に１０点。
ＧＭ：また左かよ。何か狙ってる？ みんな。
フリーチ：うん。
ギーニ：居直りアターック。
ＧＭ：何？
カイエン：１０点。左腕。うりゃ、がしがしがし。
ＧＭ：ハイ。
リスティル：１５だから同時。
ＧＭ：えっとね、そっちが先だから処理して。あ、終わったのか。この人は………。バトルロールが………。さいころかして。じゃあ、とりあえず、前に出た人………１，２，３，４でぱっと誰か２人前線に出た人という風にします。
フリーチ：はい。
リスティル：あー、コワ。
ＧＭ：じゃあ、そっちから。
ギーニ：あれ、オーエンさん、ちびっ子ハウスに逃げてっちゃった？
フリーチ：戦闘力４６。
ＧＭ：高いな。
リスティル：怖い。
フリーチ：まあ、剣はな。
リスティル：さすが。
ＧＭ：４６？
フリーチ：うん。
ＧＭ：－２０か。成功です。えっと、７点のダメージ。で、４部位。左足。
フリーチ：わかった。
ＧＭ：いくつだっけ。
ギーニ：えっと、３８。
ＧＭ：３８だから＋１０。
フリーチ：－１０でしょう。
ＧＭ：攻撃成功です。
ギーニ：はい、何点ですか。
ＧＭ：えっと、６部位に７点。
ギーニ：えっと、左腕に７点。
ＧＭ：ハイ。
サシャ：４１。
ＧＭ：残り９だからいくつだ。－５で５点か。
サシャ：そちらの戦闘力は。
ＧＭ：３０。当たらない。はい。
カイエン：４５。
ＧＭ：－１５だね。
カイエン：でない。勝った。
ＧＭ：当たらないのか。ファンブル。関係なし。１，２，３，４………。
カイエン：はっ。
ＧＭ：－１５は３３。失敗。７８………。相打ち。あ、違った。右腕に７点。
カイエン：左腕に１０点。もう一体の方は誰だって。
ＧＭ：失敗してる。
カイエン：２体来たの。
ＧＭ：いや、誰だっけ、サシャに行ったんだ。
カイエン：ああ、あっちか。
ＧＭ：で、僕のキャラは………。誰かダメージをいっぱい食らってる人はいる。
フリーチ：一回食らったけど。
カイエン：一回。
ＧＭ：まだ深刻じゃないでしょう。
ギーニ：全然。
フリーチ：まあね。軽い。
カイエン：７／３０。
ギーニ：同じだ。
ＧＭ：じゃあいいや、まだ。はい、次。
フリーチ：じゃあ、もう一回Ａに攻撃。とー。よし。クリティカルを狙う。
サシャ：シュールだ。
フリーチ：左足に………４部位。クリティカル。えっと、威力は、………おう、強いよ。めちゃめちゃ。４２。
ＧＭ：ずばっ。
フリーチ：落としてやった。
ＧＭ：左足に？
フリーチ：４２。
サシャ：名刀の切れ味。
ＧＭ：ハイ、それは足が吹き飛びました。で、Ａは動けなくなりました。
カイエン：体液は………。ところで、こいつら一体何者なの。
フリーチ：うん、わからん。
カイエン：ゴミ？
サシャ：物？
ギーニ：スイカ？
サシャ：スイカはスイカか。
ＧＭ：で、ぐしゃっと足が飛んで、赤い汁がジュクジュクと出ています。
カイエン：うわ。
フリーチ：うん。
ギーニ：赤い汁ってスイカの汁。
ＧＭ：うん。血ではない。
カイエン：後でなめてみてくれ。
サシャ：ほっ。
フリーチ：嫌だ。
サシャ：絶対に嫌。
ＧＭ：いいですか。
ギーニ：じゃあ、Ｗａｔｅｒ Ｍｅｌｏｎ ＭａｎＢに向かってクリスタルローズ。
フリーチ：どうしてクリスタルローズなんだろう。その気があれば、レイピアもあるぞ。
リスティル：ただし、－８だけどね。
フリーチ：当たりにくいけど、威力があるから一発だよ。
サシャ：クリティカルか。
ギーニ：あたりました。で、えっと、９部位。右腕。１４点。
ＧＭ：ハイ。
サシャ：じゃあ、Ｃにばっさりと行きます。外れたな。
ＧＭ：こっちは８部位に７点だな。
サシャ：こっちも８部位に１４点。
ＧＭ：左腕に１４点。はい、Ｃの左手が死にました。
サシャ：すみません。こっちのダメージ何点でしたっけ。
ＧＭ：７点。
サシャ：７点か。４点通るのか。
ＧＭ：えっとですね。
リスティル：天精招来。
ＧＭ：誰に、Ａはもう死んでるよ。
リスティル：Ｂか。でも、失敗したからどうでもいいや。
カイエン：Ｄにアタックかけよう。
ギーニ：あら？
カイエン：５，６，７………。５６は普通の外れ。６７も………７６いや、普通の外れ。
ＧＭ：えっとね、こっちのターンは後Ｃ以外のスイカの化け物が戸口の方に逃げ出していきます。
ギーニ：うむ。
フリーチ：追うか。
ギーニ：Ｂ？
ＧＭ：Ｂ，Ｄ，Ｅ，Ｆ。
フリーチ：オーエン殿。我々はあいつらを追うゆえ、この家にいて下さい。
ＧＭ：わかりました。
サシャ：戸締まりはしっかりね。
カイエン：なぬ？
リスティル：もしかして、あれは盗まれたスイカがどうにかなったのかもしれませんね。
ＧＭ：おそらくは私もそうだと思っております。ブチブチ。
フリーチ：走って追いかけましょう。
ギーニ：Ｌｅｔ’ｓ Ｇｏ！
カイエン：もしかして、あいつは………。まさかスイカ人間か………。まさかあの島に。
フリーチ：まあ、あり得ることではある。
カイエン：急がなくては。
リスティル：大ダコか。
ギーニ：どけ、うつけ。
リスティル：大ダコを使って………。大ダコが………。
フリーチ：あの大ダコも自然の物でなかったと考えれば納得がいくだろう。
ＧＭ：で、まあスイカの方は、何とか海の方に逃げ込んでいきますね。
カイエン：海に？
フリーチ：追っかけ………。追いつかないかな。
ギーニ：ねえ、スイカだからぷかぷか浮くの。
カイエン：転がっていった方が早いとか。
ＧＭ：Ａのね、後ろの２人には追いつく。
フリーチ：ああ。
カイエン：後ろの２体は………。こら。
ギーニ：こら、この馬鹿。
リスティル：見えた時点で、外に出た時点で天精招来を。見えなくなるまで撃つ。
カイエン：ダメだ。
リスティル：と言う事は冗談として。
リスティル：招来、招来、招来。
サシャ：ズババーン。
リスティル：すかすかすか。
ギーニ：でも、ＧＭ、一体何なんだ。常軌を逸してるぞ。
リスティル：言ってる。
ＧＭ：見たことはなかった？
リスティル：見たことあったら怖い。
カイエン：確認しなくては。
ＧＭ：後ろの２体は。
フリーチ：タックルでは。
カイエン：逃げ帰る先が知りたい。
フリーチ：捕らえておいて、逃げる前に案内させることはできないか。
カイエン：知性なさそうだし。
ＧＭ：えっと、ＥとＦが君達を足止めして、ＢとＤは沖の方に逃げていきます。
ギーニ：まだしゃべってないから切りがいが。
フリーチ：うん。
カイエン：よし、俺はあいつらを追うから、頼むぜ。
フリーチ：そうか、水泳が得意だったな。
サシャ：じゃあ、私も船で。
カイエン：海へ飛び込もう。
サシャ：そこら辺の船を持ち出して。
ＧＭ：そこまでする時間はないぞ。
サシャ：じゃあ、こっちも泳ぐ。
リスティル：海上の奴らに対して天精招来だ。
ＧＭ：それは、一応足止めしているから。
リスティル：魔法だもーん。
カイエン：やっちゃダメ。追ってるんだから。
ＧＭ：それは、ＥとＦが邪魔するけど。
フリーチ：じゃあ、我々が前に出る。それで、後ろで海上に逃げていくのを。
ギーニ：頑張ろう、ふーちゃん。
ＧＭ：まあ、かけるんだったら感電………。
リスティル：じゃあ、一体だけ。
ＧＭ：通り抜けるんであれば、判定だな。
フリーチ：通りぬける？
カイエン：天精招来って電気系統じゃん。
ＧＭ：だから、通り抜けて邪魔をするのはあってるけど、多少の運動は必要だから。
フリーチ：誰が。
ＧＭ：抜けてく人達が。
ＧＭ：運動の２倍でいいや。
サシャ＆カイエン：成功。
フリーチ：良かったな。
カイエン：じゃぼん。
ＧＭ：えっとですね。先に向こうから解決しましょう。バトルフィールドが再び開きます。
フリーチ：よっ。命中させる。戦闘力差は２０くらいあるんだっけ。
ＧＭ：こっちの戦闘力は３０だ。
フリーチ：わかった。じゃあ、クリティカルの６部位、左腕。４２。
ギーニ：スイカマーン♪
ＧＭ：ＥとＦがいるけど、Ｅでいいの。
ギーニ：ごめん、今の、スワップする。クリティカルで胴体。
ＧＭ：ハイ。
フリーチ：４２点。どりゃー。
ギーニ：うわ、痛い。
リスティル：まっぷたつ。
フリーチ：だといいんだが。
ＧＭ：ハイ、次。
フリーチ：まだもってる。やっぱり。
ＧＭ：もってる。
フリーチ：うーん。
ギーニ：じゃあ、行くぞ。スイカマンＢ。
フリーチ：Ｂっていうか、まあ、ＥとＦだな。
ＧＭ：Ａ、ちなみに、言うの忘れていたけど、胴と頭は同じ扱いだから。
一同：（苦笑）
カイエン：そうか。
ギーニ：ダッ、ダーダダ、ダッ、ダーダダ、ダッ、ダーダダ、ダッ、ダーダダ、スイカマーン♪（ペプシのＣＭのふしで）
フリーチ：早く振れー。
ギーニ：おっ、クリティカルです。
ＧＭ：部位は。
ギーニ：右足。
フリーチ：ナイスだ。
ギーニ：足止め。
リスティル：ごろりと。
フリーチ：１８点。
サシャ：ずんばらりん。
リスティル：イヤー。
ＧＭ：次。
フリーチ：次ってそっちだよ。
リスティル：天精招来。
カイエン：リスティルー。こっちは今、泳ぎ中なんだが。
ギーニ：お前の体をこげこげにしてやろう。
リスティル：泳いでいる奴。
ＧＭ：泳いでる方？
フリーチ：ぷかぷか浮いてる。
リスティル：Ｂと？
ＧＭ：ＢとＤだね。
リスティル：Ｂ。あ、失敗した。ぷしゅー。
カイエン：水泳中。
フリーチ：ザザザザザ。
ＧＭ：ハイ、じゃあ、そっちの方。サシャは運動判定２倍かな。
サシャ：さっきそれを。
フリーチ：泳ぐ判定だよ。
ＧＭ：泳ぎ。
サシャ：特技だ。
ＧＭ：特技なの？
サシャ：泳げます。
ＧＭ：２人とも特技持ってるの。ほう。そこまでは考えてなかった。
ギーニ：でもさ、武器も何も持てないでしょう。
フリーチ：あ。
ギーニ：鎧じゃ沈むでしょう。
サシャ：装甲は脱がなきゃな。
ＧＭ：脱いでる暇はないぞ。
ギーニ：ずぶずぶ。
カイエン：装備なし。
一同：（爆笑）
カイエン：鎧なし。
リスティル：がんばれー。
サシャ：それは運動判定必要だな。
ＧＭ：それは、鎧を着て泳ぐんだったらそれは運動判定１／２だな。
ギーニ：瞬脱装甲。
サシャ：１／２？
フリーチ：それよりも、作業ロールで一瞬で脱いだ方がいいのでは。
ギーニ：瞬脱装甲するんだよ。
ＧＭ：作業ロールで成功したら考えてやろう。
サシャ：行きまーす。
フリーチ：作業ロール行ってみよう。ああ、失敗してる。じゃあ１ターンかかる。
ギーニ：おもむろに脱衣行為を始める。
リスティル：服を脱いでっと。
フリーチ：ああ、脱げない。
サシャ：何か、苦労してるよ。
フリーチ：あ、脱げない。
カイエン：盾は持っていってもいいんでしょう。ビート板代わりに。
ＧＭ：何、盾。
カイエン：木製だよね。
カイエン：木製だよね。
フリーチ：戦盾は確か………。
リスティル：ビート板か。
ギーニ：ビート版だ。
カイエン：ばしゃばしゃばしゃばしゃ………。
ＧＭ：木製って言っても、鉄枠かかってるんじゃないの。
フリーチ：まあ、それは………。
カイエン：あ、沈みそうなら、もういいや。ぽい。
リスティル：あ、捨てた。
フリーチ：取ってこいよ。
カイエン：帰ってくるよ。と言うわけで、木の杖と盾は海岸にうち捨てておく。取るなよ。ザバザバザバザバ。
サシャ：私が回収しておくよ。
カイエン：何。
サシャ：じゃあ、一応、脱ぐ。
ＧＭ：ハイ、じゃあ、とりあえず、こっち。こっちの番だな。こっちの番だな。
リスティル：スイカマンの攻撃か。
ギーニ：スイカマーン♪
リスティル：そろそろどうしようか。
ＧＭ：クリティカル………じゃあ、ハプニング。４。武器のうち何か１つを戦闘の中で失ってしまう。関係なし。
フリーチ：何か落としたじゃん。
リスティル：種。
フリーチ：ああ、種か。
リスティル：ぼろぼろと。
ＧＭ：えっとね………なんだ、目が悪いぞ。７７。相打ち。
ギーニ：相打ち？ こっちは４部位。左足。
ＧＭ：９部位に４ダメ。
フリーチ：右腕に４ダメね。こっちは１８。
ギーニ：右足だよ。
カイエン：ああ、そういえば、ダメージくらってるんだよね。う、足が………つった。
フリーチ：やだな。
カイエン：ぷかー。
フリーチ：かっぱの川流れだ。
ＧＭ：じゃあ、ぷかーって状態だ。
リスティル＆フリーチ：違う。
カイエン：違う………。
ＧＭ：今自分で宣言したでしょう。
フリーチ：いやいや。
カイエン：腕がつったんだ。
フリーチ：いきます。攻撃します。０６の６、つまり………胴体を狙おうか。
ＧＭ：Ｅでいいんだね。
フリーチ：待った。
ＧＭ：ＥとＦでＥでいいんだね。
フリーチ：さっき胴体殴った奴ね。＋２０でも。よっしゃ、６６でも攻撃命中。で、頭だから胴体だね。ダメージ２０点。
ＧＭ：２０点。
フリーチ：壊れろ、ガン。
ギーニ：これだ。
ＧＭ：ヒビが入ってて。後もうちょっとって感じだ。
フリーチ：あれ。しまった。結構堅かった。でも、スイカを切ったりしていいんだろうか。
ＧＭ：ハイ、次。
ギーニ：さっき相打ちって言ったけど、どうなるの。
ＧＭ：右足。Ｆの方に相打ち。
フリーチ：壊れないの。
ギーニ：壊れないの、まだ。
ＧＭ：うん。
リスティル：って言うか、起きあがれないの。
ギーニ：堅いんだな。
カイエン：タフだな。
フリーチ：意外とＨＰがあるな。
ギーニ：うーんとね、えっとね………。
ＧＭ：一応このキャラは君達と同レベル程度の強さという風に設定してるから。でも、意外と弱かった。
ギーニ：左腕、クリティカル。１８点ね。
サシャ：手近な所には何がありますか。
ＧＭ：君はもう波打ち際にいるから、戦闘に行くには戻らなきゃいけないけど。
フリーチ：後から襲っちゃえ。
ＧＭ：しかも、鎧脱いでるんでしょう。今。
サシャ：脱いでません。失敗したから諦めた。
フリーチ：ああ、なるほど。
ＧＭ：でも、それはもう鎧を脱いでるよ。手際よく脱げるかどうかだもん。さっきの作業ロールは。
サシャ：追いかけます。
ＧＭ：追いかける。海の方。
サシャ：はい。
ＧＭ：とりあえず、脱ぐのにもう１ターンかかるよ。
フリーチ：それならやめよう。
サシャ：脱いで他のを追いかけるとか。
フリーチ：なるほど。これから移動するためにね。
ＧＭ：ハイ。
リスティル：天精招来。すかすかすか。あ、０９で成功。
ＧＭ：誰に、ＥかＦか。
リスティル：違うよ。
ＧＭ：Ａ、Ｂだっけ。
リスティル：足の方ね、２０点。防護点無効だ。
ＧＭ：どっちの足。
リスティル：Ｅ、左足。
フリーチ：ぷかー。
リスティル：爆発してるかも。
カイエン：アブねー。
リスティル：爆発してるかも。当たらないかな。
ＧＭ：えっとね、びちゃって水面がはねて、何か。
フリーチ：足が浮いてる………。
カイエン：うわー。
リスティル：（苦笑）
ＧＭ：水面が真っ赤になっている。
一同：（苦笑）
カイエン：こらー。こら。
ギーニ：すごい………。
サシャ：端から見るより怖い。
カイエン：汚染するな。
サシャ：ああ、赤潮だ。
ギーニ：海が、海が………。
カイエン：海が汚れていく………。
リスティル：（爆笑）
フリーチ：やれやれ………。
ＧＭ：ハイ。
カイエン：つ、追跡を続ける。………悲しくなるよ。
ＧＭ：追跡続けてるとわかるんだけど、そのスイカはどうやら。
リスティル：あの島。
ＧＭ：時の無人島の方に向かっているらしいね。
カイエン：やはり………。
リスティル：大ダコの………。
フリーチ：あいつは大ダコの配下。
カイエン：そうか。貴様ら奴の使い魔と言う事か。
リスティル：（まだ爆笑）
カイエン：もう少し追ってみます。
ＧＭ：今のしゃべりだと、おぼれます。
サシャ：それは………。
リスティル：ごぼごぼとか言いながら。
フリーチ：それは………（笑）。やだな。お前、しゃべるな。
カイエン：がはっがはっ………。
ギーニ：飲むね。
カイエン：あれは奴の使い魔なんだ。私の想像は正しかった。
フリーチ：ごぼごぼ………。
サシャ：がばがば………。
フリーチ：しゃべるな。じゃあ、そっちの反撃かな。
ＧＭ：ハイ。えっと、攻撃は成功しています。頭？ ハイ、ギーニ。頭に７点。
ギーニ：頭？ 来たのか。
カイエン：来たよ。
ＧＭ：じゃあ、フリーチだな。
サシャ：頑張れ、フリーチ。
フリーチ：えっと、通常命中、胴体。今度こそ、えい。２０点。
ギーニ：えい、ポカ。
ＧＭ：それはね、あの、獲物は何。
フリーチ：獲物。刀だけど。
ＧＭ：それはすっぱりまっぷたつにきれいに。
Ｂ＆カイエン：すぱーん。
ＧＭ：割れて。
リスティル：おいしそう。
ＧＭ：赤い汁がぴちぴちと飛び散る。反射。はい、ギーニ。
ギーニ：えっとね、外れ。
サシャ：泳いでる。
ＧＭ：じゃあ、サシャは戦闘から除外します。
リスティル：天精招来。
ＧＭ：誰に。
リスティル：無理だな。
ＧＭ：目の前？ 海の方？
カイエン：こら。
リスティル：ああ、そうか、一体残すって言ったよな。と言うわけで目の前に。
カイエン：海を汚すな。
ＧＭ：そこまで行ったら対象変更はできないと思うんだけど。
リスティル：じゃあ、いいよ、そっち側にするね。３部位だから胴体だ。
ギーニ：海を汚すな。
リスティル：２０点。
ＧＭ：ハイ。
フリーチ：汁がだらーっと。ひびが入るのかな。
リスティル：ちょっとなめてみると甘いとか。
フリーチ：いや、そこまでは。
カイエン：やはりあの島が怪しいな。戻ろう。
ＧＭ：ハイ、あ、こっちが殴るんだ。
フリーチ：一体しか残ってないのか。
リスティル：ところで、ＮＰＣ何やってるの。
ＧＭ：この子は殴れないから。後で回復系に回る。
リスティル：戦闘系もやれよ。
ギーニ：ふーちゃん、回復専門？ ほんとに？
ＧＭ：だって、癒しの炎しか持ってないもん。
フリーチ：術者のくせに。
リスティル：癒しの炎………。
ギーニ：だめだよ、フーちゃん。
ＧＭ：ハイ。
フリーチ：もう俺の番か。加勢するか。
ギーニ：誰を。
フリーチ：あんた。
ギーニ：ああ。頼みます。
フリーチ：では狙う。たー。えっと、６６で左腕。もうないのか。
ＧＭ：左腕は………まだあるよ。
フリーチ：まだある。足とか狙いたいけど、左腕しか狙えないや。左腕を狙う。普通に。２０点。
ＧＭ：ハイ、飛び散りました。
サシャ：おしゃ。
フリーチ：でも、こいつの場合、足でも狙わない限り意味がないんだよな。
ＧＭ：ハイ、次。
ギーニ：戦います。当たり。あ、クリティカル。８部位の左腕。１８点。
ＧＭ：左腕は飛んでいますが。
ギーニ：あれ。じゃあ、２８の普通の当たりで、５部位。右足。１４点。
ＧＭ：それで飛びました。
カイエン：おーい。ガボガボガボ………。
ギーニ：足持ったら転がれるんじゃないの。
ＧＭ：転がるね。
ギーニ：ごろごろごろ。
フリーチ：転がる。移動する？
ＧＭ：ゴトン。
ギーニ：ゴトンか。移動するんじゃないのか。
サシャ：ごろごろ移動しないのか。
ＧＭ：そこまではしない。もがいている。
フリーチ：気持ち悪いな。
カイエン：おーい。ザバー。
フリーチ：うん。帰ってきたか。
カイエン：戻って来ちゃっていいの。
ＧＭ：いいよ。
カイエン：やはり奴らはあの島だ。
フリーチ：ほう。
カイエン：私の推測は正しかった。
フリーチ：違ーう！
一同：（爆笑）
フリーチ：正しいとは。
ＧＭ：別に誰も。
リスティル：お前結果論が。
カイエン：そうか。
フリーチ：は？
カイエン：あの島はタコだと考えていたのがいけなかったのだ。
フリーチ：ほう。
リスティル：（苦笑）
カイエン：あの島は巨大なスイカだ。
フリーチ：何ー！
サシャ：言うと思ったけど。
リスティル：あなた、この期に及んでまだそんな事を言っているの。
カイエン：そしてこいつらはそいつの子孫だ。
サシャ：ばかみたい。
フリーチ：（爆笑）
カイエン：そうか、そう言うことだったのか。いっぱい食わされた。
フリーチ：誰にだ。
リスティル：じゃあ、こういう馬鹿はほっといて、私たちは船を探しましょう。
カイエン：待ってくれ。
フリーチ：いや、私は意外と面白かったのだが。
カイエン：ちょっと待ってくれ。どこに行ったんだ、私の戦盾。あ、流されている。
サシャ：私が拾ってきてあげるって。
フリーチ：じゃあ、船を探しましょう。
ＧＭ：船は見つかりました。
フリーチ：じゃあ、オーエン殿に報告に行こう。かくかくしかじかで、そう言うわけで無人島を確かめに行ってみようと思う。
サシャ：そう言うわけで船頭料を頂きたいんだけど。
カイエン＆フリーチ：は？
リスティル：みんなで。
サシャ：いや、船頭を雇わなくてはいけないから。
フリーチ：いや、雇わなくてもいい。行こう。
カイエン：いくぜ。
サシャ：その分を貰おうと思ったんだけど。
カイエン：そう言うことを公言するな。
フリーチ：いや、まだしてないと思うけど。
リスティル：当てるよ。
フリーチ：またそういうことを………。暴発したら………。
リスティル：やらないけど。
カイエン：ここは運動でやっていくしかないだろう。操船を。
フリーチ：いや、彼女が持っているから。
カイエン：持っているから。
リスティル：プロがいるから。
カイエン：おう、プロ。
フリーチ：じゃあ、大丈夫だ。成功報酬で上乗せできるさ。
リスティル：そうか。
フリーチ：船頭はいらない。
カイエン：さあ、一刻も早くあの魔の島へ。
サシャ：こんな船、あたしにはチョロい物よ。
フリーチ：じゃあ、向かいます。
カイエン：みんな、あの島は………。
ＧＭ：というわけで君達は船を借りて沖の無人島と言うところに来たわけです。
カイエン：ざざー。
フリーチ：はい。
カイエン：気をつけろ。この島は………。
フリーチ：巨大な？
リスティル：巨大な何だって言うんですか。
サシャ：巨大なタコ。
カイエン：巨大なスイカだ。
フリーチ：タコの島スイカ？
ＧＭ：えっとですね、周囲は１０キロメートルくらいの島だ。
カイエン：１０キロ？ 何て巨大なスイカなんだ。
フリーチ：なるほど。巨大なスイカだな。
ＧＭ：で、島の中央には小さな森があります。
ギーニ：島の中央に？
カイエン：あそこに住んでいる訳か。
フリーチ：とりあえず、スイカの足跡を探してみよう。
ＧＭ：足跡は砂浜についていて森の方に向かっています。
カイエン：おう、我々が。
リスティル：では、あちらに行けと言っているような物ですね。
フリーチ：うーん。もし、あれが操られているのなら。
ギーニ：そうだ。
フリーチ：罠である可能性も。
カイエン：でも、むやみにそこら辺歩き回るよりは誰かに。
フリーチ：まあ、目的地がわかっているというのは確かだろうな。
ギーニ：まあね。
フリーチ：ただな。
ＧＭ：えっと、何か嫌な予感がしますからと言って………。フアルは本当にこういう事が言えるんだ。能力で。
フリーチ：何で。
ＧＭ：吉凶と言うのがあった。
フリーチ：振ったの。
ＧＭ：それを使うかどうかは別として、とりあえず皆さんの怪我を治しておきたいので。怪我している人。
ギーニ：頭痛が７点くらい。ちょっと腕痛いのが４点くらい。
フリーチ：まあ、怪我と言うほどではないな。
サシャ：こっちも少し。打撲程度。
ＧＭ：治さなくても大丈夫なの。一応治しておきたいな。
カイエン：両腕痛が７点くらい。
フリーチ：暴発が怖い。やめておこう。
リスティル：ファンブル、ファンブル。
リスティル＆サシャ：ファンブル。
フリーチ：やめておこう。
ギーニ：その日使えなくなったらちょっと困るよ。
ＧＭ：やめておきますか。
カイエン：やめておこう。じゃあ。
ギーニ：ここは取っておきましょう。
フリーチ：１０点以上の怪我の時だけ頼む。
ギーニ：あのスイカちゃん、結構ぽこぽこやってくれたんだけど、結構痛いんだよな。
フリーチ：いや、ちっとも痛くないなんだが。
ギーニ：だって、防護点ないんだもん。
リスティル：つけない方が悪いとは。
フリーチ：まあ、そう言った意味では。
カイエン：じゃあ、足跡を追っていくか。
ＧＭ：足跡を追ってしばらく森の中を歩いていますとね。洞窟がありますね。
カイエン：うわ。
リスティル：入ってくれって言っているような物だ。
フリーチ：怪しい。
ＧＭ：前にはね、何か看板みたいな物が立っていますね。
カイエン：看板？
フリーチ：癒しの手。
リスティル：スイカ研究所。
カイエン：看板？
フリーチ：では看板を読もう。
カイエン：何文字。
ＧＭ：普通の共通語。
カイエン：どれどれ。
フリーチ：あ、待った。俺は近寄る前に地面を調べる。
リスティル：落とし穴？
フリーチ：落とし穴を警戒する。
ＧＭ：いや、とくに何もないよ。
カイエン：どれどれ。
フリーチ：じゃあ。
カイエン：むやみに近寄ってしまったが。
ＧＭ：えっとね。
リスティル：何て書いてあるのか。
ＧＭ：魔術師イアラの研究所という風に書かれているね。
リスティル：なるほどな。
カイエン＆ギーニ：なーんだ。
フリーチ：魔術師とは古風な言い方だな。最近は法士などと名乗るのだが。
リスティル：そうそう、法士ね。
カイエン：そうか。その魔術師がこの巨大スイカを操っている訳か。
リスティル：そうなのか。あの人が。あんなくだらない物を作るなんてね。
フリーチ：天呪使いだろう、魔術師は。
カイエン：そうか、謎は全て紐解けた。
フリーチ：ほう。では。
カイエン：全ての元凶はその魔導士だったのか。
フリーチ：いや、私の推理ではこの魔術師が実はスイカだったと。
リスティル：何？ 何でそうなる。
ギーニ：しーん。
カイエン：そう言うことだったのか。
リスティル：そこで納得するな。
フリーチ：何を期待しているんだ。
ギーニ：ギャグ路線に………。
フリーチ：では、人がいるというのなら、声をかけてみるというのはどうだろうか。いや、しかし、スイカを盗んでいった盗人か。
カイエン：いや、スイカ魔人だ。
ＧＭ：足跡はその中に吸い込まれているね。
ギーニ：やい、このちんけな泥棒猫。
カイエン：うるさい。
リスティル：誰が猫なんだ。
カイエン：ここは、足音をたてずに入っていくに限るな。
フリーチ：そうなのか、よくわからないが。まあいいか。
ギーニ：忍び足なんか特技持ってないからできないね。
フリーチ：運動ロールができるだろう。
ギーニ：そうか。忍び足。
フリーチ：じゃあ、直談判と言うことで、忍び足で入ろう。
カイエン：行こう。
ギーニ：直談判で忍び足するの。
ＧＭ：忍び足なの。
ギーニ：おかしいだろう。
フリーチ：相手が邪悪な奴だったら怖いじゃないか。邪悪だったら。
ギーニ：それは別にいいけどさ。
フリーチ：いけないか。術者に対してはだな、距離を取ってはいけないのだ。つまり、接近する事こそ大切。つまり、忍び足。了解？
ギーニ：いや、相手が驚いて天精招来とかかけてきたら。
フリーチ：そこまでは。………いやだな。そんなことをする邪悪な魔術師だったらこの場で叩き斬ってくれる。
ギーニ：いるじゃないか、ここに。
リスティル：天精招来を使える法士なんか少ないですよ。
フリーチ：ま、そうだけど。とりあえず入ろうか。
ギーニ：じゃあ、運動ロールですね。
カイエン：運動ロール。
フリーチ：じゃあ、みんな忍び足だ。
カイエン：忍び足。
ギーニ：ちなみに失敗。
フリーチ：俺も失敗。
サシャ：唯一できている人。
カイエン：なんか、先頭の辺りがやかましいんですけど。ガシャガシャガシャ。何か、ばきっとか踏んで、ガスガスとか。あ、木の枝折った。
フリーチ：石を踏みしきる音とか。
サシャ：何やってるの。
リスティル：どうも普通に歩いているようだ。
フリーチ：普通に歩いているよりうるさいような気がする。
ＧＭ：しばらく歩いていくとですね、ちょっと開けた所に。
リスティル：多分ね、、食べた食いかけがあるんでしょう。いくつか。食糧にした。
ＧＭ：いや、そう言うのはない。
リスティル：エー、ないの。
ＧＭ：さっきのスイカみたいなのがまた増えていて、その奥に男の人がいますね。
カイエン：出たな。スイカ魔人め。
リスティル：で、スイカ食い過ぎて腹壊してると。
フリーチ：貴様の正体は分かっているんだ。スイカだろう。
サシャ：だから、何あんた馬鹿な事言ってるのよ、ぱしっ。ちなみにサンダルで殴りました。
フリーチ：あう。
ＧＭ：な、な……、な………何ですか………あな…あなた達は………。帰って下さい………！ って言う風に言うね。
リスティル：私達の目的はただ一つ。あの畑から採ったスイカの代金を頂きに来たのよ。
ギーニ：スイカ泥棒を牢に入れに来たんだよ。
フリーチ：なるほど、そう言うことだったのか。いや、それはともかくとして。
カイエン：何を言う。巨大な怪物スイカを使って破滅に追い込もうとしている邪悪な魔術師め。
フリーチ：そうだ、邪悪な魔術師め。スイカ泥棒だろう。
ＧＭ：実験の、じゃ、邪魔をしようと言うのですね。
リスティル：お金をもらえれば。
ギーニ：じゃーあーくーなーまーじゅつーし♪
リスティル：これではまともになってしまう。
ギーニ：じゃーあくーなまーじゅつーし♪
リスティル：人の話を聞きなさい。
フリーチ：いや、あんたも聞いてないじゃないか。
ＧＭ：スイカをけしかけますが、その前に知覚判定。
ギーニ：知覚？
フリーチ：とぉー。
カイエン：うりゃー。
リスティル：３１成功。
カイエン：０６成功。
フリーチ：またー。
サシャ：ああ、また。
ギーニ：ばたー。
ＧＭ：ハイ、えっとね、男の方がちょっと震えていた様な気がしました。
フリーチ：わかってるよ、そんなこと。
ギーニ：ぷるぷるしてる。
フリーチ：うん。たぶん。
ＧＭ：で、その男は慌てて奥の方へと進んでいきました。
カイエン：こら、逃げるとためにならないぞ。
リスティル：逃げると天精招来よ。
フリーチ：それは逃げると思う。
カイエン：ＯＫだ。
フリーチ：それは逃げると思う。
ＧＭ：君達の前には、スイカが４体立ちはだかります。
フリーチ：スイカって言うんだね。
ギーニ：なぜまたスイカ。
リスティル：スイカだー。
カイエン：またスイカだ。
ＧＭ：えっとね、今度のスイカはちょっと前のに比べれば凶悪そうだ。
フリーチ：何ー。
リスティル：縦に傷が入っているとか。
フリーチ：大体、戦闘のスイカなんぞ作って、奴は何をする気なんだ。
カイエン：それは決まっているじゃないか。
フリーチ：そんな強そうな。
リスティル：嫌な奴だ。
サシャ：愛と勇気の２つしかなかったんだよ。
一同：（爆笑）
フリーチ：ぬー。
サシャ：淋しかったんだよ。
ＧＭ：ハイ。
カイエン：そうか。
フリーチ：戦闘開始するか。では………。
ギーニ：戦闘力４０とか言うんじゃないだろうな。
ＧＭ：戦闘力は８０だよ。
一同：何？
フリーチ：はい？
カイエン：は？
サシャ：え？
ＧＭ：反射３０で行きます。
フリーチ：逃げよう。
カイエン：強さ評価しろ。とりあえず。
ギーニ：あ、強さ評価だ。
ＧＭ：すげー強そうだぞ。
ギーニ：みんな、逃げろー。
サシャ：え？
フリーチ：逃げるぞ。
サシャ：何であんなにスイカが強そうに見えるの。
ギーニ：あの馬鹿魔術師の最後の武器だったんだ。
フリーチ：切り札か。
ギーニ：うん。
ＧＭ：とりあえず、殴りに行くよ。
カイエン：やはり邪悪な魔術師だったのか。
ギーニ：とにかく、みんな逃げろー。
カイエン：わかった。ワー。
ギーニ：逃げた。
Ｂ以外：逃げる。
ＧＭ：それは、３回か４回、１ターンフリーアタックできるよ。
フリーチ：なるほど。
リスティル：いやーん。
フリーチ：じゃあ、私が盾になろう。
リスティル：ああ。
ＧＭ：じゃあ、３体分食らって貰うぞ。
フリーチ：仕方がない。ただ、私もただではやられないぞ。
ＧＭ：じゃあ、フリーチさんが盾になったら他の人はダメージを食らいません。
カイエン：うわー。
リスティル：ありがとう。君の………。
カイエン：事は忘れない。
リスティル：君の貴い犠牲は忘れない。
カイエン：ありがとう、そしてさようなら。
サシャ：フリーチ………。
ＧＭ：いくつ。＋２５でやっていいの。
フリーチ：ああ。そう、オーバーは＋２５でしょう。
ギーニ：孤高の剣士、暁に消える。
カイエン：強いな。
ＧＭ：クリティカル。頭に………。
フリーチ：げっ………。
カイエン：ぐっ。
ＧＭ：４０点。
フリーチ：いや、一撃では倒れないな。出血しそう。
サシャ：かなりふらふら。でも、そんなに血はだらだらと出ないのでは。
カイエン：あの防具つけて、あのダメージかよ。おい。
フリーチ：額だけだぞ。
ＧＭ：２回目。
ギーニ：何かやばいって感じみたいな。
カイエン：すぱーん。
ＧＭ：５９で当たりだ。９部位。
フリーチ：右腕か。いかんな。利き腕に。
ＧＭ：右腕に２０点。
フリーチ：おっ。危ない危ない。まだ利き腕持ってるぞ。
カイエン：通常ダメージで２０点か。
リスティル：怖ーい。
カイエン：怖い。一撃で半分以上持っていかれる。
ＧＭ：３３。アーマークリティカル。８部位。どっちがいいかな………。
ギーニ：なんでこんな馬鹿なスイカ作ってやがるんだ。あの馬鹿魔導士が。
カイエン：馬鹿馬鹿馬鹿。
リスティル：だから。
フリーチ：あのな。敵対した物を全てけなすのは良くないぞ。
リスティル：淋しかったのよ。きっと。
ＧＭ：右腕に２０点。
フリーチ：何ー、更に１５点食らうのか。
ＧＭ：左腕だ。
フリーチ：あ、それならいいぞ。クリティカルしたんじゃないの。
ＧＭ：クリティカルは………してる。４０点だ。
フリーチ：ぴったり０じゃないか。それ。いかーん。
カイエン：やばい。
フリーチ：ウグアー。腕に激しい激痛が。自制判定。失敗。膝をつく。
カイエン：待て。これ以上罪を重ねるつもりか。魔導士め。
フリーチ：早く逃げようよ。
カイエン：人殺し。
ＧＭ：スイカは君達を追っかけていくけど。
フリーチ：なるほど。
カイエン：引っ張っていく。
フリーチ：ああ、って言うか。俺をすり抜けて追いかけていくと思うぞ。
カイエン：そうかい。
ＧＭ：殴るよ。近づくんなら。
フリーチ：逃げた方がいい。
カイエン：わかった。すまん。
リスティル：あなたのことは、きっと私が………しばらく覚えていると思うわ。
フリーチ：時々思い出せ。
カイエン：とりあえず、森の中にでも逃げてほとぼりを冷まそう。
サシャ：ほと………。
フリーチ：ほとぼり………。
リスティル：ほとぼりか。
ギーニ：ほとぼり………。
サシャ：私達犯罪者か。
ＧＭ：（爆笑）
ギーニ：ほとぼり言うたぞ。
一同：（爆笑）
サシャ：ついに………。
フリーチ：全くもう………。
リスティル：では。
ＧＭ：何だよ。
カイエン：って言うか、シチュエーション的にはそれが一番合っているとは思うけど。
フリーチ：まあ、内偵の追撃をかわすという意味ではね。
ギーニ：大丈夫だよ、あの魔道士は。良心的に。
フリーチ：単に気が弱そうには見えたな。
ギーニ：気が弱そうだから、だから、何か、淋しかったんだったらお友達になってくれるかも。
カイエン：いや、あんな邪悪な魔導士に差し伸べる手などはない。
リスティル＆フリーチ：（苦笑）
ギーニ：言っといて逃げてるじゃないか、今こうして。
フリーチ：いや、差し伸べる手がないから逃げているんだ。
カイエン：ケースバイケースだ。
ギーニ：ケースバイケースって………。
ＧＭ：とりあえず、所持金と所持アイテム、武器防具を全部取られて、スイカの奴に海辺に運ばれてぽいと投げ捨てられる。
フリーチ：どへ。
カイエン：うわ。
フリーチ：手当てしてもらってないからな。辛いな。
リスティル：そのうち死ぬぞ。
サシャ：いや、死なないと思う。
リスティル：手当てが。
フリーチ：手当てしてないんだろう。
ＧＭ：してない。
一同：（笑）。
フリーチ：死んじゃうよ。やばい。死ぬぞ。それ。下手すると。
カイエン：あ、あんな所に。
フリーチ：何か判定とかでわかるかな。
ＧＭ：運んでいる所を通りすがって見ていた事にしておこう。
カイエン：あ、あんな所に。
リスティル：良かったね。今の、別のＧＭだったら、じゃあ、知覚判定して成功したら見つかるって言って、みんな失敗するんだ。
カイエン＆ギーニ：ちなみにやってみようか。
リスティル：ああ………。
ギーニ：９３とか言ってるし。
サシャ：９４とか言ってる。
ＧＭ：そうしてあげようか。
フリーチ：まあね。
ＧＭ：７６だ。
リスティル：良かったね。
カイエン：もし判定だったら気づかなかった。
ギーニ＆リスティル：危ない。
フリーチ：何かな。
リスティル：で、まあ気づいたと。そうして回復してくれたと。
フリーチ：だが、その前にさ。別に俺、意識を失った訳じゃないんだよ。腕だったからね。スイカが戻ってくる前にさ、魔術師の男は顔を出さないのか。交渉の余地はないのか。
ＧＭ：顔は出さないよ。あの、気絶しないんだったら、気絶するまで踏まれますが。ゲシゲシと。
ギーニ：ひ弱な男め。
フリーチ：ひどい事をするな。しかし、それには抵抗できないから気絶するしかあるまい。
サシャ：そんな事を考えながら意識が飛んでいく。
フリーチ：で、海に放り込まれてから引き上げられると。
ＧＭ：そうそう。
フリーチ：何かひどい目に遭ったな。
カイエン：あ、あんな所に。
サシャ：で、引き上げないとぶくぶくと。
フリーチ：ぐはっ。
ギーニ：大丈夫か。
フリーチ：いや、全然。ＨＰの減少はどうする。
ＧＭ：どうしようか。
リスティル：全部１。
フリーチ：最後、袋叩きにあってるからな。
ギーニ：自分の事痛めつけてない。
フリーチ：いや、あんまり好きではないが、厳密にだな。
ＧＭ：一応あれだよ。フアルが全部回復したことにしていい。
カイエン：まあ、なるほど。
リスティル：え、ファンブルしないの。
ギーニ：それで一日使えませんと。
フリーチ：くそっ。
カイエン：こっちも回復して欲しかった。
フリーチ：いや、一日どこかで野宿しよう。ゆっくり休めば少しは傷も癒える物だ。
ギーニ：じゃあ、野宿。
フリーチ：じゃあ、島の奴の住処はどこにつながっているかわからないから。
リスティル：とりあえず、探り出してみましょう。
ＧＭ：一度村に帰った方がいいのでは。
ギーニ：あの馬鹿魔術師のせいでひどい目にあったよ。
カイエン：いや、村人はこの島に魔術師が住んでいるとか全然知らなかったらしいけどな。色々漁師とかにも尋ねたが。
リスティル：あぶり出ししましょう。あぶり出し。
ＧＭ：あのスイカ戦士は、私達にはかなわないのでは。
リスティル：きっと煙たがって出てきますわ。
フリーチ：なるほど、火をつけるか。
リスティル：そうしたらね。
ギーニ：火、火って何。
フリーチ：火をつけるのか。
カイエン：しかしそうなると私達も………。
サシャ：船あるよ。船。
カイエン：なるほど。追撃を交わす手段として。
リスティル：だから、煙を中に入れて。
ＧＭ：森を焼くの。
フリーチ：いや、森は焼かない。小屋を焼く。小屋というか、洞窟。
リスティル：洞窟に煙を流し込んで。
ギーニ：あぶり出し。
リスティル：で、まあ、別に出口があるんだったらそれも押さえて。
ギーニ：スモークサーモン。
リスティル：嫌がらせにもなるし。
ギーニ：嫌がらせ。何か、メンタル的に傷つけようとしていない。
カイエン：誰がその火を………。その敵の洞窟の真ん前で。
ＧＭ：（苦笑）それって、猫に鈴と同じ話なんだが。
カイエン：………帰ろう。いっぺん。疲れた。
ギーニ：何か疲れたね。
フリーチ：しかし、帰っても解決方法がないからな。
カイエン：ここの島について何か情報があればいいな。
フリーチ：それはそうだな。
リスティル：確かに。所有者がいるんならその人に言って、不法侵入はやめて下さいって言えるし。
フリーチ：言えますね。
カイエン：でも、あれ相手ではどうにもならない。
フリーチ：体勢を整えましょう。戻ろう。
カイエン：戻ろうか。
ギーニ：戻りましょう。
リスティル：と言うか、塩かけたらどうにかなるかな。
ＧＭ：おいしくなるかもしれないよ。
一同：（苦笑）
カイエン：やっぱり、スイカの弱点って言ったら天かすでしょう。
フリーチ：天かす？ 何だ、それは。
ギーニ：梅干しか？
カイエン：梅干しか。
フリーチ：ああ。
ＧＭ：食い合わせが悪いと。
リスティル：天ぷらだよ。
フリーチ：いや、弱点じゃないと思うんだけど。
ＧＭ：弱点なのか………？
フリーチ：何を言っているんだ、君達は。
カイエン：いや、本当に弱点だったらいいなと思って。
フリーチ：何で。ウオー。全く………。
カイエン：まあ、ともかくいっぺん戻ってそう言う情報を集めよう。
フリーチ：じゃあ、オーエンさんに、島にいたところ、かくかくしかじかと。
カイエン：邪悪な魔術師が。
フリーチ：この村を救う連中を集めた方が。
ＧＭ：そ、そうですか………。でも、スイカですか………。
フリーチ：いや、あれはただのスイカではない。
サシャ：だいぶ強いスイカなんですよ。
フリーチ：そんなのは知らない。
ギーニ：でかいスイカ。
ＧＭ：そうですか。
カイエン：あの島自体巨大なスイカの兵器なのだ。
ＧＭ：きくかどうかはわかりませんが。
フリーチ：謎の存在ではあるが。
ＧＭ：えっと。ちょっとあれを頼んで持ってきてくれと女将さんの方にオーエンさんは言うね。
フリーチ：あれ？
リスティル：除草剤か。
ＧＭ：で、しばらくすると、一振りの木の棒を君達の前に持ってきてくれた。
カイエン：棒？
フリーチ：まさか………。百発百中の棒というわけでは………。
ＧＭ：これは………名棒スイカ割り………。
フリーチ：やはり。
一同：（爆笑）
カイエン：なんだ、名棒って………。
フリーチ：つまり、これを持っていればどんなスイカも百発百中、まっぷたつというわけだ。
サシャ：名棒ではやばいから名棍スイカ割りですよ。
リスティル：棒でいいよ。棒だよ。
ＧＭ：何か書いてあったけど。
フリーチ：４級武具とか。
ＧＭ：そうだよ。
カイエン＆リスティル：うわー。
ギーニ：ナイススティックだ。
リスティル：前をやっているから。
ギーニ：誰が持つの。
フリーチ：もちろん私だろう。武器なくしたし。
ギーニ：なくしたの。
フリーチ：全部はがれたし。
ギーニ：えー。
カイエン：あー。
リスティル：宝石も？ お金も？ 見つけたらみんなで山分けね。
フリーチ：何でそうなるんだ。返してくれ。お礼はするぞ。
ギーニ：何か、あれだね。金品持ってないと普通の人間だね。
フリーチ：中味は違うぞ。
カイエン：そうかな。
フリーチ：さあ。
ギーニ：何か説得力がないな。
フリーチ：信用するかしないかはお前達の勝手だ。でも、この棒さえあれば勝てるというのだろうか。………本とか？
カイエン：怪しいな。
フリーチ：勝てるのか。
カイエン：怪しいな。
フリーチ：刃先、きらーん。
サシャ：一言言っていい。１人倒しても３人に囲まれるんじゃないの。
フリーチ：なるほど、１人ずつ相手にしなくてはいけないと言う事じゃない。
カイエン：橋の上とか。
フリーチ：そうだね。
ギーニ：今までスイカがきらーんとか言ってたけど、どこが光っていたんだろう。目なんてないじゃないか。
サシャ：表面が。
フリーチ：きらーんと。
カイエン：表皮。
フリーチ：おう。なるほど。そうか。表面がね。
カイエン：恐ろしいわ。
フリーチ：スイカだからね。
リスティル：恐ろしいわ。
カイエン：次は………洞窟じゃ広すぎるしな。
フリーチ：罠を仕掛けるんだ。
ギーニ：でもさ、何でこんな物が………。何でこんな人が名棒を持っているんだ。
ＧＭ：名品スイカ割りの棒だ。
フリーチ：名品？
ギーニ：何で名品なんか持ってるの。この人が。
ＧＭ：スイカの名産地だから。
カイエン：なるほど。
フリーチ：はうー。
カイエン：すごい説得力だ。
フリーチ：つまり、祭りの時などに使っていた棒がいつの間にかというわけだ。
カイエン：すごい説得力だ。
フリーチ：まさか………。
ＧＭ：いや、ＢＦならではだろう。
フリーチ：さすが歴史のある品物。
サシャ：いや、村一番の勇者を決めるために落とし穴がたくさん開いていた所を………。
フリーチ：いや、落とし穴じゃなくて、スイカ割りの大会を行っているのではないか。
サシャ：いや、だから、そのスイカ割りの大会で肝試しとして落とし穴がたくさん開いているところでスイカを割るという………。
フリーチ：うーん。まあな。そう言うのもあるかもしれない。
サシャ：多分そうだと………。
カイエン：そう言えば、昔、書物で読んだことがある。
フリーチ：何ー？ 本当か。
ギーニ：民…刊の本か。
カイエン：うむ。アウマ名スイ＝カワリの………。
フリーチ：アウマだからっていいかげんなことを言うな。
ギーニ：何だ、スイ＝カワリって。
リスティル：少し食べ物をくれないか。
ＧＭ：はあ。
フリーチ：スイカを持ってこさせて、こつんと叩く。
ＧＭ：普通にこつんと叩く分には普通の棒みたいだ。
リスティル：だー。
フリーチ：ほう。では、この効果が出ると言うんだ。
サシャ：目隠し目隠し。
一同：（苦笑）
リスティル＆フリーチ：目隠し………。
ギーニ：目隠しか………。
フリーチ：なるほど。主人、そうか。
サシャ：いや、もう一つ忘れていた。３回回って。
フリーチ：ほう。
ＧＭ：棒を頭にぶつけないように。
フリーチ：ほう、そう言うことか。
カイエン：なるほど。すごい説得力だ。
フリーチ：では、主人、目隠しを用意してくれ。
ＧＭ：わかりました。
サシャ：じゃあ、私がまいてあげる。
フリーチ：くるくるくる。
カイエン：さあ、かかってこい。
フリーチ：では、この棒の威力、見せて貰う。
リスティル：右か左か。
ギーニ：右々、あ、ちょっと左。
フリーチ：左だな。
リスティル：いいぞいいぞ。
ギーニ：あ、もうちょっと。
カイエン：後もう２歩進んで。ああ、行き過ぎ行き過ぎ。
サシャ：ああ、踏んじゃう踏んじゃう。
フリーチ：お、おう。
ギーニ：良し。
カイエン：そこだ。
フリーチ：とー。
リスティル：すか。あ………。
ギーニ：ばこーん。
フリーチ：え、何。割れた。
ＧＭ：それは、チェックしてみる。
フリーチ：何でやるんだ。運動か。知覚か。
ＧＭ：知覚ロール１／２かな。
フリーチ：知覚じゃ、うりゃー。あ、００………。
ギーニ：１００。
フリーチ：がーん………。
カイエン：ファンブル。
フリーチ：全然違うよ、誰かの頭叩いちゃうよ。
ＧＭ：豪快にすかりましたが。
フリーチ：ばきーん。あーあ。
サシャ：地面たたくと。
Ｂ＆カイエン：主人………。
フリーチ：やはりこれではダメなのではないか。
ＧＭ：えっと、実際には、そのスイカ割りの棒は、あの、一応六尺棒と同じ扱いなんだけど、えっとね、クリティカルした時にスイカをきれいにまっぷたつにすることができる。
フリーチ：うーん。なるほど。しかし、奴らを相手にクリティカルを出せと。
カイエン：無理でしょう。
リスティル：何が………。
カイエン：できないでしょう。
フリーチ：でないでない。可能性がない。
カイエン：ないもん。０だもん。
フリーチ：根性で当てることはできるけど、クリティカルはしない。
カイエン：絶対にならない。
リスティル：網をかけて動きを止めるとか。
フリーチ：なるほど。戦闘力を落とすという訳か。
リスティル：そう言うのはどうだろうか。
カイエン：投網作戦か。
フリーチ：罠だろう。
ＧＭ：他にもスイカに対しては様々な効果があると聞きますが、さすがにああいう類の物はでていなかったので、本当かどうかまでは………。
サシャ：さっきのちびスイカを捕獲して叩いてみようか。
フリーチ：そうだ、足が１本残っていたスイカが残っていたような気がするが。
サシャ：そうだ、スイカ、主人は。
フリーチ：あのスイカ、捕獲していないか。
ＧＭ：いや、そのままほっときましたけど。
フリーチ：じゃあ、そのスイカで試してみようか。
カイエン：腐ってないよね。
フリーチ：まだ動いてる？
ＧＭ：うじうじしてるよ。海の方に行こうとしているかな。
フリーチ：じゃあ、コンコンと叩いてみる。
カイエン：グロテスクだ。
ＧＭ：それはね。ちょっと待って。
カイエン：グロテスクだ。
リスティル：変なの。
カイエン：何だ、今シュールな世界は。シュールすぎる。
フリーチ：アイデンティティを保っていかなくては。
ギーニ：スイカが二足歩行してる時点でダメになっちゃった。
リスティル：もう、話が無茶苦茶だよ。最初のタコまではわかったけど、ここまでいくと………。
ギーニ：神様は一体何を考えていらっしゃるのか。
リスティル：楽しければいいんじゃないの。
ギーニ：楽しければいいのか。
ＧＭ：とりあえず、スイカは戦闘力１５で計算して下さい。
フリーチ：ああ。って言うか、なるほどね。クリティカルだ。
ＧＭ：問答無用でまっぷたつに割れました。
フリーチ：ずいぶん手応えは良かった。
ギーニ：棒にしちゃきれいに割れたしね。
フリーチ：やや動きも鈍ったように見えたがな。
ギーニ：本当かな。
フリーチ：この棒を前にしたところ。
カイエン：じゃあ、それでやってみるか。
ＧＭ：あ、えっとね、ウェポンクラスはＥにします。
フリーチ：誰でも使えるじゃないか。
リスティル：あ、本当だ。
ＧＭ：それは、スイカ割りの棒ですから。
ギーニ：じゃあ、ふーちゃんやってみる。
リスティル：じゃああたしが………。すか………。あ………。
フリーチ：一応戦い慣れていないとダメだと思うんだけどな。まあ、武器のない私にやらせてくれ。雪辱と言うのもあるし。では、この棒は、まあ罠など仕掛けてくれるとうれしい。
カイエン：我々は戦闘に参加せずにサポートすると言う事で。とりあえず、網を借りていきたいな。
サシャ：後落とし穴か。掘れるかどうかわからないけど。
リスティル：任せたーっと。
フリーチ：そういったものを用意したいんですけど。
ＧＭ：ハイ、どうぞ。君達の欲しい物は用意してくれます。よっぽど突飛なもんじゃなければ。
フリーチ：網と掘る道具とロープと。
カイエン：確かに、あいつらは目がないのに。
フリーチ：私達を感知したな。
カイエン：だから、普通にロープを張っても見えないんじゃないのか。
フリーチ：それはあり得るかもしれないな。
リスティル：そうすると転びそうですね。
フリーチ：と言う事は、転んだ先に罠を仕掛ければいいのか。
サシャ：転んだ先に落とし穴か。
カイエン：穴の手前にロープを張っておいて、こてっ。ぼとっ。で、その上から網をかぶせて、ぼこぼこと。
フリーチ：どうせスイカなのだから、強度はそんなにないはずだ。下に杭などを置いておけば、そのまま重みで………。
一同：（笑）。
サシャ：それは思っていなかった。
フリーチ：ころ、ごすっと。
カイエン：お前ら、えげつないな。
リスティル：でも、そんなのを用意するのにどれくらいかかるのよ。
フリーチ：それは確かに難しいのかな。
ギーニ：それよりも入り口にロープを張っておいて。あ、でも、そのままこけたら割れちゃうんじゃないの。
フリーチ：それはないと思うぞ。
ギーニ：ずずっ。
ＧＭ：あの激しい戦闘に耐えていると言うことを考えてね。
ギーニ：あ………。
カイエン：あの皮は超人強度が８くらいあるんだよ。
リスティル：地面に網を張っておいて、ふむとばさっとあがる奴。
フリーチ：なるほど。
リスティル：ああいう類のほうがまだ。
フリーチ：確かに時間は稼げそうだな。
カイエン：だったら、樹木は？ 多いしな。
リスティル：見つかりにくいんじゃないのでしょうか。
フリーチ：じゃあ、それで行ってみよう。
カイエン：おう。
リスティル：誰か、作業ロール高い人。
カイエン：２８。
フリーチ：作業２７。
ギーニ：１７ー♪
リスティル：３１で………。
サシャ：木を削るとかそう言う類だったら心配ない。
フリーチ：ああ、なるほど。
リスティル：私ですか。
フリーチ：じゃあ、えっと、まずとにかく島に渡ろう。そうだな、火とか油の類はいらないだろうか。
リスティル：あ、一応貰っておきましょうか。
フリーチ：うーん。まあ、必要ないけどな。
リスティル：火であぶるとか。
サシャ：熱い。それは転ばせた方が。
カイエン：島には………。
ＧＭ：武器の類はネットくらいしかないからね。
フリーチ：ああ、漁師に銛は。
ＧＭ：銛はあるね。
フリーチ：でも、銛は必要ないか。
ギーニ：質問です。洞窟の上は何かあるのでしょうか。
ＧＭ：崖になってる。
ギーニ：崖？
フリーチ：崖で更に木が生えているんじゃないの。わからないけど。
ギーニ：洞窟が祠みたいにさ、出っ張っているわけじゃないんだよね。上に何か乗っているとか。
ＧＭ：ないない。
ギーニ：だったら、上から網をばーっとかぶせることができるでしょう。
フリーチ：ただ、浅い落とし穴でもいいから一瞬相手に隙ができればばったばったとなぎ倒していくことができるか。じゃあ、二つ用意してみようか。罠。
リスティル：ですね。
ギーニ：誰か罠作りできる。
フリーチ：いや、とりあえず、我々でやってみるしかない。
カイエン：やるしかない。
フリーチ：じゃあ、ボートに乗っていきましょう。
サシャ：まあ、手製の銛くらいだったらいくらでも作れるけど。
ギーニ：ぎーこ、ぎーこ、ぎーこ………。
サシャ：ちゃんと漕いでよ。
フリーチ：仕方がない、今回は私も責任を感じているので漕ごうか。
ＧＭ：このままほっとくと財産がないもん。
フリーチ：それもあるな。
サシャ：と言う事でちゃんと漕ぐように。
リスティル：ただの、あのね。何だ、その………。
カイエン：ただの馬持ってる人になってしまう。
フリーチ：そう言えば馬の世話を忘れてしまったな。
リスティル：馬持ってるね………。
カイエン：普通の人。
ギーニ：店の人に食べられちゃう………。
カイエン：こらこら、食うか。
リスティル：おいしい馬刺………。
カイエン：それはまずいだろう。
ＧＭ：えっと、島に着きました。
フリーチ：上陸。で、えっと。
カイエン：罠の用意だ。
フリーチ：そうだな。いきなりスイカに出くわすのはまずい。まあ、それでも仕方ないか。
カイエン：洞窟入り口辺りまでは様子を探りつつ。
フリーチ：こっそり近づいていく。そして、洞窟の入り口にまずロープを。下の方にロープを張ってしまって、スイカの足ってどうせ短いから胴が引っかかるくらいだから。で、それで、その、転んだ先くらいに浅い落とし穴を掘っておこう。
サシャ：更にちっちゃい杭を。
フリーチ：そっちは時間がかかるから後回しにして。
カイエン：ネットを気に引っかけてびよーんって奴を。
フリーチ：そっちを手伝ってくれれば。
カイエン：じゃあ、作業ロールか。
リスティル：あ、成功した。作業成功。やった、悟った。
フリーチ：悟り………。
カイエン：ホワンホワンホワンホワンホワワワ～ン。何で１００出る………。
リスティル：あ、うまく行ったわ。これならこっちの合図一つで。
フリーチ：よし。
サシャ：じゃあ、この杭を………。
フリーチ：じゃあ、罠を仕掛け終わりました。で、おびき寄せるだけか。じゃあ、どういう風にするか。
カイエン：堂々と目の前に立って………。
フリーチ：そうか。魔術師ども、話がしたいと大声を上げる。
カイエン：邪悪な魔術締め、天に代わって成敗してくれる。
リスティル：ばきばき。
フリーチ：いや、いいんじゃないの。スイカをけしかけてくるかもしれない。
カイエン：この、スイカ使わせるだけしかない似非魔術師め。
サシャ：観戦していていいですか。
カイエン：盗んでいったスイカ代を払え。
フリーチ：そうか、銛とかを貰ってくれば手早いのか。
カイエン：洞窟の中めがけて。
フリーチ：大声でか。
ギーニ：じゃあ、考える限りの罵詈雑言を………。
フリーチ：そこまでするな。後々関係が悪化するような気がするから。
カイエン：このすっとこどっこい。
サシャ：ため息をつく。
フリーチ：なるほど。それは悪口なのか。
リスティル：さあ、良くわかんない。
ギーニ：おまえの母ちゃんでーべーそー。
リスティル：変な音を立てるとか。
カイエン：このスイカおたく。
フリーチ：では、前後左右を確認しよう。中にいるとは限らないから。
サシャ：その間に後ろから来たりして。
カイエン：いなかったら大笑いだな。それで、あほーとか言いながら、後ろで立っているの。
フリーチ：きらーんって。
カイエン：ばきゃっ。じゃあ、中を覗いてみるか。仕方ないけど。とりあえず、覗いてみようか。
ギーニ：スイカいやーん。
フリーチ：では。
カイエン：スイカ恐怖症になっている。
ギーニ：出てきても食えない。
フリーチ：いや、出てきたら食うぞ。俺は。
ギーニ：恨みを込めて。
カイエン：さっきの、この間の所まで行ってみよう。
フリーチ：なるほど。
ＧＭ：隊列を組んで下さい。じゃあ。
フリーチ：仕方ない。じゃあ、私は先頭に立とう。
カイエン：真ん中辺。
サシャ：私も先頭でいいよ。
リスティル：最後の方。一番最後がいい。
ギーニ：じゃあ、サブしんがり。
ＧＭ：じゃあ、君達が前来た辺りに来ると、やはりそこで待機してますね。
フリーチ：スイカが４体くらいか。
ＧＭ：後、男の人が。
カイエン：でたな、スイカ泥棒、似非魔術師め。
ＧＭ：イアラね。男の人。ま、また来たんですか。こ、困りますって言って。
リスティル：何が。何が困るの。
カイエン：これ。
ＧＭ：スイカをけしかけてきます。
カイエン：ワー、逃げろー。
フリーチ：じゃあ、大声を上げます。
ＧＭ：男のイアラは奥の方へと逃げていきます。
カイエン：返せ。
フリーチ：行く前に一言。貴様をこの棒で見事叩き割ってくれるわ。
ＧＭ：背を向けたイアラがまずびくっとするんだけど、それにつられたかの様に、目の前に８体のスイカがいるんだけど。
サシャ：え？
フリーチ：ほう。
ＧＭ：そのスイカがたじろぎます。
カイエン：ほう。
サシャ：（笑）。
フリーチ：あ、きいてるきいてる。
リスティル：何だ。
ギーニ：何て言ったんだ。
フリーチ：この棒で見事叩き割ってやる。
ギーニ：それで………あのスイカがたじろぐって言うのも。
ＧＭ：ハイ、戦闘に入ります。１ターンフリーアタックです。
リスティル：どっちが。
カイエン：後退だー。うわー。
フリーチ：じゃあ、まず………。
リスティル：後転………。みんなで。後転とはこうする物だとか言って。
一同：（爆笑）
サシャ：うわ。
フリーチ：嫌だな。後転してみる。
カイエン：ここでは被害がでる。向こうで勝負だ。
フリーチ：もっと広い所でやると言えるの。王道だ。でもいいか。せっかくの罠が無駄になるのは嫌だし。
カイエン：うわー。
フリーチ：こっちへ来やがれ。
カイエン：逃げる。
サシャ：一応、落とし穴にスパイクつけたら。
フリーチ：うーん。
サシャ：それで１体くらい壊れてくれれば。
ＧＭ：そこまでの時間はなかったじゃないか。
フリーチ：ネットやってたからね。
リスティル：やっぱりあれがやりたかったな。ぱたぱたぱたぱた………。
フリーチ：いぶすの。
リスティル：いぶし出し。
フリーチ：ああ、でもあの洞窟、別にどこか出口がありそうだし。
リスティル：それを何回か繰り返せば、諦めてどこかへ行ってくれるかも。
フリーチ：それは………。
リスティル：まるで地上げ屋だな。
フリーチ：そうだね。まあいいや。おびき寄せるというか、走っていって、罠は慎重に避けて、で、洞窟の横かなんかで待機していよう。
ＧＭ：スイカは洞窟のでる寸前まで行くんだけど、そこから先には出ていきません。
リスティル：あ、頭がいいかも。
フリーチ：じゃあ、Ｈｉｔ＆Ａｗａｙする。踏み込んで殴って逃げる。
ＧＭ：じゃあ、それはもう少し奥の方まで逃げ込みます。
フリーチ：臆病な奴め。
ギーニ：ほーら出てこい、バーカバーカ。
フリーチ：いや、あいつには挑発はきかないと思う。
カイエン：うーむ。そうだ。
ギーニ：強さ評価。
ＧＭ：強さ評価？
フリーチ：あいかわらず８０なの。棒を向けられている状態で。
ＧＭ：戦闘力３５。
フリーチ：だいぶ弱くなった。
カイエン：行けるかもしれない。
リスティル：頑張って。
ギーニ：拮抗してるな。
リスティル：牽制してる間に。
フリーチ：＋１０はつくよ。六尺棒と同じ扱いだから。
サシャ：長い分当たりやすいんだ。
フリーチ：ただ、ダメージはあんまり良くないけどね。
リスティル：遠くから天精招来で１体ずつつぶす。
フリーチ：なるほど。じゃあ、私は前に出て戦うことにしよう。で、援護してくれ。
サシャ：仕方ない。
カイエン：じゃあ、Ｌｅｔ’ｓ。
リスティル：罠が無駄になるね。
フリーチ：まあ、だろうなとは思っていたけど。
ＧＭ：えっとね、強そうなスイカが３体だね。えっと、強そうなスイカより弱そうなスイカが４体。
カイエン：そいつは俺に任せろ。
サシャ：で、ロイヤルスイカが４体？
フリーチ：いや、強そうなのが３体なんだよね。
サシャ：ロイヤルスイカが３体。
リスティル：中くらいが４体。
ＧＭ：ちなみに、強そうなスイカをスイカ戦士、弱そうなスイカをスイカ従者と名付けます。
フリーチ：スイカウォーリアーとスイカサーバントという訳か。
リスティル：合計で７体？
ＧＭ：そうです。
フリーチ：さっき８体って言ってなかったか。
リスティル：気のせいだよ。
カイエン：気のせい気のせい。
フリーチ：なるほど気のせいだ。
カイエン：魔術師が１体入るんだ。
ギーニ：８体って聞こえた。
カイエン：魔術師が１体。
ＧＭ：じゃあ、１体増やしておこうか。
フリーチ：そうくると思った。
ＧＭ：それでもいいよ。
ギーニ：やだ。
フリーチ：いいよ………。
ＧＭ：少ない方がいいでしょう、もう、戦闘何回かやったから。
カイエン＆ギーニ：うん。
ギーニ：っていうか、２レベルアップさせてくれるんだったらいい。
カイエン：こら。
リスティル：あほ。
フリーチ：１人増えたから２レベルアップ。
カイエン：こらこら。
ＧＭ：無茶苦茶。はい、どうぞ。
フリーチ：先攻できるかな。
ＧＭ：こっちの反射は１０と１５。
フリーチ：よっしゃ、先行できる。
カイエン：１５だ。
フリーチ：いくぞ。まっぷたつと叫びながら殴る。
ＧＭ：えっと、殴るのは、今、スイカ従者の１と２しか殴れない。
フリーチ：なるほど。スイカ従者１。クリティカルした。ぱかっと。
ＧＭ：ぱかっ。
フリーチ：かーん。
カイエン：オー。
フリーチ：何かな。
ギーニ：すごいぞ。
サシャ：名刀の切れ味。
フリーチ：どさっ。
サシャ：伝説のスイカ棒。かっこ名刀の切れ味。
フリーチ：何かな。
カイエン：さすがは名刀。
ギーニ：名棒。
リスティル：名棒の威力。
サシャ：やっぱり名棍の方が。
ギーニ：えっと、やるのかな。
ＧＭ：２人までしか前に出られない。
ギーニ：じゃあ、えっと。
フリーチ：棒を向けている間は弱体化してるの。
ギーニ：あらかじめ強さ評価。
ＧＭ：どっち。従者、戦士。
ギーニ：改めて。
フリーチ：従者。
ＧＭ：従者は戦闘力１５。
リスティル：俺でも倒せる。
カイエン：うおっ。
ギーニ：えっと、１５って事は２５ね。
フリーチ：よっしゃ、クリティカル行っちゃえ。
ギーニ：３６？
フリーチ：クリティカルだね。
ギーニ：クリティカルー♪ じゃない。あったりー♪ えっと、８部位、左腕に１４点。
フリーチ：べしっ。
ＧＭ：ハイ。片手が飛びました。
フリーチ：おう、弱ってる弱ってる。
サシャ：戦闘には参加できないよね。
ＧＭ：遠当関係がなければ。
サシャ：ない。
ＧＭ：ハイ、じゃあ。
リスティル：天精招来。成功。
ＧＭ：誰に。
リスティル：強い方。
ＧＭ：Ａ、Ｂ、Ｃ、どれ。
リスティル：Ａ。部位は１、胴体。
ＧＭ：何点。
リスティル：２０点。防具無効。
ＧＭ：ハイ。
カイエン：でも、戦闘参加できないんだよね。
フリーチ：そうか。
カイエン：暇つぶしに何か投げよう。
サシャ：投石とかできればできるんだけどね。
ＧＭ：別に、下に落ちている石を投げてもいいよ。
カイエン：ああ、じゃあ、そうしてみるかな。
フリーチ：援護になるかも。
ＧＭ：普通に振って。
カイエン：戦闘力の基本値だね。１５だから。よいしょ。
ＧＭ：こぶし大の石を投げたことにするよ。威力は１Ｄ１０でいいよ。当たり所の関係だから。誰に狙ったの。
カイエン：えっとね、スイカ従者２。えっと、命中してるな。７だから右腕。
ＧＭ：１Ｄ１０振って。
カイエン：うりゃ。２点。
ＧＭ：はい。はじかれました。
カイエン：くー。せこい。
ＧＭ：ハイ、あ、こっちだ。スイカ従者、２、３が前に出ていて、どうせ－２５だろう。
フリーチ：なぎ倒すの面倒だな。まあ、反撃でディフェンスクリティカルが出るかもしれないから。
ＧＭ：６６．ファンブル。オーメンだし。
フリーチ：鎧が破損。場所は部位決定。
ＧＭ：７。で………２０。
フリーチ：え、攻撃側アタック。
ＧＭ：命中。
フリーチ：おれに当たったのね。何点。
ＧＭ：８部位に３点。
フリーチ：いやだな。防具がないからそのまま食らう。
ＧＭ：ハイ、次。どうぞ。
フリーチ：はい、じゃあ攻撃します。とー。よし。クリティカル。
ＧＭ：ハイ。パン。
フリーチ：従者２。
ＧＭ：ハイ、で、４が出てきました。
カイエン：面倒くさい。
フリーチ：３にしておけば良かった。まあいいや。どうぞ。
ギーニ：じゃあ、従者に向かって強さ評価で１回見るけど。
ＧＭ：強さ評価は１５です。
ギーニ：じゃあ、さっきと同じ２５ね。８部位で普通の当たり。左腕。１４点。
フリーチ：足の方がいいんだよな。
ＧＭ：ハイ。３と４どっちだっけ。
フリーチ：３かな。どっちもノーダメだから。
ＧＭ：ハイ。
サシャ：投石。
リスティル：石投げ。何て情けない。
フリーチ：突破できるんじゃないかな。意外と。こいつら弱ってるから殴られても痛くなさそう。
サシャ：４０で………４７。ヒットだな。体力オーバー分は？
ＧＭ：ああ、じゃあ、追加ダメージで１点。
サシャ：じゃあ１１点。で、胴体。
リスティル：剛速球だ。
ＧＭ：誰を狙ったの。
リスティル：めり込んだ。
サシャ：前にいるのは両方とも従者でしたっけ。
ＧＭ：従者と、飛び道具なら後ろもか。
サシャ：じゃあ、スイカ戦士Ａ。
ＧＭ：どこを狙ったって。
サシャ：胴体に１１点。
フリーチ：どひゅー、ガン。
カイエン：めり込んでるんじゃないの。
リスティル：天精招来。０２成功。
カイエン：その突き刺さった所目がけて。
フリーチ：やった。８だから左腕。Ａね。
ＧＭ：ハイ。
カイエン：武器がふるえない。
フリーチ：どうなったんだろう。
カイエン：ウェポンクラスがＡなのに戦闘できない。
ＧＭ：何だっけ。今、天精招来。
リスティル：左腕。２０点。
ＧＭ：ハイ。
カイエン：投石するしかないんだよね。＋１５。
フリーチ：………ごめん、この棒を折って使うとか………。
一同：（苦笑）
リスティル：魔力がなくなったら………。
ＧＭ：なくなった時大ピンチだよ。
ギーニ：でも、それ握って殴ればどうなるのかな。
フリーチ：いや、ダメでしょう。
リスティル：折った時点でもうおしまい。
カイエン：従者、さっきの奴の右腕に。既にダメージの時点で３点しかいってないんだけど。
ＧＭ：ハイ、はじかれました。
カイエン：戦わせてくれ。
一同：（苦笑）
フリーチ：じゃあ、一気に押し戻すこと、できない。
ＧＭ：押し戻すって、押し切っちゃうの。
フリーチ：ぶんぶんとか振り回して。相手を威嚇して。
サシャ：怖いだろう怖いだろう怖いだろう。
フリーチ：振り回して。広間の所まではできないかな。
ＧＭ：ハイ、それは可能です。
フリーチ：よっしゃ、うりゃうりゃうりゃ。ブンブンブン。
サシャ：やっと戦える。
フリーチ：で、広間まで押し戻した所で展開して。で、戦闘です。
ＧＭ：じゃあ、全員で戦闘します。
カイエン：うりゃー。
リスティル：リスティル以外の４人だ。
フリーチ：そうか、術者は下がってるのか。じゃあ、今度は最初からスイカ戦士Ａを狙います。
リスティル：私がダメージ与えたけど。
フリーチ：じゃあ、Ｂに行きましょう。
ＧＭ：戦闘力は３５。
フリーチ：差は１１か。行くぞ。ぐっ。普通の命中かな。１５で。いかーん、外れた。何てこったい。失敗。
ＧＭ：ハイ。どうぞ。
ギーニ：じゃあ、えっと、さっき戦った従者３か。クリティカル。左足に１８点。
ＧＭ：左足がもげました。戦闘不能になります。
サシャ：ただいまの戦闘可能な敵は。
ＧＭ：従者４と戦士がＡＢＣ。
カイエン：従者は任せろ。
リスティル：ん？
フリーチ：戦士はまだ残っていると。
ＧＭ：ＢとＣが無傷でＡが結構ダメージ食らってる。
サシャ：Ａ。投擲。
ＧＭ：戦闘力３５ね。戦士は。
サシャ：いや、従者の方。
ＧＭ：ハイ。
サシャ：クリティカルで部位が６。右足に２１点。
ＧＭ：ハイ、吹き飛びました。
サシャ：すぱーん。
リスティル：さあ、後はあれだけだ。天精招来。３９、成功だ。
ＧＭ：誰に。
リスティル：それはＡに決まってるでしょう。胴体に２０点。
ＧＭ：ハイ。
カイエン：どいつが残ってるの。
ＧＭ：戦士ＡＢＣ。
カイエン：だけ。何か。戦士Ａの方に。
サシャ：武器は何。
カイエン：杖。
サシャ：杖か。
カイエン：杖。
ギーニ：よく杖で戦う勇気あるな。
フリーチ：それしか持ってないから。
リスティル：杖でどころか、棒で戦っている人もいるからね。
フリーチ：それは………。
ギーニ：それは名棒だから。
カイエン：ＯＫ、１２。で、７部位。
ＧＭ：ハイ、次です。スイカ１２３で行きます。ＡＢＣで。－１５か、－２５だね。１３で当たりです。はい。
フリーチ：ダメージは。はい、頭に１０点。はい、ギーニ。命中しています。ディフェンディング側命中。
ギーニ：こっちが命中ね。部位は６、左腕。１４点。
ＧＭ：１４点か………。はい。
カイエン：４５。
ギーニ：４５？
カイエン：防御時はね。
フリーチ：盾使ってるから。
カイエン：なけなしの金で買った戦盾。
フリーチ：役に立っている。
ギーニ：役に立っているよな。
カイエン：立って貰わなきゃ困る。
ギーニ：一財産つぶそうとしたもんな。
ＧＭ：ハイ。
フリーチ：いきます。よし、クリティカル。
ＧＭ：狙ったのは。
フリーチ：Ｂです。
カイエン：アタック。まっぷたつだ。
フリーチ：うりゃ。バーン。かーん。
サシャ：と言う事は、円月殺法ですか。
ＧＭ：ごめん、僕のキャラがその前に入る。
フリーチ：そうだ。フアルか。
リスティル：回復魔法か。
ＧＭ：頭を回復しようかな。頭に１０点は結構しんどいでしょう。
フリーチ：まあね。
ＧＭ：６２。失敗してる。はい。で。
ギーニ：いきます。従者３。
フリーチ：従者、もういない。
ギーニ：あ、戦士Ｃ。戦闘………プラス５。普通の当たり。左足、１４点。
ＧＭ：Ｃが残ってる。Ａはかなり傷ついてる。
サシャ：じゃあ、Ａの方に………ハプニング出ました。
リスティル：手を離した武器が相手に当たり、クリティカルダメージ。場所は判定表で決定。ただし、戦闘中にはその武器は回収不可。
サシャ：胴体に２１点。
ＧＭ：ハイ、じゃあ胴体にめり込んで当分取れそうにありません。
サシャ：あー。
フリーチ：なんだっけ。
サシャ：小太刀。
フリーチ：小太刀か。
カイエン：お前の小太刀は貰った………。
フリーチ：んなわきゃない。何がだ。
ＧＭ：狙ったのはＡだっけ。
フリーチ：そうだよ。
ギーニ：じゃあ、今ので倒れちゃうんじゃないの。だいぶ食らってるよね。
サシャ：２２点。
リスティル：天精招来。あ、失敗した。
ＧＭ：ハイ。
カイエン：Ａにアタック。ＯＫ。０９でクリティカル。胴体に１５点。
ＧＭ：はい、それは。
カイエン：うりゃ。すぱーん。
ＧＭ：あ、ダメだ、まだ。
カイエン：せっかくスプラッタだと思ったのに。
フリーチ：しぶとい。
ＧＭ：じゃあ、１、２で。７２で相打ち。
フリーチ：ダメージは………。棒のダメージないよ。六尺棒のダメージは。１２点。こっちは。部位は何だ。部位は５。右足だ。そっちのダメージは。
ＧＭ：６部位に１０点。
フリーチ：左腕に１０点。
ＧＭ：で、こっちか。いくつだっけ。戦闘力。
フリーチ：こっち。３８。
ＧＭ：－５．失敗です。次はこの子の番だから。
フリーチ：フアルだ。
ＧＭ：失敗してる。
フリーチ：いきます。スイカＢがいなくなったからＣを狙います。
ＧＭ：Ａは頭にひびが入りまくっている。
フリーチ：いかん………。いかーん。
リスティル：ファンブル？ ハプニング？ 武器が飛んでいってしまう。あーー。うわー。
カイエン：哀れ武器が。
サシャ：使えない分にはいい。
フリーチ：相打ちかな………はずれ。
ＧＭ：ハイ。
ギーニ：いきます。頭にクリティカル。
ＧＭ：誰。
ギーニ：Ｃ。
フリーチ：Ａ狙えよ。もう遅いね。まあいいや。
ギーニ：Ｃにクリティカル。頭に１８点。
ＧＭ：ハイ、頭に１８点。
リスティル：どうするの、殴るの。
サシャ：蹴ってみようかと。Ｃに。
フリーチ：Ａにしなって。Ａの方が弱っているんだから。
サシャ：じゃあ、Ａ。
リスティル：パンチだったら＋１０、キックだったら０。
フリーチ：武器は。あ、小太刀か。
カイエン：さっき埋まった。
リスティル：ぶっ飛んだ。
サシャ：じゃあ、パンチで行こう。鉄拳パンチが＋１０か。部位は………胴体に７点。
ＧＭ：手が痛いです。無茶苦茶。
サシャ：うわ。
ＧＭ：ハイ。
リスティル：天精招来。当たった。
カイエン：Ａにアタック。右足、右手、どっちが傷ついていたかな。右足に１５点。はい。じゃあ。
フリーチ：反撃。相手の。
ＧＭ：じゃあ、Ｃ、Ａね。いくつだっけ、戦闘力。
フリーチ：４６。
ＧＭ：－１０か。失敗。はい。Ａの方は。ハプニング。４。
サシャ：ハプニングは………。
リスティル＆カイエン：ハプニングの………４！
リスティル：所持品のうち何か一つを戦闘中に落とす。破損。
ＧＭ：関係なし。
カイエン：さっき埋まった小太刀。
サシャ：こっちの番か。
リスティル：種がどこか飛んでいっちゃうんだよ。
ＧＭ：４８で成功。頭に２点回復。
フリーチ：俺に。２点。たったの………。よし、うっ。Ｃだよね。よし。０４でクリティカル。ぱかーん。
ＧＭ：ハイ。
ギーニ：Ａだっけ。
ＧＭ：ラストＡです。
ギーニ：４５、普通の当たり。８だから左腕。
リスティル：さあ、誰が先に胴体に当てるか。まあ、当てても通りそうにないけど。
サシャ：防御。
リスティル：天精招来。あ、でた。部位はね。４だから。惜しいな。足だ。左足。２０点ね。
ＧＭ：ハイ。
カイエン：まだ生きてるか。
ＧＭ：足がもげました。
リスティル：転んだ。ころっと。
フリーチ：今がチャーンス！
ＧＭ：修正は＋２０だ。めんどくさいから。はいどうぞ。
カイエン：うりゃ。１９で９部位。
ＧＭ：いいよ、もう。いっちゃったから。
カイエン：どっちにしても当たってるから。９部位。クリティカルの１５点。右手。篭手！
ＧＭ：ハイ。
カイエン：何、まだ生きているか。
ＧＭ：スイカか。攻撃成功です。右腕に１０点。
カイエン：はい。
リスティル：さあ、決めるんだ。
カイエン：今回のヒーロー。
フリーチ：決めてやるぜ。とりゃー。クリティカル。０１で悟り。食らえー。カーン。
カイエン：パコーン。
ＧＭ：渾身の一撃で振り下ろしたスイカ割りの棒は、さっくりとスイカを切って、当たりに赤いスイカの汁が飛び散った。
フリーチ：じゃあ、それを今度は悟り成功だから、それはかからなかったと。
リスティル：横にばーっと飛び散ると。
サシャ：派手に飛ぶのか。
カイエン：何か、やるせないな。
フリーチ：まあな。スイカ割りだし。
リスティル：さあ、奥に行きましょうか。
カイエン：奥に行こう。
フリーチ：とりあえず、この部屋には俺の装備はないの。
ギーニ：ある戦士から奪い取った金銀財宝がザクザクと。
カイエン：よし、急いで探すぞ。
リスティル：オー。財宝は山分けだわ。
フリーチ：山分けじゃないって。俺がお礼を払うけど、山分けにはしない。
ＧＭ：ここにはないみたいだね。
フリーチ：じゃあ、奥に行く。
リスティル：行きましょう。
フリーチ：たたたたた。
カイエン：邪悪な魔導師め。
フリーチ：相手はもう戦力がないんだから優しく対応してやろうぜ。
ＧＭ：戸棚とかね、タンスとか。
リスティル：差し押さえ。
ＧＭ：四角い箱、ボックス型みたいな、つづらみたいなのがいくつかおいてある。男の姿はない。
カイエン：隠れているな。
フリーチ：なるほど、あり得るな。ちょっと待って、話しかけてみよう。我々はスイカ泥棒を追いかけてここまで来た者だ、あなたのやっている事は犯罪だ。
ギーニ：犯罪だ。
フリーチ：正しき裁きを受けるためにここに姿を現しなさい。
ギーニ：現しなさい。
フリーチ：さもなくば………。
ギーニ：なくば！
サシャ：たいまつメラメラー。
フリーチ：違う違う。このスイカ割りの棒で………。
リスティル：まっぷたつ………。
フリーチ：貴殿の作品全てを処分する！ と脅す。
カイエン：聞き耳を立てる。
ＧＭ：聞き耳、それは知覚ロール。
フリーチ：じゃあ、俺もやろう。
サシャ：聞き耳持っています。
カイエン：持ってます。
フリーチ：ああ、持ってるんだ。
ＧＭ：つづらの中からガタガタと歯をうち鳴らす音が。
サシャ：何番目のつづらですか。
ＧＭ：２番目。
フリーチ：開けてみよう。
リスティル：ダメだよ。そう言うのは。
カイエン：どこに隠れたんだろうな。
サシャ：一度蹴っ飛ばす。
リスティル：どこのつづらだろうなー。あれ、ここにもいませんね。
カイエン：こっちのつづらかな。あれ、いないな。
リスティル：………となると後は………。
ギーニ：他のつづらの中に何か入ってないの。
ＧＭ：入ってるでしょう。
フリーチ：それを探す。
リスティル：これ、あなたのじゃないのとか言いながら。
ギーニ：刀で………。
フリーチ：いやいや、そんなことはしない。してもしょうがない。
リスティル：残る箱ね、ここにいなかったらどうなるかしら。
サシャ：あたし疲れちゃった。ボン。
フリーチ：座るのか、その上に。
リスティル：あ、ダメよ、今からそこ調べるんだから。
サシャ：もう、ちょっと休ませてよ。お願いだから。あ、あんたも一緒に座らない。
リスティル：いいわよ。
フリーチ：ところで、宝石とか見つからないの。
ＧＭ：あるよ。
フリーチ：それは良かった。
リスティル：やっまわけっ、やっまわけっ。
ＧＭ：何だったら貧乏に転落させてあげてもいいけど。
フリーチ：やめてくれ。山分けとか、その話は後にしよう。
サシャ：じゃあ、これは。
フリーチ：つづらの上に座って脅してるんだって。
ＧＭ：下からの怯えがブルブルと感じられるけど。
サシャ：更に、ドンと武器をおいて、はあ、本当に疲れたと言っている。
フリーチ：まあ、その辺にしておけ。
サシャ：はいはい。カタン。
リスティル：ああ、見つけちゃったわ。さあ、出していただきましょうか。
ＧＭ：ごめんなさいごめんなさい。
リスティル：さあ、出していただきましょうか。スイカ代。
フリーチ：両脇を抱えて引っぱり出す。
カイエン：ずるずる。
ＧＭ：わ、私は………。私は………。
カイエン：寂しかったの。
ＧＭ：生命創造の実験を行っていたのです………。
フリーチ：ほう、こんな所で。
サシャ：では何でスイカなんて。
ＧＭ：私が調べたところには、切って赤い汁の出る物が必要だったのです………。しかし、私、血を見るのが苦手で………。だから代わりにスイカを………。
フリーチ：はぁぁ………。今度からは金を払って買いなさい。
カイエン：そうだったのか………。
フリーチ：うわー。何を納得してる。そこ。
カイエン：そう言うことだったのか。
フリーチ：そういう事情があるとも知らず。
カイエン：私は利用されていたという事か。
リスティル：それだったら、あの村に行ってそう言うことを伝えればいいのに。
ＧＭ：ごめんなさい、もう、しません。
ギーニ：じゃあ、今まで取った分のスイカの代金とかないの。
サシャ：後、迷惑料。
フリーチ：代金は払っていただかなければいけませんね。
ＧＭ：払います。払います。
サシャ：迷惑料も追加しておいてね。
フリーチ：かなり迷惑はしているんだが。
カイエン：私は利用されていたのか………。
フリーチ：違うー。何であんたが………。
サシャ：まだ勘違いしている。
カイエン：ちなみに一つ聞くことがある。
ＧＭ：な、何ですか。
カイエン：この島は巨大なスイカなのでは………。
ＧＭ：私が調べたところではただ普通の島だと思いますけど。
リスティル：もっと探せば良かったか。
カイエン：なるほど。島の主にまでその姿を隠すとはやるな。
サシャ：まだ勘違いしてる。
フリーチ：スイカ………。
リスティル：それより、その能力を、その力を利用して、何とかならないの。
フリーチ：そうだよ、あんた、そんな技術があるのなら、他の場所で何とかできないのか。
リスティル：例えばねえ。その力を使って。
フリーチ：カント寺院だったか、魔術師の組織があるのだろう。
リスティル：村にそれでね。スイカに踊らせれば名産品として。
カイエン：踊るスイカ。
フリーチ：名産品として。
ギーニ：スイカの名産地ー♪
リスティル：名物としてはいくらでも練習できるかもしれませんが。
ＧＭ：村の人達に取りなしていただけませんか。
リスティル＆カイエン：それは勿論。
リスティル：それは勿論いたしますわ。
サシャ：紹介料は頂くけど。
カイエン：言うと思った。
フリーチ：都合のいい奴だな。棒でぽこっと叩く。
ＧＭ：にゅー、ごめんなさいごめんなさい。
フリーチ：とにかく、一緒に来て貰おうか。
カイエン：行こう行こう。
サシャ：あ、定員オーバーだ。だから、船縁につなぐとか。
フリーチ：そこまではしなくても。
サシャ：本当に。
カイエン：捕まって。
リスティル：あなた、そこまでやる事ないでしょう。
フリーチ：まあ、それは気分がいいからいいや。
サシャ：本当に捕まらせていいですか。
ギーニ：こらこら。で、戻って話しましょう。
フリーチ：じゃあ戻ってまずはオーエンさんの家に寄って。
ＧＭ：お、お前はという会話が飛び交っている。
カイエン：知り合いなのですか。
フリーチ：知り合い？
ＧＭ：オーエンさんの話によると、この魔法使いはこの村の出身で、街では魔法の勉強していたんだけど、成績が悪くて村に帰ってきたんですね。
カイエン：で、いたたまれなくなってあんな所に。
ＧＭ：で、こっちの方も帰ってきているというのは知らなかったから。
フリーチ：ほう、街で殊勝に勉強していると思っていた。あんな所で変な実験をしていたと。
カイエン：お仕置きですか。
フリーチ：ああ、そこまでは。
サシャ：きらーん。
ＧＭ：でも、彼のスイカの技術も何かの名物になるかもしれませんから。
リスティル：名物スイカ踊りとして。
カイエン：ほら。
ギーニ：スイカの名産地ー♪
フリーチ：私はノーコメントだ。
カイエン：するのか。
フリーチ：あのスイカには色々と嫌な思い出が。
ＧＭ：わかりました、では、これが報酬ですと言って、金貨を君達に支払ってくれます。で、あとはこれはお礼ですと言って、手に持てないくらいのいっぱいのスイカを君達に持たせてくれます。一人が持てると思った数だけ持ってもいいです。
ギーニ：じゃあ、１金貨貰うけど………。頭で割るから。
サシャ：スイカを売りたいんですけど、いくらで売れます。
フリーチ：ここでは売れないんじゃないのか。
リスティル：スイカの従者貰おうかな。
フリーチ：長持ちするのか。
ＧＭ：いや、あんまり………。
フリーチ：やっぱり………。
ＧＭ：あ、ちゃんと名棒スイカ割りの棒は返してね。
ギーニ：持って言っちゃいけないの。
ＧＭ：村の宝だから。家宝だろう。
ギーニ：何だ、それだったら毎回名棒出せたのに。
サシャ：スイカ割りの名人とか………。
ＧＭ：と言う事で終わりです。お疲れさまでした。
一同：お疲れさまでした。
FIN